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#129 朝の5時まで真剣に自分のことを考えてくれる親友がいること

自分には親友がいる。

彼との出会いは2年前。

自分が大学院のためにハワイへ移った時、一緒のアパートの一室に住んでいたひとりの韓国人。

個別の部屋はあるものの、キッチンだったり、共同スペースはみんなでシェアするいわゆる“シェアハウス”だったので何かと顔を合わす機会も多かった。

その韓国人には日本人の友達がいて、その友達も含めて3人で遊ぶことが多かった。

ある時、彼が韓国に帰らなければならない時があった。

アメリカに滞在するにはビザがいる。だけどそのビザがうっかり1日切れてしまい、出国した時にはもう違法滞在として拘置所に送られてしまった。1日の滞在で済んだものの、韓国に帰ってから新たなビザを得て、ハワイに戻ってくるまで3ヶ月以上かかった。
その間、彼の部屋の支払いの面倒をみたりしていたのもあって、彼にはやたら感謝されるようになった。

だけど、今となっては感謝をするのはこちらの方だ。

色々辛いことがあった。
その時彼はとても親身に、真剣に、すべてを理解したうえで解決策だったり、アドバイスをくれた。しかもそのアドバイスはエゴを超越した愛のあるもので、いつも感心させられた。人の言うことなんかあまり聞くつもりがない自分が、この人の話はちゃんと聞こうと思ったぐらい。

それからというもの、辛いことや悩みごとがある時は彼に相談する。

仕事を辞め、ハワイに1年振りに戻った時、悩んでいた自分と朝の5時まで真剣に向き合って話をしてくれた。お互い母国語ではない英語で話すものだから、複雑な内容の話をするのは簡単ではない。だけど、彼のアドバイスは誰よりも心に響くものだった。

今週彼にメールをした。
そう、ある悩みを聞くためだ。
いつも通りに親身に、いまの状況を踏まえた上で、彼は愛のあるアドバイスをくれた。人として尊敬できる、強い人だからこそ言えるアドバイスだった。

悩み、苦しむことは決して楽しいことではないけれど、支えてくれる人がいることに気がつくのはやっぱりこういう時だったりする。

辛い時 支えてくれる 人がいる ありがと親友 りとるはぴねす🤗

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