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2013/8/12 SOPHIA メンバーMC(ライブ中盤)@日本武道館

■2013/8/12 SOPHIA TOUR 2013
"未来大人宣言" FINAL @ 日本武道館

『Place~』後 メンバー紹介(4人)MC

『エンドロール』後 MC(松ちゃん)の書き起こし


■『Place~』演奏後

□豊田和貴

<VTR>
「俺はなんで生まれてきたかっつったら、
大変やったけど、いろんなこと。
ギターを弾くときに痛感するっていうか。
そういう人達と出逢うために生まれてきたって、
今やったら言えるかな。
なんか、俺、いっつも一つ一つのこと、
一生懸命やってきて良かったなーって」

「立ってると思ってなかったから、なんか、嬉しい。特別やと思う。あの。最高。楽しみ。
今世紀最大の、夢。」
「19年間、最高の19年間やったな、俺。」
「ほんで、他の言葉で、もし言い換えるとしたら、愛っていう言葉になると思う」

<「On Guitar! Gille!!」で登場>
こんばんは~!
ちょっと、V、すごい恥ずかしかったな。見てんの。
俺、コテコテやな。大阪弁。
最近マイルドになったと思ったら、
全然マイルドになってなかったなー、ホンマ。

こんばんはー!!

皆、愛してるゼェ!
忘れられない夜にしようゼェ!Yeah!!


□都啓一

<VTR>
「まぁ、この楽器はね。今は楽しい。
楽しいものかなぁ。
やっぱり全てやね。人生。喜怒哀楽表現できる。」

「ただ、がむしゃらに走ってただけだから、
そこに意味があるってことを、なんか。
まぁ、いつかなんか恩返し、したいな。
なんか、どういう形になるかわからへんけど。」

「19年前の自分に。
自分にとって、一番表現できるもの。
やっぱ、良い…良い景色が見れるよ、
って言いたいかな。
今日はもう楽しもう!ネッ!
もう、いつも以上に楽しみましょう!ネッ!
未来はまだまだ続いていきます。」

「一言で言ったら感謝しかないでしょう~。
ありがとう。」

<「On Keyboard, Miyako!」で登場>
Yeah~!!
いや~、たくさん集まってくれてありがとう!!
サイコーでぇ~す!
ちょっと武道館広いから、涼しいかなって思ってた、
俺がアホでした~。
も~…ありがとーーーう!

いや、もう、ほんとうに、えー、今日は。
目いっぱい、音に乗せて
皆さんに届けていきたいと思ってます!

えー、ねっ、もう、ほんと、あの、サイコーです。
まっ、もー、あのー、今日はもう、
武道館も復活したし。
今日は、活動休止ってことですけど、
未来に向けてのことなんで。
なんか、また、新しい一歩が始まるんじゃないかな、
って思ってます。
その、門出に、こんなにたくさんの人が集まってくれて
本当にどうもありがとう。

ねっ。
ありがとうっ!!

そうそう、それでね!!
それでな!!
急になんか、軽いテンションになってしゃべるけど。
実は、重大発表があるんですよ。
フハッハッハッハ。

これはねぇ~ちょっと、ほんま。
俺も驚いたし、メンバーも驚いたし。
えーこれから、みなさん、いろいろね、
こー、あのー、
書き替えないといけないことになってしまうので。
実はですね。

ワタクシ、ケツエキガタ ビィーガタ デシタ!!

(・・・会場騒然!!)

この武道館で言いたかった。
まぁ、武道館のBやね。

そんなことはどうでもえぇか。
はい、えー、なので、みなさん、いろいろ、
僕のプロフィールは
これから、B型ということで。

まぁ、新しいスタートということで、
よろしくお願いします!
今日は楽しみましょうっ!!


