ミレーナの話（1回目～3回目の生理）

1回目の生理

生理の様子と共に、少し副作用的なものも出てきたので、記しておこうと思います。お薬なのでおそらく個人差が大きく、あくまでも片頭痛があるためにピルではなくミレーナを選択した私のケースだということを頭に留めておいていただければ幸いです。

10日くらいで下腹部の違和感や鈍痛は落ち着いてきて、ミレーナの器具が体の中に入っているのも忘れるくらいになり、その後、ドキドキしながら初めての生理を待っていました。

器具の脱落があるとしたら、初めての生理の時が多いとのこと。ミレーナを入れた後からの茶色の出血が微量ながらずっと続いていたので、これ、生理が来たら来たってちゃんとわかるんだろうか？とか疑問だったけど、PMSっぽい、頭も体もすっきりしないどよんとした雰囲気から、あれ、なんかお腹が痛い…と思ってたら、いつの間にか来ていました。予定よりかなり早まったのと、出血の仕方がずっと同じような感じだったので、出血量が増えて初めて、ああこれ生理だわ、と途中で気づきました。

スタートして3日目くらいで、だんだんと普通の生理の時と同じような色の出血になり、量もそれなりに増えたけど、器具は脱落せずに済んだみたい。予定より5日くらい周期が早まり、生理痛はちょい重めのが普通にありました（結構痛むけど、ギリ薬飲まなくて耐えられる程度）。そして、期間が以前よりちょっと長く、いつもなら4日目くらいでtha生理って感じの赤い出血は収まってくるんだけど、今回は8日くらい、ずっとしっかりめの出血が続いてました。生理終わりかけに閃輝暗点と片頭痛が1回。

ここで、ミレーナ後初の婦人科検診。器具のズレもなし、子宮内膜は薄くなっていて、順調ですねということでした。この時は、むくみや片頭痛が副作用だとは思っていなかったので、先生には話しませんでした。

2回目の生理

その後、早まった周期のまま、2回目の生理が来ました。生理2日目にまた閃輝暗点付きの片頭痛が来て1日中横になる羽目に。まぁ、残念ながらよくあることなので、その時は流していたんだけど、これが嫌でミレーナ入れたのになぁ、発作回数減ってないよな…とちょっと落胆しました。

そして2回目は、やたら生理前のPMSが長かった気がします。特に10日くらい前から胸が張ってきて痛くなって、いつもより結構しんどかったんです。今までは、胸が痛いと思うことがあっても意識するほどじゃなかったのに、明らかに張ってて痛い。普通にしてるだけで痛い。ちょっと押すとすごく痛い。って感じで、今思うと、胸だけじゃなく多分体が全体的にむくんでたみたいなんですよね。ダルくて重い状態がしばらく続いた後に、前回とほぼ同じ、24日周期で生理来襲。

ちょっと量が減ったかな？と思いきやまたダラダラ10日くらい出血が続いたので、トータルで見たら出血量はあんまり変わってないと思います。ただ、ミレーナなしだった頃の生理初日の、眩暈するほどのお腹の痛みとかは少し和らいだかもしれない。

3回目の生理

3回目の生理が来て確信したんだけど、ミレーナ入れる前と周期が確実に変わって、28日が23日～25日で巡るようになりました。あれ、ミレーナって、生理周期は変えないんじゃなかったっけ。そのちょっと前にものすごいPMSが来襲して、周期どころじゃなくなってましたが。いや、これPMSと呼んでいいのかどうかわからないんだけど、前回のむくみが更にきつくなった感じのやつが、生理の10日以上前から始まりました。脚とか、明らかに太った？ってくらいにブヨブヨしてきてて、脛のあたりを押した跡がいつまで経っても戻らないくらいで怖かった。

女性ホルモンの変動は、片頭痛を引き起こす原因と言われています。体に水分が溜まって血管が膨張し（むくみ発生）、更に女性ホルモンの変動で脳内がセロトニン不足になるから。だから私は妊娠中、一度も片頭痛が来なかったんだと思います。ところが、ミレーナを入れて3回目の生理前。閃輝暗点からの片頭痛が1日に2回、3回と来たのには参りました。あれ、月に1回あるだけでも不安感が増して、平穏な日常生活を脅かされる印象があります。精神的にやられそうになった私は、この体調不良を挽回しようと、週末鍼治療に駆け込みました。それが、新たな悲劇のもとになるとも知らずに…

3回目の生理自体は、出血の量も明らかに減って半分以下になり、期間も1週間ほどに縮まりました。夜用のナプキンはもう不要だと思いました。生理痛もかなり軽減され、ミレーナの効果を初めて実感しました。でも、生理前の症状がとても重くて、それだけ、この3回目の生理については女性ホルモンの変動があったということなのかなと思いました。ミレーナ、副作用ほとんどないって言われてるのにね。