11: 今世くらい。
アロマの理解を深めるのに、
アストロロジーとマルセイユタロット学んだ。
カバラも。音叉も。
その学びの中で伝統的に続いているものは、
その伝統的な型のエネルギーによって、
それを扱う者が守られる。
そんなような言葉を昔聞いた。
何かを学ぶ時、
早合点でわかったつもりになって、
ついついはみ出たり、
自分に都合のいい理解や解釈をしてしまうことがある。
少しハミ出す。
その小さなずれから、気づかぬうちに、
どんどん本質から離れて行ってしまうというのはあるあるだ。
伝統に沿って学びを深めていくと、
その伝統の型のエネルギーに守ってもらうことが出来る。
つまり、いつ、自分がはみ出たのか。
いつ本質よりもエゴを優先してしまったのか、
はみ出しポイントを見つけることができる。
流れに沿ってというのは、
時に辛気臭く、根気が必要で、
泥臭く、地味で、
進んでるのかどうかさえ、わからなくなるときがある。
そういう疑念が生まれる時、
必ず、甘い誘惑がやってくる。
でも、そこで安直な、甘い誘惑に負けると、あとで頭を打つ。
何度、頭を打っただろうか。。
不自由に感じたり、無駄に思えることは、
だいたい後々になって、
あれはこれを守るために、
防ぐためにあったのだなぁ。
と自分の理解が追いつく。
身を以て知る。
一番の学びだ。
曲げることなく、
なくなることなく、
廃れることなく、
いつの時代も誰かに守られ、
伝承されてきたものの意味を理解する時。
これが伝統の為せることなんだ、と感服する。
私は魂を磨くために、
錬金術的にエッセンシャルオイルを使うことを受け継いだ。
だから、コツコツとその受け継いだものを
手渡すということをしているのだけど、
これは生涯を通してやっていくことなんだろうと思う。
私は師からとても純度高く、その叡智を手渡して頂いた。
だからこそ、実直に、
受け継いだものの純度を下げずに、
エゴを入れずに、
同じ純度で手渡していきたい。
これは相当な修行だけれど、
私はこの気持ちををずっと、ずっと、
自分の中に持っている。
錬金術というのは、
鉛を金に変えて物欲を満たすようなものではなく、
魂を神のような純度に高める試みのこと。
そう、私はずっと試みを続けている。
あーでもなかった。
こうでもなかったって頭を何度も打ちながら、
自分のエゴにもまんまとハマり、
コケたり凹んだりしながら、
その試みを続けている。
「今世くらい、そういう風に生きても良いんじゃない?」
という師の言葉がきっかけで、
そうか、そういう風に生きてみようかな、決めたれど、
どうだろう。この試み。
今世で初めて始めたわけじゃなさそうだ。と思うわけで。
この泥臭さ知ってるわ〜となることの多さよ。
私は泥臭い。
だからこそ、純度を求めるのかもしれない。
施術もそうだな。
純度と精度を求めている。
磨き上げる。
洗練させていく。
研ぎ澄ましていく。
そうして、本当の調和へ。
そういうことが
私は好きなんだろうと思う。
昨日よりも今日の透明感が増すように。
そんなことを心のどこかで願い、祈って、
手足を動かしている。
今日も恙無く1日を終えていける。
美しい光をセッションで見た。
明日も美しい光を見たい。
できれば、明後日も、明々後日も。。
*
愛深く、ピュアに。
あなたが目覚めるアロマテラピー
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By Holistic Salon scintiller
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