2020年とRTAinJapan。
初めまして。らー油まんです。
RTAinJapanでJumpKing All Mapsを走ってから執筆時点で既に3時間以上は経っていますが、余韻が抜けず文章苦手マン特有のまとまらない構成になるかもしれませんが、温かい目で読んで頂けると幸いです。
今年は、1年以上していなかったTwitchでの配信を再開した年でもありました。特に理由は無く単純にモチベーションの問題でしたが、今年頭に新型コロナウイルス対策の自粛期間が生まれたことでとんでもなく暇になってしまったのでせっかくだし、ということで配信を再開しました。
内容は多分だらだらゲームを垂れ流すだけだったと思います。需要0。
そんなこんなで迎えた4月、Twitchストリーマーバトルにてとあるゲームに出会います...
JumpKingとの出会い
4月に行われたTwitchストリーマーバトル、日本のTwitchパートナーが大勢参加し、一つのゲームで争うイベントです。現在も定期的に開催されているこのイベントですが、私は好きなストリーマーさんが参加するとのことで大会を見ることにしました。
来る開催前、TwitchJPから発表された大会採用タイトルは・・・
そうです、JumpKingでした。
購入→RTAを始めるまで
大会を観戦した後、ストリーマーさん達がやっているのを見てJumpKingを購入しました。今思えば運命の出会いでしたね。
といってもJumpKingを購入してすぐに配信した訳ではなく、しばらく遊んでから「縛りプレイ」の様子を配信していました。その後何度も同じステージを周回している内にクリアタイムが縮まっていることに気づき、「RTA」というプレイスタイルに出会います。...と言ってもそれまでRTAを知らなかったわけではないのですが、如何せんRTA走者の方って何か雲の上の存在というイメージがありまして。それでもJumpKingをプレイしたり、SRCに記録申請をしたりしていると段々と自分がRTAをやっている、と実感が湧いてきました。
初めてのRTA大会
JumpKingをやっている方の配信を漂流していると、とある配信者さんの所で「JumpKingのレースをやってみよう」という話が出ていました。オフラインゲーであるJumpKing、誰かと競ってみるのは楽しいかもと思い私も参加を申し出ました。それがDQRTA走者twitchpopさん主催の「Jump King Race Tournament」でした。
この大会に関して色々と話したいこともありますがそこは後日語るとして。
決勝まで勝ち残ったものの3位という非常に悔しい結果で終わりました。が大会は大盛り上がりで、反響も大きなものがありました。主催のpopさん、そして大会関係者の皆様方、改めてこの場をお借りして感謝申し上げます。
大会で知り合った配信者さんからレイド(Twitchの機能で、自分の視聴者を他の配信者に乗り込ませる事が出来る)をいただいたり、大会で知り合った方も多くいて気づけば私の配信も少しづつではありますが拡大していきました。JumpKingを通して知り合った方も非常に多くいて、このゲームには本当に感謝しか無いです。
感謝してばっかだなこいつ。
RiJ応募に至るまでの紆余曲折
実はRTAinJapanの参加は夏のRTAinJapanOnlineへの応募が始まった時点で考えてはいました。ただその時は現在走っているような中距離のカテゴリも、自分のプレイに関する自信もあまり無かったので、応募は見送りました。
しばらくして、「1面~3面を走るカテゴリーがあったら面白いんじゃないか?」と考えるようになりました。どうやらJumpKingRTAを走る人は同じことを考えていたようで、カテゴリーこそ存在していないものの既に1~3面を通して走っている人が数名おられました。そこで私は、SRCでJumpKingのリーダーボード(ランキング)を管理しているモデレーターの方に新規カテゴリー追加の要望を伝えてみました。
翌日、SRCを見るとそこには「All Maps」というカテゴリーが追加されていました。正直信じられませんでした。
色々あってすぐには走れなかったのですが、今回RiJでも解説を努めていただきましたレツさんは私より先に記録を出していたと思います。そんなAll Mapsカテゴリーを走っていると、今回のRTAinJapanの応募が始まりました。
「ここだ。」そう思った私は勇気を振り絞りJumpKingのAll Mapsで応募をしました。
当選と緊張
ある日友達と通話をしながらゲームをしていると、RTAinJapanのツイート通知が。見てみると「採用ゲーム一覧を発表しました。」とのことで、下にはリンクが貼ってありました。
いざクリックすると・・・
サーバーが落ちてました。今回のRiJは応募件数が500弱、過去最大とのことだったので、注目度も高かったみたいですね。
時間を空けてからもう一度リンクをクリックすると、今度はしっかり閲覧できました。色々なゲームに「当選」「落選」、と表示されており非常に緊張しながらマウスを動かしたのを覚えています。
いよいよ、JumpKingが表示されるとそこには「当選」の文字が。
