『戦場のメリークリスマス』を読んで感じたことを書いてみた

●ふとしたきっかけでイタリア語を習っています。
もうすぐ7年目だろうか。
指標がほしいので定期的に検定試験を受けています。
日常生活ではイタリア語を使う機会が少ないので、
作文対策の一環として、時々イタリア語で日記的なものを
書いています。

最初の頃は日本語経由で表現したいことを頭の中に準備し
イタリア語で文章を考えていましたが、
今は逆の順番というかイタリア語でダイレクトに
表現することに努めています。

もちろん間違っている箇所もあると思いますが、記録として
noteに残してみようと思います。
私はインスタのアカウントを持っていて、時々そちらに投稿
していましたが、インスタは画像もつけなければいけないのが
少し苦痛でした。今回noteいいなと思ったのは画像なくても
大丈夫なところです。
先に投稿した覚書とは少しことなっているかもしれないですが
『一発どり』的な雰囲気で書いています。

もしイタリア語の文章でご指摘やアドバイスがあれば
コメントいただけると幸いです。



Negli ultimi giorni leggevo un romanzo che riguardava della guerra
;da questo romanzo e' stato tratto un film che si intitolato
"Merry Christmas, Mr. Lawrence” ,in Italia si chiamava "Furyo".(俘虜)

Fino ad oggi ,avevo poco occasione d'imparare delle vere storie della guerra mondiale seconda come ho ascoltato dagli anziani che avevano fatto delle brutte esperienze.

Nel romanzo ho trovato tanti scambi mentali e delusioni.

Anche se provo di descrivereci almeno in giapponese,
non sono riuscita perche' mi rende tante cose da pensare.

Ora solo direi che se voglio sapere qualcosa approfondita di più'
una chiave e' trovata e posso aprire la porta :

L'anno prossimo farei un viaggio a Nagasaki e
visiterei al posto dove e' memorabile di bomb.

**
最近は、インターネットの予約システムを利用しているため、図書館で本を借りるときは、これを借りよう、というお目当ての本が決まっている場合がほとんどである。

しかしながら今回ふと、国立競技場の環境問題に関して、坂本龍一さんが亡くなる前に発したメッセージのその後がどうなったのかなあ‥とネットサーフィンをしていて、改めて坂本龍一さんについて、ウィキペディアを読み、この本を借りようと思った。
(私にとっては、学生時代、電車の車内釣りで見かけたゴシップ雑誌のネタくらいのことしか知らなかった)

2023年春に、映画はレストア上映をしていたようで、原作本はすでに絶版とのこと。幸運にも地域の図書館には閉架図書として見つかった。

原作を読む前に、予めいくつかのブログや映画感想サイトを覗いておいた。

原作はまず、日本語の訳文がとても美しかった。
またストーリーのほぼ大半が主人公の内面を描いていたので、
ページを行きつ戻りつしてかなり読むのに時間がかかってしまった。

●いろんな解釈ができると思うんですけど‥

たとえ外国語が堪能だったとしても、外国人のメンタリティは完全にはわかり得ないので、相互理解は完璧にはなしえない、それを踏まえてでも
(同国人のコミュニケーションだって然り)

 わかり合おうとする努力は失わないほうがいいし、可能であれば自分の意思表示はノンバーバルな部分も合わせておこなったほうがよいだろう

また、西洋人からみた日本人の戦時中の蛮行。
これは私はほぼ目にする機会がなかったので、ビジュアルがなくても衝撃でしかない。(言うまでもなく、アジア諸国でも行っているし)

私は戦争体験の話を聞く機会がないまま、今に至っている。
今この本を手にして、少しでも戦争のことを知ることができたのは
良い機会だと思っている。

来年は長崎に行ってみたいと少し前から考えていたので、平和記念公園も
ぜひ訪れたい。

●映画ではセリアズ:デヴィット・ボウイの面差し(金髪碧眼)と、
ヨノイ:坂本龍一のメイクからなんとなく、過度に男性同士の心的感情の
交流を読み解こうとしがちだけど、それだけじゃないように思う。

セリアズが自分の弟に対してやってしまったことはもしかしたら多くの人が過去に似たような経験をしたかもしれないし、後悔しながらずっと生きてきたのだろうと思うといたたまれない。

幸いにも私は学校でいじめを受けたことはないけれど、セリアズの弟に対するエピソードが意外にもひっかかているので、
対人関係が苦手だよっていう私自身の潜在意識の発露なのかもしれない。

人と人が出会うと、良いことばかりではないし、お互いにいろんな感情が
生まれる。
なるべくなら気持ちの行き違いはうまれないほうがいい。
 
昨今は特に
『他人に不快な気持ちをさせるもの』は敬遠されがちなので
本音を話すことを躊躇するときもある。
特に日本人同士だと、空気をよむ、
同調圧力に従うような雰囲気が発動されることもあるから。

でも、あまりビビらずに、上手にコミュニケーションを
取れたらいいなあと感じる。

戦争の話からだいぶズレてしまったけれど、意外なことが印象に残ったので乱文すぎるけれど、忘れないうちに書いてみた。

また何年か経って、この本を読み返すことがあったら、違う印象を持つかもしれない。

#イタリア語で日記

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