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『朱雨の花』歌詞解釈

『朱雨の花』
(りえたく2ndミニアルバム「二時間目」収録曲)

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お久しぶりの歌詞解釈でございます !

歌詞解釈再開1発目は梅雨明けにふさわしいこの曲、
『朱雨の花』です (*^^*)

国語好きの私は、りえたくの曲の歌詞解釈をする時、
その曲を文芸ジャンルに例えたら何だろう?と考えます。
そして、その曲の世界観や特徴を表すベストな解釈の書き方を考えます。
(そのため曲によって解釈の書き方が異なります)

『朱雨の花』は…日記みたいだな、と感じます。

切ない心の機微を描く素敵な曲です (≧ᴗ≦) ♪


※あくまで私見による解釈であり、作詞した りえいくん本人が意図する解釈とは異なっている点もあるでしょうし、解釈の仕方は人それぞれ自由だと思います。私の歌詞解釈を読んでくださった皆さんが りえたくの音楽をより楽しめたり、皆さんと りえたくの音楽の素晴らしさを共有したりすることができたなら本望です。

※[]は歌詞からの引用を示します。



◆構成

1Aメロ→1Bメロ→1サビ→2Aメロ→2Bメロ→2サビ→Cメロ→落ちサビ→ラスサビ→3Aメロ

この曲はAメロで終わるんですよね!詳しくは後ほど…。


◆この曲のストーリー(ネタバレ注意)

最初からネタバラシするのは個人的には好まないのですが…
この前提を最初にお伝えした方が解釈を書きやすいので言っちゃいます!

あくまで、私の個人的な考え、仮説でしかありませんが…
この曲『朱雨の花』は、りえたくのデビュー曲『恋をした』の直後のことを何年か後に振り返って、当時の心情を想い起こして謳った曲なのではないでしょうか⁈


私の歌詞解釈を読んでくださったことがあるという皆さま、
『恋をした』の<僕>と<あなた>の淡く切ない恋物語を覚えていらっしゃいますでしょうか…?

『朱雨の花』の[僕]は、『恋をした』の<僕>の何年か後なんじゃないでしょうか⁈
ということはですよ、『序章と時鐘』の〔僕〕の何年か後でもあるのですよ!


『恋をした』と『序章と時鐘』のつながりについては、『序章と時鐘』の歌詞解釈をご参照ください (*ᵕᴗᵕ*)⁾⁾

なぜそう考えられるのか、そのヒントは歌詞の中にあります。
[予報][雨][傘]
絶妙な[君]と[あなた]の使い分け
そして[恋をした君]
詳しくは後述します。


『恋をした』で<あなた>に<帰り道の恋>をした<僕>
でもその恋は叶わなくて…(涙)
<僕>は<あなた>のそばにいることを諦めた。
淡い青春の想い出。

…になんて簡単にはできなくて! (> <)
そんな切ない心の叫びを謳ったのが『序章と時鐘』。
忘れたくても忘れられない、かつて恋した・今も断ち切れない〔君〕への想い。
この気持ちを〔分かってくれよ〕。そうしたら次に進めるから…。

と、私は歌詞解釈の中でこんなストーリーを想像(妄想)していた訳です。
『朱雨の花』は、『恋をした』と『序章と時鐘』の間にある「僕」の心情を、何年か経過し少し大人になった[僕]が謳っているのではないかと感じます。


冒頭でも申しました通り、今回の歌詞解釈は[僕]の日記です。
日記って、ふとした瞬間に読み返して、タイムスリップしたように、その当時の気持ちをありありと想い出す。
そういうところ、ありますよね?

『朱雨の花』はそんな曲、だと考えます。
日記を読み返した[僕]の心情を、
過去~現在、未来へと移ろいゆく[心]、
そして、いつまでも忘れない[想い]を、
よろしければ一緒に想像(妄想)してみてください ( ᵕᴗᵕ ).。oO


前置きが長くなりました m(_ _)m 
では、歌詞解釈本編へどうぞ !


