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プロローグ

2018年9月、一冊の本が出版された。
レ・ロマネスクTOBIのひどい目。
というその本は、そもそも著者のレ・ロマネスクTOBIさんの
怒涛の実体験(もう、ひどい目としか言いようがない)を
インタビューによって掘り起こしてたたみかけた
「ほぼ日刊イトイ新聞(略称ほぼ日)」の人気連載の書籍化であり、
刊行を記念して、ほぼ日上で
読者から「わたしのひどい目」を募集する、
という静かな企画が立ち上がっていた。

ネットラジオもやるし、関連の展示企画もあるから、
みんなにぎやかしてね。
くらいの企画だったと思う。
通りかかった人、コメント書いてってよー
ツイッターとかでつぶやいてねー
みたいな。

そこらへんのライトな感じはわかっているつもりで、
ペロッとサクッと小話を2、3本…と思って、
メールを立ち上げて。
ひどい目、ひどい目ねぇ…
と、ちょっと考えたとこまでは
たぶん理性があったと思う。
書き出した時は、わりと冷静だったはず。
しかし、
どこかでなんらかのスイッチが入って
結局こういう、画像でめだつくらいの長さになりまして…


ココロある方々から笑いとともに
あなたはいったい何を書いたんだ!
読ませてくれ!
という声を頂き、
せっかくこれだけ長いし公開してみよっかな。
という気分ではあったのですが、
ともかく変なテンションで書いた自覚があるのと、
書きあげた時点で、
あの、ぶっちゃけ…飽きて…まして…
書き直すとか…ねぇ…
という理由で、
今日までズルズルと…

むしろ
自分の感覚の中ではもうきっぱりと、
そのままどこかに公開する気も、
書き直す気もない。
という境地に至っていたのでありますが、
昨日ふと、
逆にさらに長く書いたらおもしろいんじゃなかろうか(私が)…
ということを思いついたため、
ちょっとチャレンジしてみる次第です。
おつきあいいただけたらうれしいです。

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