狂喜乱舞しました。 しかしそれと同時に既に緊張が高まっていました。
RiJ自体は前から見ていたので、あの舞台に自分が立つと思うともちろん不安もありました。でも、せっかく過去最多の応募から選んでいただいたからには必ず成功させようと自身を奮い立たせます。
私はアホなので、最初こそ「俺が走って解説もやるか・・・」と思っていました。アホだね。しかし上記のような旨をツイートすると、即座に色んな方向から「解説は呼べ」という矢が飛んできたので、全て体で受けとめた結果解説の方を呼ぶことにしました。「解説を呼ぼう」、そう思った時には既に頭には今回解説していただいたレツさんが浮かんでいたので足早にDMで連絡しました。
快諾していただけました。私が最も刺激を受けたJumpKingプレイヤーの方に解説していただけるとはなんて幸せ者なんだ、なんて思いながら練習をする日々を過ごしていました。
本番2週間前くらいでしょうか、ようやくレツさんに解説用の資料を渡しました。遅すぎ。
しかも内容は解説していただきたいポイントだけを雑多にまとめたもので、最終的に出来上がった台本とは全くもってかけ離れていました。
そこからレツさんと打ち合わせやリハーサルを繰り返すにつれてどんどんと内容が膨らんできました。というよりレツさんが内容を付け加えてくださいました。本当にありがとうございます。
ちなみにせっかくなので初期段階の資料を公開しておきます
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1rCuISXk9Y1_sRqsshqYI93mAs3nPg8Ome44ywEmr46s/edit?usp=sharing
本番に向けた練習をしている時に世界記録を更新したりもしましたし、やっていく内にかなり自信もついていたかなと思います。
RiJ当日
配信では何度か言ったのですが、実は前日は1日中予定がありまして少しも練習出来ませんでした。かなりの不安要素でしたが、簡単に断れる用事でも無かったのでしょうがないね。帰りの電車ではイメトレしてましたが、多分傍から見たら「目をつぶって親指を動かしている人」だったと思います。
あの時私を見ていた人がいましたらそういう事なので何卒よろしくお願いします。
当日朝は9時くらいに起床しました。前日夜からRiJ自体がかなり押していたので、「予定よりは多めに練習出来るかな」と思っていました。実際その通りで、かなり巻きで進んではいたようですが結局私の出番自体は1時間以上押していたのかな?お昼ご飯を食べてから最後の練習配信を始め、出番の30分ほど前に配信を終えて準備する予定でしたが結局配信を終える頃にはJumpKingの前であるゴエモン3(タイトル省略)が終わりかけで、出番も近かったので、RiJのチャンネルにレイドして配信を終えました。この時点で心拍数が130付近でして、控室では運営の方に終始笑われていました。私も一緒に笑っていたんですけど、心臓だけは落ち着かなかったなぁ。
プレイ中はRiJのチャット欄を閉じてJumpKingの画面だけを見ていようと決めていたのですが、せっかくなので少し覗いていました。いつも配信に来てくださっている方の名前もちらほら見つけることが出来て、涙腺が刺激されました。コノヤロウ。アーカイブで見ていただくとおわかりいただけると思いますが、心拍数は開始前の時点で既に148を記録していました。死ぬんか。ただ入念に行ったリハーサルと同じように進行出来たので、始まってからは心拍数が落ち着いていました。(ただし常時3桁だったと思います)
多分JumpKingって精神安定剤なのかな。
途中何度かミスったり、いつもミスらないようなところでミスった場面はありましたが、猶予2Fジャンプ→猶予1Fショートカットの大技を決めれたのは本当に良かったです。思わず笑みがこぼれましたね(心拍数130)。
全体を通してみるとリハーサルに近い走りどころか、直前の練習より早いタイムで完走できました。何より楽しかったのが一番。
走り終えた後、しばらくTwitterで皆様からいただいたフォローやリプライの対応をしていながら、終始「楽しかった」と思っていたし口にも出ました。
それほどまでに達成感を感じることのできるRiJは凄いですね。また出たいです。
今年1年は本当に濃い1年を過ごせたなと思っております。それもこれも色々な場面で助けていただいたり応援してくださった皆様方のおかげです。
改めてになりますが皆様本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。
今回RiJに出た事やJumpKingRTAで多くの方に注目していただいたのは一つの転機と言えると思います。これからももっとRTAを楽しんでいただけるように、そしてJumpKingのプレイヤーが増えるように活動していけたらなと思います。
らー油まん
P.S. 2021年もラー油は食べないつもりですので、もし食べたくなるくらい美味しいおすすめの食べ合わせがあったら教えてください。
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