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ご挨拶&大丈夫音楽 "Blue Back Material -EP" について

こんにちは。大丈夫音楽で生楽器を担当しております、TRIPPYもとい鶏肉です。

ここまで読んで、皆さん思ったことは同じだと思います。






「だれ??」






そりゃそうだ。

なので、軽く自己紹介をします。

大丈夫音楽ではTRIPPY(とりっぴい)名義で、Twitter上では鶏肉という名前で生きています。

普段(大丈夫音楽以外の音楽活動として)は、都内のオーケストラや木管アンサンブル集団において、ファゴット、もしくはコントラファゴットという鈍器…もとい楽器を吹いています。

汁無し担々麺が好きです。

他に聞きたいことがあったらそれなりに答えるので、それなりになんでも聞いてくれよな。

…自己紹介に金管楽器の き の字も登場しないのマジ??

じゃあなんで図々しくトランペット吹いてるの?とか、なんで、お前が大丈夫音楽に!?(©︎四谷学院)とか、その辺りの経緯はまた別の機会に書きます。要望や依頼があればな。


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ようやく本題だぜ。

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今作Blue Back Material - EP、すでにメンバー2人がライナーノーツで書いているとおり、これまでの1MC+1DJ形態にトランペットが加わるという形で制作しました。

楽器部分の譜面は全て私が書いてます(当たり前ですが)。

が、普段オーケストラでは生身の人間の声と一緒にやるだとか(合唱とかならともかくラップだし)、電子楽器と共存するって機会は基本無いので、生楽器としての音の差し込み方について、勝手がわからなすぎてヒーコラ言いながら楽譜書きました。

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以下、各曲について。
リリックやビートについてはクルーのメンバーであるあらいぐまMCどくまんの各ライナーノーツで充分だと思うので、楽器目線で書きます。

①A Beginning
中盤で1、3、5度の和音をロングトーンするところが気に入っています。一曲目だし、目が覚める感じの開けた和音にしました。

②Enter' God
一番レコーディングで難儀した曲。
こんな黒い譜面、オケではありえねえよ…と書き終わってから後悔しましたが、メンバーからの評判が良かったので後悔は撤回。
ラストに向けてひたすら吹きっぱなしになるので、ライブで唇がもつかどうかが肝です。

③ D.G.M ~Don't Give Marry~
ラフミックスの時点で相当なサンバみが出ていたので、トランペットの音色の華やかさをアピールするという点で成功したと思っています。
みんなライブで踊ってね。家でも踊ってね。

④ Zanzou
本EPは1曲につきだいたい4〜5時間かけて楽譜のドラフト版を書いてたんですが(作業効率が最悪とも言う)、これは3人でスタジオ入った時に2人がタバコ休憩行った15分くらいでドラフトを書き上げて、ほぼそのままです。
後から最後のロングトーン部分足したくらい。
ウンウン唸って書いた楽譜よりもこれの方が格段にメンバーからの評判が良く、書いてすぐは複雑な気持ちでした…。

⑤ Free Style
6/8拍子大好き。
音の動きとしては、ハーモニックマイナースケールを使いました。好きなので。
ハーモニックマイナースケールがわからない人は、聖飢魔IIのエース清水長官(gt.)が出している音楽理論の教本を読んで勉強してください。

⑥ Blue Back Material
生身の人間&電子楽器とのバトルの仕方がようやくわかってきた感じですね。
必要に応じて"引く"ことを覚えたうえで楽譜書けた自負があります。
ビートに負けないよう音の厚みを出したくて、全編に渡って和音を多用しました。

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というわけで、
"最新の大丈夫音楽が最高の大丈夫音楽"
(©︎布袋寅泰)
を目指して精進して参りますので、よろしくお願い致します!何卒!


【Blue Back Material - EP 各配信サイト様】
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などなど

自分が参加する以前のレーベル作品たち(名盤揃い)はこちら


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