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*** 月を自転車のカゴにのせて走る 少年マーニ 太陽をのせた少女 ソルがやってくると マーニは少しお休み ある日、月が言います 「・・・太陽をとって 一緒にお空にいると とっても まぶしいから・・・」 マーニは月に「だめだよ」と。 「太陽をとったら 君がいなくなっちゃうから」 「夜道を歩く人が迷っちゃうから」 「大切なのは 君が照らされていて 君が照らしている ということなんだよ」 それからずっと いまでも 月とマーニは 夜空を渡っています・・・