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そろそろ本気で描くぞ(気合 その2 -ペン環境を求める旅路-

そんなこんなでiPad Proのジッターに打ちのめされた僕は「これはやっぱり実際実物で試さんとアカンやろ(謎の関西弁」と思い立ち、重い腰を上げ一路電気街へ旅立つ。
一路かの有名な魅惑の電気街@ヨドバシカメラに到着。他に色々見ておきたい物もあったりしてペンの事をすっかり忘れ、オープンイヤーイヤホン?の視聴に夢中になる。めっちゃ欲しくてしょうがないけど、控えるペン環境への出費を考えると我慢せざるを得ない。
次にゲーミングチェアーの座り心地を試そうと歩き回っていた所、Wacomコーナーの一角に遭遇する。
「そうだ、試し描きに来たんだった」
やっと本来の目的を思い出し、Wacom製品で色々描いてみる。
よくiPadが紙のような描き心地というけれど、Wacomの高いやつ(アバウト)の描き心地と比べるとそれはあくまで同価格帯のタブレット環境と比べてそうであるという事でしかないという事実がよくわかる。
Wacomの高いやつ(適当)は93%ぐらい紙に書いているよう感覚で、まるで鉛筆の如くペンから何かが削れて線が描かれているかのような感じで描ける、やっぱり世の中高いと違う(適当
ぶっちゃけiPad Pro 12.9最新世代を購入するより、同じ予算でWacom製品を購入した方がペン環境としては明らかに優秀なものが手に入る事は明白だったりする。ただ僕の場合今回、色々個人的な事情を考慮すると「可搬性」と「ペン以外の総合力」を求めたい部分があったりする、まあ多くの人は大体そうなんだろうけど。Wacomは凄いけど、やっぱりこれはあくまでもプロユースな製品で、こういった製品とクロスできる人生に出会えたなら良いなって夢に描くぐらいか。ただ、現状の最高峰のペン環境に触れておくのは有益な機会なのでそこそこ時間をかけて試し描きしておいた。
「OK、頂点確認完了」

続いて安くて性能の良いスマホを探していた所「Surface Laptop Studio」に遭遇し、再び本来の目的に立ち返った僕は早速試し描きしてみる。
「・・・・おや・・・すざましいジッターが・・・・」
もしかすると展示機にフィルムが貼られていたのかもしれない、Suface Slim Penはジッター問題をほぼ克服したはずだったので多分何かの間違いだったのだろう、どちらにしてもWindows環境をメインするならどうしてもadobe環境が必須なような気がするし、こちらもどっちかというプロユースな選択肢である、Surface Laptop Studioの優れた変形機構を楽しんだ後早々にそこを去る。

後はギャラタブ系は多分S9 FEに対して追従性が向上するぐらいで描き心地はほぼ変わらないはずなので良しとして、iPadに関しては散々試したし、さて・・・どうするか。
やっぱり昨晩の深夜にiPad裸仕様で少し慣れてきた頃の繊細な描き心地は、同系統のタブレット群の中では半歩程度抜きんでた可能性を感じはする。ギャラタブはプロペン2性能だったら間違いなかっただろうけど、繊細さと総合的な環境面でやはりiPadに譲る・・・あとはギャラタブはパームリジェクション問題も若干あるにはある、手袋してても誤動作するのはまあ確かにちょっと時間取られたタイミングはあったかな・・・まあただ14.6インチは欲しいよね・・・

電車のホームから暮れて行く夕日を眺めながら今日の収穫について思いを馳せる・・・
「・・でも、B&WのPx7S2ヘッドホンめっちゃ音良かったなぁ・・やっぱりヘッドホンのが音良いよな・・でもながら聴きという新しい音楽スタイルもいいよなぁ、音はそこそこで良いとして・・sonyのやつ珍しくドンシャリじゃなくて良い感じだったなあ・・
まあ・・・スマホは適当で良いか・・・
さて・・晩飯どうしようかな・・コロッケで良いか・・・(ペン情報皆無」

ー そろそろ本気で描くぞ(気合 その2 ー 劇終 ー
次回彼は最終的に何を選ぶのか?衝撃の最終回



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