◆1Aメロ

[想像した世界]では、[君]と[僕]は…。
でも現実は[何も無い未来]。
それなのにいつまでも、もう十分だ、とはならず、こんな想像をしながら[この先をやり過ごす]のだろうか…。


曲の最初と最後に登場するAメロのこの部分。
この部分が、『朱雨の花』における現在を表しているんじゃないかと思います。
この曲における現在とは、『恋をした』の何年か後です。
季節は多分、初夏。梅雨が明けようとしている頃。


[曖昧予報外れ 外は雨だ]
初夏の天気は変わりやすい。
雨が降るのか降らないのか、[曖昧な予報]。
まるで、恋が実るのか実らないのか、みたいに…。
こういう時は決まって、あの頃を想い出す。


さて、ここからは『恋をした』と『序章と時鐘』を思い出しながら解釈して参りますよ!

※『恋をした』の歌詞の引用を<>、『序章と時鐘』の歌詞の引用を〔〕で示しています。
(何か、質的研究の論文みたいになってきたぞ 笑)


ここで、[僕]は日記を読み返します。
皆さま、時計を過去に、『恋をした』の頃に巻き戻してください。


[曖昧予報外れ 外は雨だ]
<思わせぶりな表情に惑わされ>、<あなた>への恋に淡い期待を抱いた<僕>。
でも外は雨。まるで、恋の行方を暗示していたかのように…。


[大概傘もささず君の元に走った]
<雨の中二人は出会った>
<雨の中二人で笑って 愛二乗 傘なんてささずに>

<あなた>との時間は雨が降っていることが多かったな…。
<帰り道の恋>を始めた<僕>は、<あなた>に会えるのが楽しみで。
<あの場所>まで、[大概傘もささず君の元へ走った]。


〔予報次第選んでしまうのは 選ばれないことを分かってるから〕
〔今だけは消さないで その選択肢は君次第だ〕
この恋が叶わないことは何となく分かっていたけれど、天気予報に賭けてみたかった。


(」゚Д゚)」皆さま、ついてこれてますかー?

[]→『朱雨の花』
<>→『恋をした』
〔〕→『序章と時鐘』
ですよー!
色んな括弧が出てきてややこしくてすみません…(汗)

こんな感じで、今回の歌詞解釈は3曲の歌詞を行ったり来たりします。


◆1Bメロ

[このまま君と歩けるはずだったのにな]
歩けなくなった…。

こんなにも時間が経ったのに想い出してしまう[今更な僕に]、
あの時(<雨の中二人で笑って>)の[君の笑顔が問いかける]。

“まだ好きなの?”

違う!

違わない…。


◆1サビ

[生まれ変わる]ように気持ちを入れ替える!
そう決めたのに…。
[君]がいない未来が[まだ見えない]。

<あなた>との恋に[弱気だったこの心が]
[数センチの綻びから](<暗い帰り道 あなたの笑顔 隣に座る影法師 そこに僕はいない>)[離れていく この想い]

好きじゃなくなった訳じゃない。
〔スタートで挫いてしまう癖〕だ。

[出来ればそばに居たいけど]
この恋に自信がなくて、そんな状態で[君]のそばに居るのがつらくて、
[離れてしまったのは僕だ]。
[君]に恋する[この想い]を手離してしまったんだ…。

こんなに好きだったのに、好きなのに…!。
[揺るがない想いだけじゃ あなたは振り向かない]。
<遠回りの「好き」>だけじゃ、想い続けるだけじゃ、<あなた>を振り向かせられなかった。


(」゚Д゚)」皆さま、ついてこれてますかー?

1番では、現在の[僕]が『恋をした』当時の<僕>の記憶や心情を回想しているように感じます。
また、『序章と時鐘』当時の〔僕〕が『恋をした』当時の<僕>を回想しているのを、現在の[僕]が回想している場面もありそうです。
過去の自分を想い出す過去の自分を想い出す。
ややこしっ! (^^;)
(そうです、この曲は時間を掴むのがややこしく、そこに苦戦したのです)

そのきっかけは、予報外れの雨。

当時と似た状況、同じ場所に身を置いた時、心がタイムスリップする。
そんな経験、皆さんにもありませんか?
私にもあります。私は湖に行くとダメなんですよ…

1サビの[揺るがない想いだけじゃ あなたは振り向かない]がツボすぎて…(> <)♡
湖を眺めながらこの部分が頭に流れた時にゃ (´;ω;`)ブワッ(笑)
切ない片想いを想い出して、歌詞が胸に突き刺さる…

あとですね!
1サビのたっくん(りえたくのメインボーカル)の歌い方が切なくてとても素敵なのです!!

