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2023年 面白かったゲーム TOP10

こんにちは、Lv1ですが、もはやRTAどころか動画そのものを投稿しなくなり、YouTubeから機能の制限を受けているため名乗る名前もありません。
今年も「今年面白かったゲーム」がやってまいりました(毎年ハッシュタグでつけているのでこの企画の呼称をこれにしました)。Game of the Yearに日本人には馴染みのないソフトが選ばれて、あまり実感がない人もいるかもしれませんが、こちらのランキングは個人が選定するのでより実感のないランキングになっておりますのでご注意ください。そもそも今年発売のソフト3本しか買ってないし、3本ともランキング入ってませんからね。

さて、今年は約250本のゲームを遊んだようです。去年以前に始めたもの含めて約77本クリア(遊び終わり)。なかなか遊びましたね。そんな中から選び抜いた第10位から早速発表していきます。去年はスペースを取って前年版を紹介しましたが今年は2021年版2022年版といった具合で文字リンクで軽く紹介するのみにします。というか数が増えてきてこの形式じゃないと見づらくなってくるでしょうからね。

第10位:見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング

◆トレーニングソフト
◆2007年5月31日発売(ニンテンドーDS)
◆バンダイナムコゲームス(開発)、任天堂(発売)

最初の文章で"2023年発売のゲームのランキング"ではないことは紹介しましたが、まさか2007年のゲームがいきなり出てくるとは思わなかったでしょうか。この企画も3回目なので流石に「ああハイハイ」という感じでしょうか。まあそれはそれとして、それにしたってこんな脳トレみたいなソフトが本当に面白かったのかというと、この手のソフトにしては相当におもしろいと思います。

「眼年齢」を測定したり、目のストレッチをするコーナーがあったりするところはああ脳トレ系だなと思うところですが、トレーニングのゲーム性はわりとちゃんとゲームというか、「Wii Fit」のバランスゲームぐらいにはゲームとして遊ぶことができます。公式サイトを見ればなんとなく伝わるかと思いますが、瞬発力を試されるゲームの数々は「メイド イン ワリオ」のプチゲームのようにサクサクと楽しめるかと思います。
「大人のDS顔トレーニング」「常識力トレーニングDS」と、1日1個ハンコが押せて、ハンコの数で新しいハンコのデザインが解放されていくゲームはいつもハンコのコンプリートをクリアとして毎日遊んでいるのですが、眼力トレーニングはそういったハンコゲーの中ではいちばんおもしろかったです。いや、2022年のランキングで4位にした「みんなの常識力テレビ」も捨てがたいな。ウーン。どちらもおもしろいので両方やってください。

第9位:Scribblenauts Unlimited

◆アドベンチャー、ストラテジー
◆2013年2月16日リリース(Steam)
◆5th Cell Media(開発)、Warner Bros. Interactive Entertainment(販売)

英語ができたらいいけれど、具体的に英語ができて何が便利かというと、このゲームを100%楽しむことができます
海外のゲームで日本語にローカライズされているゲームは山ほどありますが、このゲームは日本語化されていないのです。というかゲームの性質上、ローカライズの難易度が高いのです(DS版など一部日本語版が出たものもありますが)。

このゲームは、書いたものを呼び出せるノートを使ってクエストを解決していくゲームなのですが、「sword」と書けば剣が出るし、その剣に「delicious」と書けばおいしいという設定がつき、NPCが剣を食べ始めるのです。おもしろそうでしょう。「清掃する」クエストがあるとすれば、Vacuum cleanerで掃除機を出して持たせてもいいし、ゴミにdeliciousとつけて食べさせてもいい。この自由度の高さが、本作の最大の面白さです。「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」に似た面白さがあります。

