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展示数1000余点!大塚国際美術館に行ってきた

ずっと気になっていた徳島にある大塚国際美術館に行ってきました!
去年の紅白で、米津玄師さんが歌っていた場所でもあります。

1.大塚国際美術館へのアクセス

京都から行くので高速バスを選択。
「阿波エクスプレス京都号」という京都ー徳島間を走るバスがあり、早朝から夜まで運行していて便利でした。
http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/businfo/awa_ex/kyoto.htm

一応、電車でも行けるけど、新幹線 + 特急で、一度岡山で乗り換える必要があり、値段も時間も高速バスより高いので、高速バスが良さそう。

調べてから知ったけど、徳島駅から近いのかと思いきや、路線バスで約70分かかる距離にあるので、かなり遠い。

2.チケットを買うならオンラインがお得

大塚国際美術館はオンラインチケットの購入が可能。
当日券より安いので事前購入がおすすめ。
当日もQRコードを見せるだけなので発券の必要なし!
https://www.e-tix.jp/o-museum/

3.オススメはガイドツアー

大塚国際美術館は山をくり抜いて作られており、地上2階・地下3階の5階建てで、歩くと約4kmもあり、見た目よりめちゃくちゃ大きい!

展示数も約1000余点あり、じっくり見ていると1日では足りないです。

なので、オススメはボランティアの方による定時ガイドツアー
ボランティアとなっているけど、「美術館の職員でしょ…!?」というくらい話が分かりやすくて面白い!
ガイドツアーは2時間コースが2種類、1時間コースが1種類あります。

その他にも期間限定のガイドツアーもあり、私が行ったときは「怖い絵ツアー」というのをやってました。
本当はこれに参加したかったけど、1週間先まで満員…。
期間限定のツアーはネットで予約可能なので、早めの予約が良さそう。

定時ガイドツアーは予約不要なので、2時間・1時間のどちらも参加してみました。
ざっくりとした感想としては、2時間は絵画の説明に加え、大塚国際美術館での展示方法に関するトリビアも聞けます。
1時間は人気絵画トップ10をザッと鑑賞するので、絵画の説明だけという印象でした。
また、スタートは指定の時間ピッタリに始まりますが、途中参加・退場可能なので、説明を受けながら、他の絵画が気になったらそちらに寄り道することも出来ます。

4.大塚国際美術館の魅力

その1:全て原寸大!しかも触り放題!!
行くまで知らなかったんですが、名画に触れることが出来ます!
陶板は2,000年以上そのままの色が残るそうで、一部の絵画を除き全て触れます。
「一部を除き」と書いたのは、絵画にさわれないのではなく、絵画をはめ込んだ枠が高価で触れないからだそう。

入館すると最初に入ることになるシスティーナ礼拝堂を再現したシスティーナ・ホール。

また、全ての展示に簡単な説明があるので、絵画に詳しくなくても概要を知ることができるのが良かった。

その2:筆の筆致も再現された陶板のリアリティ
学生の頃に来ていたら、美術に対する興味関心が変わっていたかもなあと思うくらい、見ると触るでは得られる情報量が違う!

油絵の凹凸ってずっと触っていたくなる…。

その3:陶板だからできる名画の展示方法
個人的に感動したのが、「最後の晩餐」とモネの「大睡蓮」の展示です。

「最後の晩餐」は、劣化が激しく、何度も修復作業が行われています。
その過程で、本来の絵が分からなくなってしまい、近年の大規模な修復を行うことになりました。
その修復前と修復後を1つの空間で同時に鑑賞することが出来ます。
2枚の巨大な絵画を対面で比較できるのは迫力があります!

うまく入れることが出来なかったんですが、絵画が対面に飾られています。
上が修復後、下が修復前です。

また、「大睡蓮」は、自然光の中で見てほしいというモネの思いがあったけれど、本物を自然光のもとに晒すことが出来ませんでした。
でも、大塚国際美術館では屋外展示で自然光の中「大睡蓮」を鑑賞することが可能。
360度囲んでいる睡蓮の美しい色合いはずっと見ていられる…。

他にもゴッホの7つのひまわりを一つの空間で見れたり、夢のオールスター共演みたいで満足度が高い。

行く前は入館料が高いので (一般3,100円!) 行こうか悩んだんですが、今は行ってよかったなと思いました!
次こそは期間限定のガイドツアーに参加したい。

【こぼれ話】京都から乗車するときの注意点

行きにハマったのが、高速バス乗り場。
京都から高速バスに乗る場合、八条口の高速バス乗り場を利用することが大半。
ところが、阿波エクスプレス京都号の案内メールには「烏丸口 1番のりば」の文字が…。
京都駅の案内板には八条口と中央口しかなく、烏丸口なんてないじゃんー!と慌ててネットで調べたら、中央口=烏丸口らしい。覚えておこう…。
https://www.bushikaku.net/article/39676/

【こぼれ話2】高速バスで行く場合の降車場所は「高速鳴門」が◎

高速バスで行った時、「高速鳴門」の手前にある「鳴門公園口」で降車しました。

海が青い!きれい!!

公式サイトのアクセスでは「高速鳴門」から路線バスに乗ることを推奨していますが、ガイドツアーに間に合わせるために、鳴門公園口から降りて歩くことに。
公式サイトには『鳴門公園口で降りる場合、アップダウンのある山道(遊歩道)で美術館まで徒歩にて約25分』と記載が。
まあ、言うても遊歩道を歩きながらなら、景色も良さそうだしアリでは?と思ったんですが…。

遊歩道…?

遊歩…
看板もないし、車も人も一切通っていない山道をひたすら歩くのめちゃくちゃ不安になる。

やっと看板が見えてきました (実際はここからまだ10分くらい歩くことに)

後で写真を見返したら、1枚目の写真奥に写っているのが大塚国際美術館でした (橋の向こうに見える建物全て)
写真だと分かりにくいんですが、本当にアップダウンが激しく、結構遠いです。

ということで、公式サイトにある通り、「高速鳴門」からの路線バスがおすすめ!

ちなみに、「鳴門公園口」で降車すると、渦潮を見ることが出来ます。
渦潮が見れる時間は決まっているので、行く場合は「渦の道」で確認してから行きましょう〜。
https://www.uzunomichi.jp/

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