特に、
[数センチの綻びから]の[ら]
[あなたは振り向かない]の[ない]
ここの歌い方、切ない気持ちがとても感じられて…あぁ大好きっ (≧д≦)♡♡

少し脱線してしまいました…m(_ _)m
2番も もう少し、こんな感じで[僕]の記憶を辿ります。


◆2Aメロ

<それからの数日間は会えなくて ずっと土砂降りの雨だ>
[週末 予報通り 外は雨だ]
『恋をした』で五月になり会えなくなった時に過った予感。
<あなた>が帰り道を一緒に過ごす相手が他にできたのでは…?
予感は的中した…。

雨が降り[寒い朝だ][君もそう思うだろう]?
それでも、起き抜けに[朦朧]としながら考えるのは[君]のことだった。


◆2Bメロ

[恋をした君と]一緒に過ごした[あの頃には戻れない]
もう[あの頃]のように[君]に恋することはできない。

そんなことを改めて実感する[今更な僕は君の笑顔なんていらない]
[君の笑顔]が「僕」だけのものにならなくたっていい。
それでいいんだ、仕方ないんだ、と自分に言い聞かせる。


◆2サビ

[夕立切る この日暮れに]

突然の雷鳴と豪雨。
突然直面した失恋の現実と溢れ出る涙。

日暮れ、夕焼けに照らされ、激しい雨が徐々に弱まり霧雨となり、そして雨が止むように
涙も胸の痛みも徐々に弱くなっていった。

<あなた>への恋が実らず、気力を失い[弱気だったこの心が]
[いつの間にか大人になり忘れてゆくこの想い]
いつの間にか時が経ち、こんな[僕]も[大人に]なったように、
[君]に恋い焦れる[この想い]も[忘れてゆく]のだろうか…?

君への想いが溢れて[狭くなった]「僕」の心の[この檻さえ壊す勇気なんて無くて]
心の中だけに留めておけない、心の檻から溢れ出そうになる[この想い]を「僕」から[君]に伝える勇気なんて、想いを伝えて[君]との関係を[壊す勇気なんて無くて]。
「僕」の恋心だけでなく、[変われないこの距離さえも]、
[君]に近づけない、でも離れられもしない、「僕」のこの状況さえも、[あなたは気づかない]。
[あの頃]も、そして今も…。


はぁ、切ない… (ノωヾ*)ウゥッ
おっとすみません、つい心の声が!(笑)

2Aメロは『恋をした』の2Aメロ<それからの数日間は~>のことを回想しているように感じます。

2Bメロでは日記のページが少し先に進んでいるような気がしませんか?
2Bメロは『恋をした』の直後のことを回想しているような…。
<あなた>との恋を<淡い春の日々>青春の想い出にしようと、
<あなた>のことは諦めようと自分自身に言い聞かせる「僕」。
『恋をした』直後の切ない「僕」の想いを、何年か後の現在の[僕]が想い出している。
私はこんな風に解釈しました。

※『恋をした』直後の僕は「僕」と表記しています。
『恋をした』当時→<僕>
『恋をした』直後当時→「僕」
『序章と時鐘』当時→〔僕〕
『朱雨の花』現在→[僕]

ややこしっ!(*o*;)
どうか、お付き合いくださいませ… m(_ _)m


2サビも『恋をした』直後のことを回想していると考えます。

[夕立切るこの日暮れに 弱気だったこの心が]
[いつの間にか大人になり 忘れてゆくこの想い]

2サビのこの描写、和歌的な美しさが感じられて とても好きです♡
解釈も和歌を読解するように書いてみました (^^)
雷鳴と共に突然夕立がざーっと降る様子や雨が少しずつ弱まり止んでいく様子から、失恋や、失恋への悲しみ・涙の変化を連想しました。


◆Cメロ

[春が終わる頃に]初夏、梅雨の終わりに
[朱雨]朱を流したような夕焼けに照らされながら降る雨の中
[こぼれた一雫に]瞳からこぼれた一筋の涙と共に
[いつの日か晴れた夏日]いつの日か<君>と出逢って間もない4月の晴れた夏日
[そこに君がいたんだ]<あの場所>に<君>がいて、<僕>がいたんだ。
楽しかった恋の想い出が甦る。


