【読書覚書】こころをそのまま感じられたら

今年に入ってからだと思うが、ツイッター上でたまたま目にした
いとうせいこうさんと秋吉健太さんとのオンライン上のトークスペース
“心場所”に参加している。
いとうさんと星野さんの関係は、患者と主治医なのだが、なにか困ったときに安心して話をじっくりと聞いてくれる人や場所を持っている人はとても少ないと思い、いつもああ羨ましい‥と思って参加している。

私が知っているのはオンラインで見かける星野さんなので、普段の医師としての面やそれ以外パーソナルな割合が多い自分はどんな感じなのかと興味があった。医師として当直もされているようだし、人として悩んだりもされているようでそんなことが比較的トーンが落ち着いた文章で語られている。

2章の後半に収録されているいくつかのエピソードがなんとも言えない。
うまくいえないけれど、私を引き付けている。
対等であること・じぶんごとのように考える姿勢・何者かになりたい自分などなど‥。

年齢に関係なく、なにか些細な出来事があるといろいろ考えてしまう。多分今の自分の生活を振り返ってもちょっと心にひっかかることがあるので
それをなんとかできないだろうか?と悩んでいる結果、上記のエピソードが
響いているのだろうと思う。

こころってレントゲンにも見えないし、どちらかというと脳につながっているイメージを最近もつようになったけれど、(脳科学という単語が身近になったから)やはり心臓のあたりにあるようなモノだと思うし、それが自分自身なんだろうなと思う。
本当の自分は時々、攻撃的になったり、さみしくなったり本人自身も持て余してしまうことがあるが、ここ最近でわかったのは
そういう気持ちを見てみないふりをすると良くないということ。
つらいけれど、今のところはそれが一番の方法であるような気がする。
こころをそのまま感じる とときには辛かったり悲しかったり、でも
同様に混じり気なしの喜びや嬉しさも感じられるだろう!!

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