□黒柳能生

<VTR>
「大好きです。自然とそこに収まった、というか。
なくても構わないんだけど。
10回目。10回もやれるなんて思ってもなかったけど。
やらされたわけでもないし。
すごい嬉しいよね。
なんだろうな。
俺が、ベースを選んだ理由に似てるかも。
"疲れる"色のものというか、そういうものが無い、
リビングみたいな感じ、だね。
あのー、目いっぱい、一緒に楽しみたいと思います。」

「地図を持たずに、方向だけを決めて旅行する感じ」

<「On Bass! Kuro!」で登場>
すげぇ慌てて着替えたのに。都が長くて。
でも、衝撃の発表、おもしろかったでしょ?
俺らもハラ抱えて笑ったからね。
まぁ、そんな都くんの重大発表が聞けて、それだけで
今日は良かったんじゃないかと思いますけど。

まあ、あの、先程、
最後の方にもちょっと言ったんですけど。
特にあてもなく、方角だけ決めて歩いてきた
19年間な気がしますが。
ワタクシ、とっても方向音痴なもので。
方角を決めたところで
その通りうまくいった試しがないんですが。

たぶん、この後もきっと
そうなるんじゃないかと思ってます。

でも、方向は見えてるんです。
きっとそこに、辿り着けるように、
頑張りたいと思いますので、
皆さん、これからも応援よろしくお願いします。


□赤松芳朋

<VTR>
「うーん。あっという間に過ぎたけど、
中身は濃かったなあ。うーん。」
「みんな、育ての親やね。」
「まぁ~叩けば鳴る、簡単な楽器だけども、
まぁこんな仕上がりになりましたけど。」
「命です。魂です。
まぁ、これがなかったら全ては始まらない。」

<「On Drums!達人! (歌舞伎風に)いよ~~~~ッ、ポンッ」で登場>
いや、ちょちょちょちょ
ちょちょ待ってよ。
いま、なんか、名前間違えてなかった?
完全に赤松芳"明"になっとったよね?

(※モニターは芳"朋"であってた)

えぇっ!?
じゃあ、なんで俺トモっていうの?
え?これ、ホンマに間違えてんの?
俺・・・誰としゃべってんねや。

え!???何?直す時間なかった?
分かるやろ?
なんで俺トモやねん。なぁ。
お前、俺、プロのドラマーである前に・・・

芸能人やぞっ!!土曜日だけ。

ほんま・・・なにぃぃそれぇぇ
ヨシアキになっとったよね・・・?

誰がアキやねん!

あぁ~えぇ~~??
俺、どうしたらいいの?
まぁ、えぇわ。もうえぇわ。
皆放って、俺らだけで楽しもうか?

えぇー、皆、今日は忘れられない夜にしようぜっ!!
(ドラム)ドコ ターン バーン

………ちょちょちょ待ってな。
ドラムだけやったら無理や。

黒ちゃんおる??あ、おるね。
あんな、あの~無理や。
ちょっと手伝って。
俺、ドコターン、バーンってやるから。
Bm(ビーマイナー)かなんかでやってくれたら。
いくで。

→(ドラム)ドコ ターン バーン
 (ベース)・・・

トモくん「えっ??」(会場 笑)

黒ちゃん「Bm??」
トモくん「Bmとか、なんか、、、C、、」
黒ちゃん「今からやる曲・・・」
トモくん「C#7(シーシャープセブン)とかなんか、そういう」
黒ちゃん「あのなぁ・・・(呆)」
トモくん「***(聞き取れず)響きが好きやから。Bmやって。」

→(ドラム)ドコ ターン
 (ベース)ぼぉ~ん でれれ れ~

トモくん「なんか変やな・・・あの、えぇよ、任せるわ」
黒ちゃん「ハハハハハ」

トモくん「じゃあ、盛り上がっていこうゼェ!!」

→(ドラム)ドコ ターン ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ
 (ベース)ボォーン ボン ボンボン ボボボボンボンボンボボボボーン

