Skebのアピールの仕方

以前、Skebで依頼を貰う方法は色々あるけど、一番いいのはカモにアピールを送ることだよ、という記事を書きました。

しかし「実際言われた通りアピールしたのに依頼されなかったじゃないか!」という方もいるかと思います。

今回はそんな方向けに、こんな感じのアピールなら依頼されやすい/されにくいよというのを、実例を交えて紹介していこうかと思います。

0点のアピール

「何でも描きます!」

これは本当に良くないです。情報量がゼロ。
なんでもって本当になんでもですか?
ロボとクリーチャーが小学校の教室で乱交する絵は描けますか?

可愛い女の子を描ける方は非常に多いのですが、希少価値を持つモチーフとして男性、不細工、老人、動物、複雑な背景、クリーチャー、メカ、複数キャラの絡み、R18、R18Gなどがあります。
本当にあなたがこれらを何でも描けるのならば、「なんでも描きます」ではなくこう書きましょう。

迫力満点のドラゴンカーセックスが描けますと。

30点のアピール

「おっぱい描きます!」

それはないだろ、と思われたでしょうか?
たった一度しか送れないアピールで、これはないだろう、と。
しかしそれでも自分の強みを述べている分、何でも描きますよりは上なのです。

ちなみに上記のようなアピール文で、一度だけ依頼したことがあります。
とてもいいおっぱいを描いてたからです。

50点のアピール

「○○を描きたいです!」

だいぶ良くなってきました。○○には依頼者の推しのキャラ、もしくは自キャラなどが入ります。Vtuberさん自身とかも多いですね。絵柄が好みで、提示している金額が手頃であればこの依頼文でも依頼してもらえることはあるでしょう。

しかし逆に言えば、「別にアピールしなくても目に止まりさえすれば依頼をもらえるレベルの人」ということでもあります。もちろんアピールすれば強制的に目にとまるので効果はありますが、どうせならもっとよくばりたいところですね。

ちなみに私はマリーちゃんを描きたい! と言われることが非常に多いです。私としても好きなキャラなのでとても嬉しいのですが、他の人があんまり指定してこないマイナーなキャラを描きたい! と言われると、オッと思うのも確かですね。

80点のアピール

「○○が✖✖している所を描きたいです!」

キャラクターだけではなく、シチュエーションや服装なんかも指定したパターンです。上記のキャラクターだけを指定した場合と同じく絵柄や金額がヒットした場合だけでなく、「そのシチュエーション見てみたい!」と思った場合でも依頼してもらえる可能性が上がります。

この時一つだけ指定するよりは、何個か候補を挙げておくとより依頼してもらえる可能性が高くなります。場合によっては後日、「こっちのも描いてください」とお願いしてもらえることすらあるかも知れません。

衣装としてはウェディングドレス、制服、水着、メイド服なんかは定番ですね。バレンタインやハロウィンなどイベントに絡めるのもいいです。

100点のアピール

そんなものはない。
どんなに良いアピールをしても、結局受けて貰えるかどうかはクライアントのその時のお財布事情や気分、絵柄の相性などにもよります。大事なのは挫けずに挑戦し続けること。それと、ある程度の手間をかけることです。

この「ある程度」というのがミソで、内容によって受けて貰えるかどうかは大幅に変わります。しかしかと言って、一つ一つに手間と時間をかけすぎても依頼が来なかった時にショックが大きいですし、効率も悪いです。

オススメなのはあるパターンを作り、このパターンであなたの推しキャラを描きます! とやる方法です。例えばどのキャラにもメイド服を着せるとか、特定の構図で描くとか、特定のシチュエーションで描くとか。

そうすることによってアピールの負担が減るだけでなく、そのパターンを好む依頼者が依頼しやすくなるという利点があります。一パターンだと厳しい場合もありますが、3、4パターン用意しておけば万全でしょう。
この辺りについてはまた別の記事で詳しく触れたいと思います。






オマケ

120点のアピール

これは
・クライアントが何らかのクリエイター(小説家がベスト)である
・自分のキャラクターをSkebで度々依頼している
場合に限り致命的に刺さる方法です。

それは「その原作を読んで特定のシーンについて語り、ぜひこのシーンを絵にさせてほしいと頼む」です。要するに「挿絵を描きます」ですね。

これは本当に効きます。たまたま予算の都合がつかないとか、よほど絵柄が趣味に合わないとかいう状況でない限り、まず頼んでもらえます。ただランダムにどのシーンでもいいというわけではなく、本当にあなたが描きたいと思ったシーンについて述べなければおそらくそれは見破られます。

手間と時間が物凄くかかる方法ですが、どうしても仕事を得たいという方はぜひ。

え? そんな奴お前以外におらんだろって?
いやそれが実は結構います。「自作品」とか「自作キャラ」とかで検索してみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?