Cメロの解釈、かなり迷いました。
[いつの日か晴れた夏日][そこに]いた[君]をどう捉えるか…。
想像した理想の世界の “君” と考えることもできそうですが、
今回は文脈から『恋をした』で<君>と楽しい時間を過ごしていた想い出を、『恋をした』直後の「僕」が回想していると考えました。


◆落ちサビ

[夏雲]が夕焼けに照らされ朱く[染まってく日暮れに]
失恋の悲しみで一杯で[弱気になるこの心が]
[時に変わり][君]との楽しい想い出が美しい[花になって]幸せも感じられるようになる。
手離してしまった[君]に恋する[この想い]を[手繰り寄せる]。
再び心に抱く。


Cメロからつながっていると考えます。
失恋の悲しみで一杯だった「僕」でしたが、[君]との想い出は悲しみだけじゃない、楽しい幸せな想い出だってあった。
それを想い出して、“あぁ、やっぱり好きだ”と痛感する。
再び[君]に恋をする。
私はこんな場面を想像しました。


楽器のボリュームがぐっと落ち、
たっくんの澄んだ切ない歌声+優しく寄り添う りえいくん(りえたくの作詞作曲その他諸々マルチにこなす)の低音のオクターブユニゾン♪♪
あぁ!落ちサビ最高!! (♡ω♡)


◆ラスサビ

ラスサビで場面が現在に戻ります。(と思います)
2サビと同じような情景に出くわす度、[僕]は[君]を想い出すのでしょう。


[夕立切る この日暮れに]
突然の雷鳴と豪雨、徐々に弱まる霧雨
雨を切るみたいに朱を流したような夕焼け
こんな日暮れには決まって、[あの頃]を想い出す。
でも今は昔とは少し違う。

昔は失恋に打ちひしがれ[弱気だったこの心が]
[いつの間にか歳を重ね]時間の経過と共に、
[あなたを溶かすように消えた]
<あなた>を<あなた>に恋する想いを、消してしまうんじゃなくて、溶かし込む、[僕]の一部として認めて[僕]の心の中に持ち続ける、そういう風に感じられた時、失恋の悲しみ・苦しみの呪縛が消えた。

[拙いこの一雫は]
不器用な[僕]の頬を伝うこの一筋の涙は
[あなたを咲かす為の雨だ]
[僕]の心の中にいる<あなた>を想い出す、<あなた>との想い出の花を[咲かす為の]少しの切なさだ。

[もう二度と][君]に恋する[この想い]が[離れないように]、[この想い]を手離してしまわないように、
手繰り寄せた[この想い]を[繋いで離さない]。

いつか[君]のことを忘れる時が来るのだろうか?
もしそうだったとしても、[その時が来る時まで]
ずっと[僕]の[そばにいてよ]、[僕]の心の中で[君]を想い続けさせてよ。


ラスサビの解釈…正直自信ないです (^^;)
[あなたを溶かすように消えた]
[もう二度と離れないように 繋いで離さない]
[その時が来る時まで そばにいてよ]
この部分の解釈が特に…。

ラスサビの[僕]の心情、自分にも思い当たる節があるような、同じような心情を抱いたことがあるような気がして…
上手く言語化はできないのですが、胸にはストンと落ちるんですよね。
きっと、読んでくださっている皆さまもそうなのではないでしょうか?


<あなた>のことが好きだった。
<あなた>に想いを伝えられずに<あなた>との恋が終わってしまった。
もどかしい、悔しい、悲しい、苦しい…。
でも<あなた>と過ごした時間は楽しかった。幸せだった。
<あなた>を好きになれてよかった。
今も<あなた>が好き。
自分の中にある<あなた>への色んな想い。
それを無理に消したり修正したりせず、そのまま自分の大切な一部として受け入れる。
それができた時、<あなた>への呪縛が消えた。

いつまで<あなた>のことを好きなのかはわからない。
いつか<あなた>のことを忘れてしまうのかもしれない。
でも<その時が来る時まで>、<あなた>を好きでいさせてください。


◆3Aメロ

[想像した世界]では、[君]と[僕]は…。
でも現実は[何も無い未来]。
[散々今日もまた]、こんな想像をしながら[この先をやり過ごす]…。


◆構成 でも触れた通り、この曲はAメロで始まりAメロで終わるんですよね!

