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錬金術的に香りと仲良くなる方法

アロマを教えていると
「香りと仲良くなりたい。」とおっしゃる方に出会う。


もちろん、私も香りと仲良くなりたい人間で、
仲良くすることが好きだ。


香りの楽しみ方というのはたくさんあるのだけど、
錬金術的に、ということで言うと、
「香りの向こうを感じる」ように意識を向けることが、
一番、香りと仲良くなれるんじゃないかと私は思っている。



なんの匂いがするか。
どんな匂いがするか。
何が入っているか。


を分析して楽しむことも香りを楽しむ方法の1つだけれど、
「香りと仲良くなる」なら、
何が入ってるかやどんな匂いがするか。という分析より、
その香りを吸い込んだら、自分の体の中、心の中、
体を包んでいるエネルギーはどんな感覚を得たのか。


そこに目や意識を向けた方が
「香りと仲良くなれる」気が私はする。


分析は、相手を知ること。
でも、仲良くなることは双方向の関係。


だから、香りを取り込んだらどんな気持ちや感覚がやってきて、
それを香りにどんな言葉で伝えたくなったのか。


そんな感覚の目には見えないやり取りが関係を結んでくれ、
信頼関係が結ばれていく気がしている。


香りは生き物。


そう捉えるとこの双方向の交流は難易度が下がる。


香りの向こう側にあるものを感じる。
これは、ライトランゲージ、
いわゆる宇宙語を理解するときの感覚と似ている。


音が放つ光線の向こうにある言語を掴む感覚。
それと香りと仲良くなる感覚は、非常に似ている。


この表現は、ライトランゲージ?
なんやそりゃという人には、
全く伝わらないのはわかっているのだけど、
けど、感覚の捉え方としては、やっぱり似ていると思う。


もう少し、一般的な感覚で言うならば、
言葉の背後にある本当の感情の質感を感じる。


この言葉は、本当は、
こんな気持ちをカモフラージュしているんだろうな。


軽快な言葉に聞こえるけど、
本当は苦渋がそこにはあるのだろうなぁ。と
感じるもの。


本当はどうなのかなぁ。と
相手を思いやるときの耳を傾ける感覚と似ている。


香りと仲良くなるには、
鼻も使うけど、耳も使うのだと思う。


香りの放つ、音のない言葉を聞き取るために、
香りを吸い込む時には、落ち着いた環境が必要なのだと思う。



静かに、穏やかに、香りを吸い込む。
そんな時間を持つ。
そんなことがやっぱり好きで、必要で、楽しいのだ。


<錬金術的香り遊び note>
香りを吸い込んだら、
体のどこにどんな風に香りが広がっていくのかを観察する。
香りごとに感覚は違うはず。


上にいく。下にいく。
ふわっと広がる。
どしんと根付く。


すんなり入る香り。
どこかで止まってしまう香り。


いろんな感覚自分で感じること。
そこから香り遊びを始めてもいいんじゃないかな。


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