しかし、当然全てのテキストが英語のゲームなので、辞書を片手にプレイしなければいけません。私はGoogleレンズをいちいち通してNPCの会話文やクエスト内容を翻訳しながらプレイしていましたが、スマホの画面とPC画面を行ったり来たりしていると目が疲れたり酔ったりしてきます。その時ほど「英語が得意だったら…」と思う場面はないです。「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」を全クリした自分ですが、あれをやったところで別に英語が得意になるわけでもないのです。今は「もっとえいご漬け」を毎日プレイしていますが、あれをやり切ってもScribblenauts UnlimitedをGoogleレンズなしでプレイできるようになるわけではないのです…

第8位:スーパーマリオRPG

◆アクションRPG
◆1996年3月9日発売(スーパーファミコン)
◆スクウェア/任天堂(開発)、任天堂(発売)

見出しを見て「なーんだ今年発売のソフトがランクインしているじゃないか」と思ったかもしれませんが、これはリメイクではなくオリジナルのスーパーファミコン版をランクインさせています。なぜなら遊んだのがそっちだから。リメイク買ってません。でもオリジナルが8位にランクインするくらい面白かったのでリメイクもぜひ欲しいです。

リメイクによって知名度が上がったので説明はいらないかもしれませんが、本作は「ファイナルファンタジー」シリーズを手掛ける旧スクウェアと任天堂が共同で開発した夢のコラボ作品となっております。こういうドリームマッチング作品はどんどん増えてほしいですね。また他の作品ではありえないくらいマリオたちが生き生きとしています。ショックを受けるマリオ、殴りかかるマリオ、それを止めるマロといったイベント中のアニメーションがおもしろかわいくておすすめです。

私はWiiバーチャルコンソール版という一番といっていいくらいマイナーな環境でプレイしています。といってもSFC実機以外だとあとWiiUVCとクラシックミニの内蔵ソフトくらいしかないのでどれも今となってはマイナーかも。Wiiバーチャルコンソールは好きなタイミングでソフトを終了して次にそこから再開できるといった仕様ではあるものの、他の移植版のようにバックアップをとっておいていつでもロードできるようなシステムではないため、やや不便です。が、正直バックアップの機能があると例えば1/2の確率で当たるスロットに外れたら絶対に巻き戻すし、甘えが出ます。そういう意味ではオリジナル版の環境と限りなく同じ条件で、かつ電池切れによるデータ消失などの心配がないという最高の移植であるといえるのではないでしょうか。

Switch版がリメイクとは知らずマリオシリーズが変な方向に走ってしまったと思っている友人もいましたが、そんな人も含めてやってほしいソフトであります。RPGに抵抗がある人もいるかと思います。私もスキルやら武器強化やらアイテム合成・調合といったシステムは苦手意識があります。でもスーパーマリオRPGは仲間の種類も少なく、スキルもなし、装備は基本バフ効果しかないのでとりあえず一番強いのをつければOK。とっつきやすいシステムになっております。
ただ、これはレトロゲームの洗礼というか、全滅すると最後にセーブした状態まで戻されるので、こまめにセーブしないと「参ったなぁ」と某課長のようなセリフをこぼすことになります。お気をつけて。

第7位:キャサリン

◆アクションパズル(アクションアドベンチャー)
◆2011年2月17日発売(PlayStation 3)※Xbox360版同時発売
◆アトラス

「ペルソナ」シリーズによる、アダルトホラーアクションパズルゲーム。友人がRTA in Japanで本作のRTAを見て、おもしろそうだと言っていたのでじゃあ一緒にやろうということで購入しました。「キャサリン・フルボディ」というリメイクが出てましたが、安かったので200円で買えるオリジナル版を買ったのでした。

ちなみに自分はホラーゲームは全然得意じゃないので、1100本以上もゲームを持っているのにホラーゲームと呼べる作品はほとんど持っていません。バイオハザードシリーズが何本かと、「パラサイト・イヴ」がPlayStation Classicに収録されているくらい?まあとにかく全然やらないジャンルなのです。

