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22時のアロマなコラム「Aroma Journey」

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2019年2月5日立春からほぼ毎日22時に配信していたアロマなコラム プラットフォームのサービス停止に伴いnoteに移設中です。 全379記事を毎日複数UPしています。
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#Aromajourney

13:チューニング

「幸せになりたい。」って、 とても漠然としている。 幸せになりたいと思うと、 「どうやって?」「どうやったら?」が出てきて、 焦ったり、悩んだりする。 なりたい。じゃなく、 今、ここで味わう。 そこにチューニングできるとハッピーよね。 とお客様とお話していても思う。 でも、こういうことを言うと、 「マインドフルネスに」ってことですよね。 と聞かれたりする。 うん。 最終的には、結果的には、 そういうことだろうけど、 まんまるのフルを目指さなくてもいいと思うの。 ちょっ

12: 抵抗と幸福の間

出張のためのパッキングをしないといけないというのに、 モヤモヤと晴れないことがあったので、タロットを引くことに。 「永らくぶりじゃった。」と声をかけ、 テーブルに布をひき、タロットを曼荼羅に並べる。 そして、カードを展開していって、 出てきたタロットの並びを見て涙が出た。 「そうなんですよ。」と 「やっぱりそうなのね。」と 「そうですよね。」と 「ありがとう。」とか、 ぶわ〜と湧いてきて、涙が出た。 一人サロンでタロット見ながら泣く。 怪しいことを極まりなし。 けど

07: すべて巧くいく。

先日インフルになって、 これでもかと気持ちが滅入っていろんな恐れが湧いてきた。 それで、 「ここからどうやって、通常のテンションに戻るんだっけ?」 「今の私に足りてないものってなんだ?」と問うた。  そしたら、出てきたのはこれだった。  「すべて巧くいく。巧くいってる。」 って信じる気持ち。  宇宙のバイオリズムは、 巧妙かつ、精妙、かつダイナミックで、絶妙にできている。  本来、当たり前に乗っているそこから、 自分が離れてしまっていたんだと。 肉体が弱って、 そ

06: 絶妙なところ。

そうでもあるし。 こうでもある。 その間の絶妙なところ。   相反するものが絶妙に均衡を保つ場所。 そこに惹かれる。  心もそうだ。 こうでもあるし、そうでもある。  シーソーみたいにぎっこんばんっこんしながら、 ちょうど良いところを見つけてバランスする。  そういう状態を いつも、どこか、探して居る気がする。  そうやってバランスした凪の状態  刹那でありながら、永遠を感じる。 その瞬間に、 私はいつも恋しているのかもしれない。  この瞬間が永遠に続けばとい

05: アンチ・アロマテラピーだった過去

これを言うと、ものすごく驚かれるのですが、 私は、その昔、アンチアロマテラピーでした。  その当時の私にとってアロマテラピーは、 セラピストとして欲しい結果が速やかに得られるものではない。と感じていたから。 けれども、Young Living社のエッセンシャルオイルを手にした時に、 「これは今まで知っていたエッセンシャルオイルとは、全くの別次元のものだな。」と一瞬で悟った。  衝撃!  一撃を受けて、それからわたしは、「どういうことよ?その辺のアロマと何が違うのか。」と

04: その日の匂い

自宅からサロンまで徒歩で10分くらい。 その日の匂いを吸い込むように息をしながら歩く。  鼻に空気を通す。毎日のルーティン。 あぁ、この空気の匂いを知ってる。  あの国の朝の質感と一緒だ、とか。 冬から春へ変わる時の匂いだとか、 そうやって「今」を感じて 今日ここにいる自分にチューニングする。   香りと記憶 時に、切なく。 胸がキュッとすることもある。  でも、それでも、 そういう感触や感覚を愛しいと思うのです。  香りはどこにでもある。 アロマがそこになくても

03: 後悔って本当?

もし、あのとき、あの年齢の時に、 これができていたらなぁ… あの時、こうしていたら… 今頃きっと… そんな気持ちが湧いてきて、 それにとらわれてしまうような時があるけど、 その後悔や後悔に似たものって本当なんだろうか。 なんか、後悔じゃなくて、 「たら」「れば」の希望であって、 どこか後悔としての現実味が、イマイチない気がする。 もし仮に、あれや、これや、をできる知識やチャンスがあったとして、 それをやる勇気がその時の自分にあったか、は甚だ謎だ。 今の私だから、 その

02: 生命の姿勢 /2019.2.6

エッセンシャルオイルを使っていて彼らから教えてもらっているのは、 「生命のとしての姿勢」なんじゃないかと思う。 香りを聞いて、感じることはたくさんあるけど、 突き詰めると彼らに聞かれているのは、 「それであなたはどういう姿勢を貫きたいの?」 ということに尽きるんじゃないかと。 建前とか現実的なことがとかいうんじゃなくて、 「一つの魂としてどういう姿勢で生きたいの?」って。 そこには正解なんてなくて、 あなたが「選びたい姿はなに?」と 話を聞いてくれているような気がする。

01:立春大吉と新月とアロマ /2019.2.5

カーネリアンの香りにときめいた。 古代エジプトではカーネリアンは「幸運の呼ぶ石」として身につけられていたらしい。戦士が戦場へと赴く時には、「勇気と勝利のお守り」として身につけられていたとも。また、イスラムでは、「悟りの石」とも言われていたそうだ。 ちょうど、節分の日に、「バケーションが終わった。」と実感した。 というのも、この二年と少し、私は働くという動きを極々最小限にして過ごしていた。 23歳で開業しアラフォーになり、ふと自分にとって一番心地よい暮らしのバランスは何だろ