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「三鷹市山本有三記念館、栃木市立文学館」タイアップへ


1日目:栃木市

前回のこちらの記事も参考に。

09:07の定時から少し遅れて東武日光線は栃木駅に到着しました。
山本有三ふるさと記念館は09:00からですが、先にパネルを見たくて09:30の栃木市文学館から巡る為、この時間です。あと乗換の関係でこの時間の方が都合が良く……。

栃木市立文学館

予定では開館5分前に文学館着でしたが、駅前の文学碑を撮ったり途中咲いていた薔薇を撮ったりハグロトンボを撮ったりしていたらギリギリの時間になり、最後は少し走る羽目になりました。
到着するとすでに入口前は開館の案内があったので、そのまま入館し、受付で入場料とグッズの購入を行いました。見本展示のコーナーがとても可愛らしいので必見です。
また、朝イチだからか受付担当の方以外の職員の方もおり、声をかけてくださったので少しお話させていただきました。
この後のふるさと記念館さんも、三鷹の記念館さんでも好意的に声をかけてくださるのは山本有三先生のお人柄ゆえなのかもしれません。
なお撮影の可否は下記案内の通りとなっています。

2階に上がり、先に常設展のパネルへ。

スーツ衣装スタンディ

この衣装が好きなので嬉しかったです。また、パネル前にはベンチが設置されているので座って鑑賞することも可能です。
その後、特別展の方を見て回り、文学碑と顕彰碑を見てからふるさと記念館さんへと向かいました。

山本有三ふるさと記念館

ふるさと記念館さんの内部は撮影禁止です。
前回来た時より案内や展示番号などの掲示が増えていました。ここでも受付の方にお声かけいただきました。
その後裏の近龍寺さんでお墓参りをした時点で11:06。ここから駅まで約20分、11:28発の東武日光線に乗れば遅くとも14:18、次の12:03発でも15時前には三鷹駅に到着するので、1日ではしごして3箇所巡ることも充分可能です。
しかし他にも行きたいところがあったので三鷹は予定通り次の日に行くことにしました。
スタバで時間を調整してから11:53倭町発のバスに乗り、向かうは国学院……の先の謙信平。
実は前回行った際は近隣在住フォロワーのお車で向かったので、今回は徒歩で行けるかどうかの検証をしようとしたのですが。

地図の上に向かう青いルート(平行するピンクの道は歩道なしの車道)
大体ずっとこういう道
立ちはだかる竹

無理しない方がいいです。あるいは車で向かうか。
お昼は名物のセットを食べました。玉子焼きがとても美味しかったので、甘い玉子焼きが好きな方は是非!
帰りは車道を降りて行きました。途中、教習所の車に抜かされた時は「ここを?!」と思いました。運転免許を持っていないので知らなかったのですが、マニュアルの練習(半クラ)にはいいそうです。
バスに乗り、倭町で降りて前回行かなかった図書館へ。

栃木市栃木図書館

この図書館がすごい広い訳ではないですが各ジャンルの本がきちんと揃っている図書館で、また郷土資料コーナーには地元ゆかりの作家として山本有三先生を中心に吉屋信子先生と柴田トヨさんの本が集められた一角がありました。

とちぎ歌麿交流館

以前は開いていなかったとちぎ歌麿交流館さんにも立ち寄りました。

来年の大河や、次の市立美術館の企画展のテーマである北斎のことなどを解説いただきました。

吉屋信子先生の碑を見る為に幸来橋の方へ。

吉屋信子文学碑

その後、駅に戻ると朝には予定で塞がれていた隠されていた吾一からくり時計の液晶パネルが復旧しており(早い時間だから封鎖していた?)案内パネルを押していったところ合唱が流れはじめました。

吾一からくり時計(朝)
吾一からくり時計(昼)
合唱が聴ける

全曲気になるところですが、電車の時間があったので東武日光線の構内へ。これにて1日目の行程終了となりました。

2日目:三鷹

前日のアド街ック天国で取り上げられたのもあり、混むことが予想されたのでいつもは昼頃向かうところ開館時間にあわせて向かうことに。

ちょうど到着時は職員さんが表で開館準備をしているタイミングでした。

山本有三記念館

中に入り、入館料を支払ってスタンプを押して貰いコンプリート。描き下ろしイラストの特典カードを頂きました。
また、受付横のイングルヌックには描き下ろしイラストと同じスタンディパネルが。

描き下ろしイラストスタンディ

本当に素敵……。このジャケットとベストは文化勲章授与の時のモーニングとのこと。2階ではまさにそのモーニングが展示されており、また胸元のチーフやスラックスなどはイラストに寄せて似たものを着せているとのこと。
ここは声を大にして感謝の言葉を述べたいです。ありがとうございます……!
展示も大変いいものでした。絶筆で未完ではありますが、展示内容から完結させる意思があったのは明白で、どれほど無念だったかを考えると胸にくるものがあります。記念館刊行の「無事の人・濁流」を手に入れたのでこれから読みたいと思います。

「無事の人・濁流」とスタンディと

この後は駅前に戻って太宰関連の展示を見てもよかったのですが。

今回は連雀協栄会の街灯のレリーフを見に行きました。

連雀協栄会の街灯のレリーフ(抜粋)

山本有三先生以外にも所縁の文豪の一文が色々とレリーフになっています。

その後Uターンをして吉祥寺駅へ。
番組の影響か三連休だからか、あるいはお祭りがあるからか、すごい人混みでした……。
一応2日目の行程も終了です。

付記

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