本作はガチガチのホラーというわけではなく、むしろほぼパズルゲームで、演出とストーリーに怖いシーンがある程度のものだったので、わりかし普通にプレイすることができました。二人でやったし。今年はパズルゲームといえば「スイカゲーム」一強の年でしたが、240円のあのゲームすら買わずに「XI[sai]」「I.Q Intelligent Qube」そして「キャサリン」を遊んだ2023年。スイカゲームも友人のNintendo Switchを借りたり絵もろとも盗用しているiOSのアプリ(現在はパチモノグラフィックに差し替えられています)で遊んだりしましたが、スイカは作れませんでした。でもキャサリンはクリアしました。フルボディも機会があればやろうと思います。
余談ですが、パズルゲームだけで2023年のランキングを作るなら1位は「Chinatris」です。ミロクさんという方が熱烈に語っているので気になる方はチェックしてみてください。QWOPが完走できるようになるかもしれませんよ。

第6位:World II World(ワールド・ツー・ワールド)

◆RPG
◆2023年2月22日(iOS/Android)
◆DESKWORKS(開発)アニプレックス(発売)

私はスマホゲームについて、最近は「友人がプレイしているもの」「サービス終了が発表されたもの」を1回は触るようにしています。友人がプレイしているものについては当然話題のタネを増やして親睦を深めることが目的なわけですが、「サービス終了が発表されたもの」をわざわざ新規にプレイするとはどういうことなのか

まあ、単純な話、二度と遊べなくなると言われると遊ばずにはいられないということであります。特にスマホゲームは当たり前ですがパッケージ版など存在しないし、この大・スマホゲーム時代において玉石混交で乱発されるスマホゲームの数々は、大ヒットして家庭用に移植されでもしない限りいつか終焉を迎え、しかも多くのゲームはオンラインを前提としたサービスなのでたとえインストールしておいたとしても遊べなくなってしまうのです。「ワールドウィッチーズ」「妖怪三国志 国盗りウォーズ」「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」「ワールドフリッパー」「消滅都市」など様々プレイしましたが、当然サ終するから触っているだけなので全然はまらずに30分とかでやめてしまうゲームがほとんどなわけであります。

しかし中には「うわ~もっと早く存在を知りたかった」というくらい面白かったゲームに出会うこともあり、サービス終了するというのがいっそう悔やまれるものもあるわけです。「World II World」は、このサ終スマホゲームプロジェクトの第一弾でありながら、第6位にランクインするほど面白かったゲームであります。

ちなみに、もうサービス終了しました。しかも7月31日にサービス終了。上に書きましたが本作の配信は2月22日だったのです。半年も持っていません。そんなゲームが本当に面白かったのかと疑われそうですが面白かったのです。なんといっても本作の目玉は2画面で別々のストーリーが展開され、2つのストーリーがつながるというところにあります。天界のロボットと地上の人間の話であったり、西部のガンマンと東部のサムライの話であったり、複数の世界があり、そしてそれぞれで2つのストーリーが交わっていくのです。そのストーリーがすごくおもしろかったのですが、さすがに6月の中旬から始めたのではサ終までに全ストーリーをクリアするなど無理で、あの先でどうなっていたのかわからないのが非常に悔しい。というか、こんなに早くサービスが終了するとは向こうも思わなかったでしょうから、そのストーリーも打ち切りの漫画のようになっていたのかもしれません。それもまた悲しい。

2画面だしDSで出てればよかったじゃんと一瞬思いましたが、DSは下画面しかタッチできないので、やっぱりスマホじゃないとこのゲームはできません。交互にプレイではなく同時に操作するので、そういう意味でもスマホに適しています。どうか、ストーリーを流すムービーだけでもいいのであの先を知りたい。

サービス終了が近づくにつれて、ログインボーナスの画面で言われる「今日も来てくれたんだね!」というボイスがなんとも寂しくなってきたのは忘れません。

第5位:ゲームセンターCX 有野の挑戦状

◆ゲームinゲーム
◆2007年11月15日発売(ニンテンドーDS)
◆インディーズゼロ(開発)、バンダイナムコゲームス(発売)