恋が実らなかった[君]と、もし恋が実っていたら…
なんて想像、よくしますよね。
現実は、未来には何も無いと分かっていながら…。
でもそうせずには、今をこの先をやり過ごせない。

そんな時間を繰り返す、それが現在の[僕]なのかなって感じました。


◆タイトル『朱雨の花』

『朱雨の花』というタイトルの意味について。
“朱雨” という言葉を調べてみても、意味がヒットしなかったので、
きっと、作詞したりえいくんの造語だと思います。

不思議で趣深い、素敵なタイトルだなって思います (*^^*)

2ndミニアルバム「二時間目」発売前、クロスフェードを聴いた直感での、私の解釈はこちら。

「二時間目」発売後、『朱雨の花』をフルで聴いた後がこちら。

歌詞解釈を終えた今、ほぼほぼ直感通りでした。
『花』の解釈が少し変わったかな?

落ちサビとラスサビの解釈でも書きましたが、
[花]は、<あなた>との恋を、楽しかった想い出、美しい想い出として昇華できたことを象徴しているのではないかと考えます。


解釈からは外したのですが、直感の 花:紫陽花、というのも強ち的外れではないかもしれないと思います。
紫陽花には様々な品種がありますが、私が『朱雨の花』のイメージとして採用したのは“ヤマアジアサイ”です。

画像1

紫陽花の花色は土の酸度や、栽培環境、株ごとの個体差によって少しずつ変わりますよね。
ヤマアジサイは花色が一定でなく、しかも花弁全体が均一に染まらず、
絣(かすり)のような状態になっているそうです。
また、花の向きも時間経過と共に変わるとのこと。
(上記サイトより引用)


あとですね、正岡子規の短歌に紫陽花の変化を詠ったものがあります。

夕立の はるる跡より 月もりて
叉色かふる 紫陽花の花
正岡子規


このような紫陽花の移ろいやすさが、時間経過と共に大人になるにつれて、少しずつ変わってゆく[僕]の心情とマッチするなと感じました (^^)


この曲と向き合い続けて辿り着いた、私なりの『朱雨の花』というタイトルの解釈を、詩として表現したものがこちらです。

皆さんはどのように解釈しましたか?
よろしければ、是非教えてください (^^)


◆[君]と[あなた]の考察

りえいくんの歌詞における代名詞の使い分けには一目置くものがありますが、この曲もまた然り。

[君]と[あなた]を絶妙に使い分けていますよね!!

私の考察としては…
現在の[僕]が想いを寄せるのが[君]
『恋をした』当時の<僕>が想いを寄せていたのが[あなた](<あなた>)

皆さんはどのように考えられますか??


◆繰り返すチャイム

イントロからアウトロまで繰り返し鳴っているメロディがありますよね⁈
イントロ、Bメロ、サビ、間奏、アウトロで鳴っているメロディです♪

このメロディ、私には学校のチャイムのように聞こえるのですが、皆さんはいかがでしょうか??

学校のチャイムを聞くと、学生時代、青春時代の淡い想い出が心に浮かびます。

繰り返し、繰り返し、鳴るチャイム。
今も尚、<あなた>を想い出し[君]を想う[僕]を象徴するみたいに…。



いや~、長くなりました f(^^;)
こんなに書く予定ではなかったのですが…(笑)
最後までお付き合いくださった忍耐強い皆さまには感謝です!
今回も、そして久しぶりに、とても楽しく歌詞解釈して書かせていただきました☆
こんなに味わい深い曲を届けてくれる りえたくが大好き♡♡

同時に、こんなに好き勝手に解釈を書いてしまい、曲を創った りえいくん本人は一体どう思うのだろうと内心ドキドキ・ヒヤヒヤしております…。
|緊張|ョ゚Д゚;))))ドキドキ


2ndミニアルバム「二時間目」には、他にも とても素敵な曲が収録されています♪
他の曲も頭の中では歌詞解釈を進めております。
解釈が固まったら、記事として投稿させていただきますね (^^)


最後に一句、失礼します (_ _)⁾⁾

朱に染まる
夕立止む空
花咲かす

この曲を俳句にするとこんな感じでしょうか?


ここまで読んでくださり ありがとうございました (* ᵕᴗᵕ)⁾⁾



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