天皇杯予選決勝 (の日に書いたらしい文章が下書きにずっとあったのでとりあえず公開したやつ)

昨日は悔しい一日だった。悔しくて、泣きたくなって、疲れた一日だった。
家に帰って、今までの疲れと試合に負けた悔しさがドッと出てきて、気付いたら意識を失うように寝てしまった。

自分はTOPチームの選手ではない。ピッチの上で勝利に貢献することは出来ない。ゴールを決めることは出来ないし、決定的なシーンを作り出すパスを出すことも出来なければ、絶体絶命のピンチを救う魂の守備を見せることもできない。

これでは、何も出来ない。

ただ毎日漠然と下のカテゴリーでサッカーをして、週末にTOPの試合があれば観て、部員と偉らそうにああだこうだ言いながら結果に一喜一憂しているだけ。

勿論、リーグ戦の場合は試合運営というタスクがあるけれど、尊敬する先輩がブログで仰っていたように、それは「マイナスを与えないこと」でしかない。

会場を抑えて、お客さんを入れる準備をして、当日会場に行ったら設営をして、試合を開催する。

「当たり前が当たり前ではない」ことが強調された昨年だったけれど、これは、選手たちからしたら当たり前のことだ。つまり、これはプラスではない。「マイナスにしないこと」なのである。
(勿論、試合を運営する人がいることに感謝もできず、あたかもそれが当たり前かのように振る舞い、挨拶や片付けすらしない、しまいにはルールも守ることができないような奴らには「試合が開催できること」を当たり前だとは思って欲しくはないが。)

選手たちにとっては、試合が出来ることが前提としてある。その試合に向けて、どう戦うか、どう臨むかを日々考えているはずだ。

だから、「マイナスとしないこと」においては、少なからずチームを支えることは出来ているのであろうが、「チームのためになるプラス」はなかなか生み出せていない。

小さい頃から大好きなJリーグクラブがきっかけで蹴球部を知り、導かれるかのように受験し、合格し、門を叩いた。

蹴球部の存在がどんどん身近になっていくにつれ、自分の中での存在もどんどん大きくなっていく。どんどんこのチームのことが大好きになっていく。

だからこそ、大好きなこのチームのために何かプラスになることがしたい。
直接勝利に貢献することは出来ないが、自分がプラスを生み出せる場所を見つけたい。

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