2023年はCSで放送されているゲーム番組「ゲームセンターCX」の放送開始から20周年の年であり、20周年プロジェクトとしていろいろなことをやっていました。そして私も「ゲームセンターCX 20周年博覧会 ~CXPO20~」「ゲームセンターCX 有野の挑戦 in さいたまスーパーアリーナ 20周年大感謝祭」に行ったわけであります。どれも楽しかった。

ところで、人気のあるテレビ番組はよくゲーム化されますが、正直クソゲーが多い印象です。しかし、ゲームセンターCXのゲームは3作目を除いては面白いと評判であったのです。そう、3作目を除いては
運悪く自分は3作目しか遊んだことがありませんでした。というのも1作目の時はそもそもこの番組を家族誰も見ていなかったし、2作目の時は親が見ていた可能性はありますが自分は幼すぎて記憶がない。3作目の時は流石に番組の内容を理解し楽しめる年齢になっていたため、本作を手に入れてプレイしたわけですが、一番最初のゲームが難しすぎてそこでやめていました。

別に難しすぎてクソゲーというよりはもっと別の理由があるようですが、それにしても評判がいい1作目と2作目をやってみたい。そんなこんなで購入して遊んだらこれがまあ面白い。自分は今でもファミコンのゲームを現役で遊ぶし、そもそもファミコン世代じゃないから全くもって懐かしいとかは無いのですが、純粋にシンプルなゲームとして楽しんでいるのです。サクッとシューティングあたりをやりたいと思った時に遊んだ「スターフォース」のように「コズミックゲート」をプレイし、レースゲームの気分のときに遊んだ「F-ZERO」のように「ラリーキング」をプレイするのです。

「ガディアクエスト」の最終ミッションでやや苦戦してプレイが長引いていた頃に、Nintendo Switch向けに「ゲームセンターCX 有野の挑戦状 1+2 REPLAY」が発売されることが発表されてしまいました。うわ!せっかく買ったのに。でも2に関してはDVD同梱版を買ったから限定の特典映像を含むDVDの分があるぞと思っていたらYouTubeで公式がその映像を公開していました。「DVD同梱版を買っていただいた方だけに送る・・・」という文言まで含めてYouTubeにあげるとはなかなかだな…

まあ「妖怪ウォッチ」のSwitchリメイク版をプレイした時に「2画面を1画面に収めた時に発生するやりにくさ」を感じたので、DSのほうがやりやすいかもしれないしいいか…と思うほかない。もちろん機会があれば1+2 REPLAYのほうも遊ぼうと思いますが。新作ゲームが1つ入っているそうだし。

ところで、「メモ」という機能があるのですが、書いてからゲームに戻ろうとすると「捨てとくな―」とゲーム内の有野がメモをあっさり捨ててしまいます。残せないメモなんていつ使うんだろう?

第4位:Cuphead

◆アクションシューティング
◆2019年4月18日発売(Nintendo Switch)
◆StudioMDHR

第4位はカートゥーン調のグラフィックが楽しい高難易度アクション「Cuphead」のNintendo Switch版です。友人が話していたので一緒にやろうと思って買いました。前々からそのグラフィックが好きで気になっていた作品でした。

ところで、こういった1年の中でランキングをつくるものって、ゲームランキング以外もいろいろあると思いますが、どうして12月に入るや否やで決定してしまうのでしょうかまだ1か月もその年が残っているではないですか。来年のランキングで「今年の1位は去年の12月の~」なんておかしいことになるのでしょうか。
去年、そして一昨年の「今年面白かったゲーム」は、12月31日に遊んだゲームがランクインする可能性も考えて、年が明けてからランキングを考え、記事に起こしていました。今年は年内にランキングを作成して記事を執筆していますが、それでも12月の後半に入ってから作業を開始しているし、ランキングが決まり、記事がおおむね完成した後も、最後の最後で変更がある可能性を考えて年内の公開はしませんでした。
「Cuphead」は12月21日にはじめたゲームでした。そしてあまりのおもしろさに第4位にランクインしました。一般的なランキングだったら12月21日なんて絶対に選考外でしょう。この企画をはじめた当初から案じていたことが起こった例でした。