→『理由なきNew Days』のイントロへ


~~~~~(中略)~~~~~

■『エンドロール』演奏後

□松岡充

どうもありがとう。

あのう。どれだけ、ありがとうをね。
どれだけ歌っても。
どれだけ演奏しても。
もう言い切れないほどの感謝です。

皆と。まぁ、敢えて皆と、って言い方しますけど。

あなたと出逢わなければ、
僕らは、たぶん、ここまで続いて…
SOPHIAというバンドは続かなかったでしょう。

もし続いたとしても、もっと早くに、違う別れを、
解散をしてたんじゃないかと思います。

だけど、正直に言うと。
まぁ、19年間やってると、その間に何回もそういう、
解散?の危機っていうのはありました。
まぁ、その度にぶつかって、中で揉めたり、とか。
外からの圧力に負けそうになったり。
いろんなことがあった。
だけど・・・それをなんとか、耐えてこれたのは、
皆がいたからです。
あなたがいたからです。

そうじゃなかったら、ただ…
ただ…本当に、俺たちが職業で、
ビジネスでやってるんやったら。
それだけやったら
絶対に続いてこなかったと思います。

そんな中に、都の・・・がんという、ね。
おっきな問題があって。
初めて、活動休止を余儀なくされた。

見事に都は復活をして。寛解して。
SOPHIAを復活に招いてくれた。

でも、ある意味ね。
そうやって。復活できたからこそ、
ここで、もう一度改めて、
自分たちの決断として活動休止をしよう、
ということに至ったんだと思います。

もっと大切にしたい、と。
僕らがこの時代に生きて、
音楽、好きな音楽をして、
好きなバンドの仲間と、
好きな楽器を弾いて、
好きな言葉を並べて、
こんなにたくさんの仲間がいる、と。

それをもっと大切にしたい。

せなあかん、じゃなくて、したい。
もっと、もっと。

そのためには、今、ここで。
もう一度。
まっさらな状態に戻って。

誰に僕たちは愛されてきたのか。
誰が僕らを突き動かしてくれたのか。

それを、感じる時間が欲しいと思いました。

別に、アイドルでもないし。ねっ。
ちょっと、あの、自分の時間が欲しい、
的なことでは無いんですけども。

大切にしたいからです。
さらに。

で、自分の人生も大切に、
さらに大切に生きたいから。

流れていく時に、いったん、
自分達でストップをかけました。

でも、19年…
20年目じゃない、、、
さっきも言いましたけど、
19年目で止めるところがSOPHIAらしいよね。
なんか、ほんと、そう思います。

でも、そのSOPHIAをつくったのは、
俺らたちだけじゃない…
みんなと一緒につくったから。

えー…本当に俺たちも、みんなも、
いつの間にか大人になりましたね。
カッコいい大人に。
どんどん、これから、もっともっと、
カッコいい大人にお互いなっていこう。

何が出来るか、
そんな偉そうなことは言われへんけども。

でも、少なくとも、自分のケツは拭ける。
そんな大人に、なっていきたいなと思うし、
なって欲しいなと思う。

そして、自分のこと精一杯じゃなくて。
自分のことは…一番、自分が出しているヘルプであったり、君は自分を一番分かってあげて。

そして、早く立ち直って。早く強くなって。

出来れば・・・誰かひとり。
自分が弱ってるときに支えてくれた誰かひとり。
愛する誰かひとり。
そして、出来れば、その人が愛する人、
その人を支える人。

どんな人もね、俺、思うんです。
勝手な持論ですけど、俺思うんですよ。

自分のことなんてね。
当たり前に生きていけるんです。ちゃんと。
強いんです。人間は。
どんな人もね、人生かけたら、
絶対に自分以外の誰かひとりを・・・守れる。
僕はそう思います。

その一人が守れたら、守れることができたら、、、
二人守れる。三人守れる。

自分のことでいっぱいいっぱいになってる俺ら、
おるやん。どっか。
でも・・・そんとき、俺らにもみんながおったし、
みんなにもSOPHIAがおった。

だけど、こっからは。
心の中に流れてるSOPHIA。
俺たちもみんなも。心の中のSOPHIAを糧に。

また、それぞれの道を歩いていこう。

で、約束はできへんけど、
どっか、偶然にも、、、

前に進んでたら、絶対、また、さ。
絶対、曲がり角で逢えるよ。絶対。

だって、逢えたんやもん。こうやって。
奇跡みたいなことやで。
人と人が出逢うことって。

昔言ったことあるけど。
25mプールに張った水の中に、
腕時計の部品をばらばらに投げ入れて。
それが、風とか、自然現象で組み上がっていって
一個の腕時計が出来るくらいの確率なんですって。
人と人が出逢うって。

こんだけの人と出逢えた。
最高の人生です。
最高のバンドです。SOPHIA。

ありがとう。

それを持って。
俺らは、また、それぞれの道を生きていきます。

そして。
どんだけ言っても、ありがとうを伝えきれへんから。
また、どうせ、つくるよ。この5人で。

また表現すると思う。
俺はそう思ってる。たぶんね。

あのころ、子供だった、みんなに。
贈ります。
『未来大人宣言』