アニメ「サマータイムレンダ」
先日観終わったアニメ「サマータイムレンダ」がとても良かったので、記しておく。
昨年、アニメ放送が始まって話題になった時に原作漫画のほうは読んだ。面白かったのでアニメもそのうち配信で観ようと思ってた。
Netflixでも観られるようになったので、春から朝の通勤のお供に。
もともと原作が凝った設定で、ストーリー展開も意外性があって秀作だったけれども、これはアニメが原作の魅力をより良く演出している好例だと思いました。最終話は自分史上ベスト10に入るぐらい感動的だった。
キャラも背景も作画が綺麗。アクションシーンも映える。
声優さんたちの声がキャラのイメージにとてもハマっている。
網代慎平役の花江夏樹さんは、声ももちろん良いのだけど、重要な台詞に重みやエモさをつける緩急が上手い。
しかし驚いたのは小舟潮の声を演じている永瀬アンナさんだ。
2005年生まれの18歳。アニメ放送時まだ17歳?
声かわいいし、潮の性格、瞬間瞬間の情緒をすごく上手に演じていて、永瀬さんの潮でなければここまでの感動はなかったかもしれない。
キリがないのでひとりひとりは書かないけれど、他のキャラもみんなイキイキしてた。
和歌山弁も漫画だと飲み込みづらかったけど、声にすると温かみがあった。
難解な設定も、動きのあるアニメと口頭説明を合わせてくれると、少しわかりやすくなる。(でも難しい)
タイムリープ&サスペンスもので、7月22日から7月24日を何度もループし、
7月24日に起こる惨劇を何とか回避しようと、慎平や潮たちが頑張るお話。
アニメではテンポ演出や効果音も入るので、サスペンスの怖さが増してた。
リアル7月24日までに観終わるよう、ペースを調整して観てきました。
最終話を観たのは7月23日だった。
朝の通勤電車ではなく、家でじっくり落ち着いて観た。
リアル日付に合わせて最終話を観ることができて、感慨もひとしお(Т^Т)
2023年の暑い夏とともに記憶に残る作品になった。
舞台のモデルになった和歌山の友ヶ島に、聖地巡礼しに行きたい気分です。
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