本作のすごいのは日本語でも英語同様の雰囲気が保たれているところです(個人の感想)。自分は海外の映画を吹替ではなく字幕版で鑑賞するタイプです。「スターウォーズ」も「スパイダーマン」も字幕版。子供の頃に吹替で見ていたディズニーなんかはともかく、特に実写映画においては吹替より字幕派なのです。口の動きが合っていないと気になるし、動いている人と声の主は同じであってほしいという感覚があります。まして「トムとジェリー」はほとんどセリフがないところを動きで表現しているのがおもしろさの一つなのに、余計に日本語のセリフを入れられたりするとちょっと…と思うのです。最近地上波でよくやっている「世界の衝撃映像」系の映像も、現場の生の「Wow!!!!」という反応がいいのに、「ウワァー!!」という日本語の声を当てないでほしいのです。

話がそれたのでCupheadに戻しますが、本作はフォントがダサいゴシック体になるなどもなく、日本語でもいい雰囲気でプレイすることができます。
難易度が高いのでいつクリアできるかわからないですが、友人と二人プレイでがんばります。

第3位:ミッドタウン マッドネス3

◆レース
◆2003年8月7日発売(Xbox)
◆EA Digital Illusions CE(開発) Microsoft Game Studios(発売)

第4位であれだけ英語コンテンツが英語音声であることの素晴らしさを説いていたにも関わらず、3位がローカライズされたゲームなのはどういうことやねんと言われそうですが、これを英語でプレイしたら9位の「Scribblenauts Unlimited」と同じ苦しみを味わうことになるし、妥協です。実写ではないので本作の日本語音声で違和感を感じることはそれほどないですが、でも全く気にならないかと言われると英語の方がいいかなぁと思います。

初代Xboxのソフトがランクインすること自体自分でも驚きですが、まあこのゲームはPC版どころか次世代機Xbox 360の後方互換性すらないというのが非常にもったいない。ぜーひ是非初代Xboxをお持ちの方は遊んでいただきたい。「ONLY ON XBOX」とパッケージにあるから、多分これでしか遊べない。ちなみに1と2はPCのゲームらしい。なぜ3作目だけXbox専売なのか。

2023年は面白かったレースゲームが多かったです。PS3の「バーンアウト パラダイス THE ULTIMATE BOX」で車体を破壊するほど激しいバトルはアツかったし、Xbox 360の「フルオート」で銃を搭載した車を走らせて相手を狙撃しながら走るのもよかった。でも、他のソフトが面白かったのもあってこれらのソフトはランクインできず。「ミッドタウン マッドネス3」はそういった中でなんと表彰台にのぼれるほど面白かったゲームであります。

チャプターごとにミッションがあり、ピザを配達したり客を運んだり現金を輸送したりします。これだけ聞くと「グランド・セフト・オート」のような感じがしますが、合法であることを除けば概ねそういうことです。そしてそのたびにマチルダというライバルが競争してくるので彼女とレースしながらお題をこなすといった感じになっています(自分が進めた地点までの限りでは)。

自分、GTAで車で好き勝手走り回るのが好きですが、うっかり人に当たると手配度がついて警察から逃げないといけなくなるのがちょっと苦手。でも「ミッドタウン マッドネス3」では人に当たっても死んだり手配度がついたりはしないのでゴンゴン壁に衝突しながら乱暴な運転ができます。客を運ぶミッションでは完全に「クレイジータクシー」状態でした。クレタクではかなり低い評価しか取ったことしかないけど。

まだまだクリアには遠いので、1万円もした映像ケーブルが表現するマルチAV端子の鮮やかなグラフィックで楽しみたいと思います。

第2位:ガールズRPG シンデレライフ

◆ガールズライフRPG
◆2012年3月8日発売(ニンテンドー3DS)
◆レベルファイブ(開発・発売)、ゲームドゥ(開発)

