『恋をした』歌詞解釈
『恋をした』
(2019年11月1日配信デビュー曲)
『恋をした(リアレンジver.)』
(りえたく1stミニアルバム「一時間目」収録曲)
本日2020年11月1日は、
りえたく『恋をした』配信デビュー1周年記念日です!!
りえいくん、たっくん、りえたくを応援している皆さま、
おめでとうございます!!(≧▽≦ノノ゙☆パチパチパチパチ
【国語好きによる りえたくの歌詞解釈】シリーズ!
この曲から始めないわけにはいきません!
(Twitterでは『アルキゴト』から始めましたが…)
『恋をした』
若い頃の淡く切ない恋を思い出す、素敵な曲です。
そして、りえたくの原点、とてもとても大切な曲です。
※あくまで私見による解釈であり、作詞した りえいくん本人が意図する解釈とは異なっている点もあるでしょうし、解釈の仕方は人それぞれ自由だと思います。私の歌詞解釈を読んでくださった皆さんが りえたくの音楽をより楽しめたり、皆さんと りえたくの音楽の素晴らしさを共有したりすることができたなら本望です。
※[]は歌詞からの引用を示します。
◆構成
1Aメロ→1Bメロ→1サビ→2Aメロ→2Bメロ→2サビ→Cメロ→ラスサビ
◆1Aメロ
この曲は恋愛小説みたいだなと感じます。
物語の主人公[僕]は学生さんでしょうか?
四月。新学期が始まり、[僕]は[あなた]と出会います。
[僕」は[あなた]と仲良くなったようです。
そして[あなた]に恋心を抱いたんですね。
[あなた]の[思わせぶりな表情に]ひょっとして[あなた]も[僕]のことが好きなのでは…?なんて期待をする瞬間がありながらも、友達の関係からは発展しない。そんな毎日がもどかしくて長く感じていたのですね。
[もっと近くに寄り添いたかったんだ]、友達以上になりたいという[僕]の恋心が伝わってきます。
◆1Bメロ
[僕]は[あなた]との関係がこのまま変わらない、友達のままだということを、お互いに進むべき道を歩んでいく中で、離れ離れになるという運命を予感していたのでしょうか?
だからこそ、まだ今はこのまま、このままの関係でいいから、せめて[あなた]のそばにいたい、いさせてほしい。[僕]の切実な願いです。
◆1サビ
「好き」と言葉では伝えていないけれど、[僕]は積もり積もった[あなた]への恋心を[遠回り]の表現で伝えようとします。
でも残念ながら、[あなた]には伝わっていないのでしょうか?
それとも、[あなた]は[僕]の想いに気づいているけれど、気づいていないふりをしているのでしょうか?
[僕]から見た[あなた]はいつもと変わらない様子なのでしょう。
[愛二乗 傘なんてささずに]は様々な解釈ができる表現です。
ある りえたくファンの方と この表現について楽しく議論していました。
そして意気投合した解釈は、
[愛二乗]=あい²=あい×あい=あいあい=相合
つまり、[愛二乗 傘なんてささずに]は、相合傘なんてささずに、という意味なのではないかと!
雨の中、恋人同士だったら仲良く相合傘しながら帰るのでしょうが、
[僕]と[あなた]はただの友達だから、相合傘をしたいけれどできない。
[「帰り道の恋始めました」]
[帰り道]は[僕]が[あなた]と過ごす貴重な時間だったのですね。
友達以上の関係になることは期待できないから、でも一緒にいたいから、
また明日も[あなた]と会える[あの場所で待ってる][僕]。
ああ!なんと切ない恋なのでしょう!!
◆2Aメロ
2Aメロでは五月になったようです。
明日も[あの場所]で会えると思っていたのに[数日間][会えなくて]。
ここで[僕]は何かを悟ったのでしょう。
[あなた]が帰り道を一緒に過ごす相手が他にできたのではないか…?
もう[僕]は[あなた]のそばにはいられないのか…?
そんなことを考えていたら、寂しさや悲しさで[僕]の心の中は[土砂降りの雨]…。[僕]はすっかり弱気になってしまいます。
◆2Bメロ
六月になっても、[僕]は[あなた]に会えないままで、梅雨と同じように、心の[雨は止まずに]、でも[六月の熱]、[あなた]への熱い恋心は消えずに、時間が[通り過ぎて]いきます。
[もうこのまま 会えないままで 居たくない]、僕の心の叫び。
こんな状況は胸が[痛くて]耐えられない。
[あなた]の[そばにいさせてよ]。
切ない!!切なすぎる!!
◆2サビ
[帰り道]で会えなくなったから、夢の中でしか会えない。
[夢の中だけじゃ足りないから]、そりゃそうだ!
[雨の中二人は出会った]、二人が出会った日も雨が降っていたのですね。
[あなた]に会えなくて、[今はひとり心の雫だ]。
[叶うことのない悲しみ]で枕を濡らしていたのでしょうか。
[だって]好きなんだよ
[これ以上]友達以上になること[なんて期待できないけど]、
[待って]まだその時(この恋の終わり)は来ないで、
[今だけそばにいさせてよ]
ああ、涙が…(´;ω;`)ウッ
◆Cメロ
ついに[僕]は目撃してしまいます。
[あなた]のそばで[あなた]が笑顔を向ける相手の存在を…。
[あなた]の隣、[そこに僕はいない]…。
[あぁ]!!。゚(゚´Д`゚)゜。 僕の悲痛な心の叫び。
◆ラスサビ
ラスサビは恋の終わりを知った[僕]が[あなた]との出会いから恋の終わりまでを回想しつつ、胸の内を叫んでいるように感じます。
そして最後は、[あなた]のそばにいることを諦めたのですね。
[「帰り道の恋」]を[淡い春の日々]、青春の思い出として、[僕]の[進むべき道]を歩んでいくのでしょう。
◆おまけ
この曲は配信デビュー時のオリジナルver.と、りえたく1stミニアルバム『一時間目』に収録するためにリアレンジされたリアレンジver.が存在します。
オリジナルver.とリアレンジver.とでは、オケも、たっくんの歌い方も、りえいくんのハモリ方も異なっています。どちらも素晴らしくて、聴き比べるのがとても楽しいです。
個人的には、オリジナルver.は『恋をした』当時の[僕]が歌っている感覚、リアレンジver.はもう少し時間が経ってから[僕]が当時を思い出して歌っている感覚なのかな、と感じます。
ここまで読んでくださり ありがとうございました (* ᵕᴗᵕ)⁾⁾
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