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モモを食べる。

蓬莱の豚まんの蒸し時間が5個で
10〜15分だと言うから、
あれよりは小さいし
10分くらい蒸せば充分だろう。
生皮は火が通ると色が変わるので、
そのあたりで様子を見れば大丈夫。

モモアチャールの仕上げに葉っぱ系を加える。
パクチーにニラ、ネギなど、
思いついたものも入れる。
モモアチャールに入れる食材は
ほぼモモの中身と変わらないから、
これで本当に味にアクセントはつくのかなぁと
ちょっと不安になる。
塩はたくさん入れたけど。

保存用のモモを作ったり、
モモアチャールを作ったり、
ばたばたしていると
あっという間にモモが蒸しあがる。
異国の香り。

湯気。
ゆ!げ!

ここで大切なことがある。
パカっと蓋を開けて、
ぺちゃっとつぶれていなければ、
それは皮が、
グラグラと煮えたぎる鍋で蒸されても
肉汁をこぼしていない証拠である。
包んだ自分の腕を褒めよう。

ふっくら。
すばらしい。
ちょっとつぶれてる。
そんなこともある。

そっとお皿に載せ替えて、
では。

いざ。


…おいしい。
ぶわっと出てきた肉汁で、
口の中だけじゃなく
うわくちびるまでやけどする。
でも止まらない。
うっま!


あくまで自己流なので、
あのおいしそうなモモとは
違う味だと思うけど、
モモ欲は満たされた。
「平日に何をやってるんだ何を」
と自分につっこんで、
これであの連載がどこまで続いても、
もう心は暴れないぞ。
とにんまりする。

あ、多めに作った皮の残りは、
翌日の朝
ガラスープで煮て、
モモアチャールをドバッと加えて食べた。
うまかった。

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