えぇ…女児ゲーですかLv1さんと思いましたか?このゲームの対象年齢はCERO:C(15歳以上対象)となっております。言うほど女児でもないのです。
だってガラケーで配信されていた「キャバ嬢っぴ」の3DS版だから。キャバ嬢です。キャバ嬢

といってもキャバ嬢とかキャバクラといった単語はこの「シンデレライフ」には一切登場せず、彼女たちの職業は「ネオジェンヌ」という誠に美しい言葉で包まれております。ちなみにキャバクラは「キャッスル」といった店の名前以外で呼ばれることはありません。

このゲーム、レベルファイブのゲームの中ではトップを争うほどプレミアがついていて(といっても定価くらいだけど)、自分も借りた形でプレイすることとなりました。
借りたくらいなのでそんなにめちゃめちゃやりたいと思ってはじめたゲームではないんですが、思ったよりはまりましたね。なんといっても2位ですからね。1位の記事で語りますが記事の執筆に取りかかるまでずっと本作を1位にするつもりでした。今から1位にしてもいいくらい。もし読んでいるあなたが1位の選出理由を聞いて「いやあそれは入れちゃあダメでしょう」と思ったならば本作が1位です。(それくらい1位が入れるかどうか迷うものだった)

本作は願いを叶える伝説の蝶をめぐって展開されるストーリーが軸ですがそれは置いておいて、キャバクラキャッスル等のお店でお客様を笑顔にするゲームなのであります。来る客もなかなかリッチな方が多く、社長や専務、テレビ局プロデューサー、スポーツ選手、アイドル、政治家、カイジ、円堂守、範馬勇次郎、笑ゥせぇるすまん、タキシード仮面…ん?なんかおかしいですね。週刊誌に撮られたらスキャンダル間違いなしの職業が混じっていたし、どこかで聞き覚えのあるキャラクター達の名前まで入っていました。これはありえない。

いいえ、全て登場します。なんと本作はありえないくらい豪華なコラボをしているのです。前述以外だと「あしたのジョー」「のだめカンタービレ」などのキャラクターが登場します。しかもボイスつき。フルボイスではないけど、あまりにも豪華すぎる。

これはDLCなどではなく、本編のスペシャルエピソードというサブクエストのようなものを進めれば簡単に接客することができます。あまりにもインパクトが強いのでYouTubeなどの実況動画で見たという人もいるかもしれませんね。
実際自分も最初はそこから存在を知りました。

なお、私はメインストーリーを攻略後、全客攻略、全アイテムコンプリート、所持金カンストまでやりこみました。エンディングを見た時点でプレイ時間は15時間、全客を攻略したあとは59時間くらいだった気がしますが、そこから全アイテムコンプリートと所持金カンストを終えた頃には80時間くらいになっていたので、20時間くらいお金稼ぎをしていたことになります。アホか。

でも、終盤になるともうウハウハ状態で、一言返事しただけでフィーバーに突入して10万円~50万円の高級酒を大量に注文してくれる様子を見るとパチンコで勝っているかのような気分になります。しかも売上の30%が自分の収入。ちなみに範馬勇次郎もタキシード仮面も高級酒を大量に注文はしてくれません。あくまでゲームオリジナルの一般客だけ。でも面白いです。

唯一惜しかったのが、コラボ先のコンテンツで自分がまともに鑑賞したことがあるコンテンツがまったくないこと。イナズマイレブンもセーラームーンもちゃんと見たことがあるわけではないし、「矢島金太郎」と「速水真澄」に関しては作品名すら全く知らなかったのでゲームオリジナルのキャラと印象が変わらなかったのがなんとも残念。ゲームも全クリしたしコラボ先のコンテンツを履修してこなければ本作の全ての要素を楽しんだとは言えないかも。

第1位:Pokémon GO

アイコンの背景がよく変わるので、ここではロゴのみ

◆位置情報ゲーム
◆2016年7月22日配信(iOS/Android)
◆ Niantic, Inc.

本作は2017年のランキングにもランクインしているので、2度目のランクインとなります。

嘘です。この企画を始めたのは2021年なのでそれよりも前。今と違って遊んだゲームの記録も全く取っていなかった頃にはまっていたゲームです。だからこそ、本作をランキングに入れていいのかどうか、まして1位になどしていいのかともんのすご~く悩みました。ちなみに本作が入らなかったら「100円だし買っちゃえ!」という適当にカゴに投げ込んだことがきっかけでありながら、その絶妙な中毒性からシリーズ全制覇まではまってしまった「Let's ブラボーミュージック」がランキングに入る予定でした。

このランキングは「2023年に遊んで面白かったゲーム」を対象に作っています。2023年、学校の行きも帰りも、そして大学生なので空きコマの時間にも、いつも遊んでいたのは「Pokémon GO」。2017年にハマっていたときはイベントの時に近くの公園に出向く程度でしたが、2023年は毎日Pokémon GO。イベントなど何もやっていなくても、変わりばえもしないポケモンを捕まえる毎日。T_w_i_t_t_e_r(決してXとかいうマヌケな名前では呼びません)で毎日情報を追い、自分よりはるかに本気で本作にのめりこんでいる友人と遊んだPokémon GO。明らかに2023年はポケモンGOの1年でした。なのに、ランキングに入れないのはいかがなものだろう
本作を「特別賞」とする案もありましたが、最終的に1位にすることにしました。2023年一番おもしろかったゲームはPokémon GOです。

終わりに

いかがだったでしょうか。1位のポケモンGOはあまりにもエピソードが多すぎるので逆に全部割愛しちゃいました。なお、今年も「ウワァ~~これおもしろかったのに入れられないぞクソォォ」と思いながらランキングに入れられなかった作品がいっぱいありますので、ランキング入りソフトを紹介している中でもう出してしまったもの(フルオートとかChinatrisとか)以外でいくつか紹介します。

2023年、かねてより欲しいなと思っていたブラウン管テレビを入手しました。デカくて重いですが、スマブラの参戦ファイターの原作を全部遊ぶという大きな夢を達成するためには「ダックハント」「ロボット」をプレイしなければならないし、それ以外にもブラウン管テレビでしか遊べないゲームで面白いものはたくさんあると思うので。実際「ガンバレット」は二人で大盛り上がりでした。ブラウン管テレビを前に黄色端子のついた有線のガンコンで友達とワイワイゲーム、ここは昭和か平成か、いや令和です。あと「SIMPLE 1500シリーズ Vol.24 THE ガンシューティング」も面白かったですがどれもランキングに入れるには枠が足りませんでした。

「パラッパラッパー2」過去作を遊んでいるほどニヤリとできる要素がたくさんありました。PS4でリマスターするのもいいけれど、新作もほしいです。
「FANTAVISON」花火を打ち上げる独特すぎるパズルゲームです。「ヨッシーのクッキー」本体の動作確認で起動したのにそのまま全クリまでやってしまいました。「うまい棒が食べたい!」スマホゲームですがファミコン時代の高難度アクションくらい歯ごたえがあります。アップデートでボスの強さがいじられたりしているので今もそうかはわかりません。「天穂のサクナヒメ」をプレイしてからお米が毎日おいしいです。

やれやれ数を絞らなくていいと思うと無限に出てきますが、最後に今年一番お金をかけたと思われるゲーム「仮面ライダー サモンライド!」の話をして終わりにします。あれはゲームとしての楽しさはなく、レアなチップを探し、見つけた時の喜び、そしてそれをコレクションすることに意義があります。(ちなみにワールドホビーフェア限定の電王のチップ以外はコンプリートできました。)ゲームはラスト3ステージまで行きましたが、その最後の3体のボスがあまりにも強すぎるので到底クリアできる気がしません。某YouTuberの方はLv1縛りでやったりしていましたが名前がLv1である自分はそれはやりませんし、そんな縛りをしなくてもあれはクリアできません。

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