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プロ格闘家がやっている免疫力を上げる方法

こんにちは
高本道場所属の渋谷カズキです。
プロ格闘家の活動を軸にフィジカルやダイエットのトレーナー、体操競技のコーチとして活動しています。

TwitterやInstagramをフォローしてくださってるフォロワーさんは僕の事をご存知かと思いますが、これからはnoteでも自分の考えや想いを好き放題に書いていきます。

もしよろしければこちらのnoteもフォローして頂けますとより格闘家としての渋谷をお楽しみ頂けるかと思います。

免疫力ってなに??

こんなご時世ですから健康に気を遣う方が増えてます。
健康の定義にもよりますが基本的に病気になりにくい事を前提にお話します。

健康=免疫力が高いという事は誰もが知っていますが、そもそも皆さん免疫力の高め方以前に免疫力をご存知ですか?

免疫とは
生体が自己にとって健全な成分以外のものを識別して排除する防衛機構

上記が免疫についてですが、リンパ球、マクロファージ、好中球と呼ばれる細胞が免疫を担当しています。

そして免疫力とはこの細胞達の優劣を意味しています。

免疫力が下がると

ウィルス、感染症などにかかりやすくなる
肌が荒れる
アレルギー症状(アトピーや花粉症など)が生じやすくなる
下痢をしやすくなる
疲れやすくなる

などの症状が表れます。

免疫力の向上=健康、だという事がなんとなくお分かり頂けたかと思います。

意識高い系

僕はプロ格闘家と並行してトレーナーをしております。
僕のクライアントのほぼ全て方は健康への意識が非常に高くトレーニングや食事管理を続ける理由が"ダイエットの為だけ"ではなくなっています。

俗に言う「意識高い系」というやつです。

トレーニングだけでも様々な効果があります。

ボディメイク
ダイエット
アンチエイジング
ストレス解消
睡眠の質の改善
ポジティブ思考
etc…

トレーニングや食事管理を続けた方が今後の人生の豊かさが実践していない人に比べて大きく変わってきます。

話を戻しますが僕のクライアントの中にはそういった「意識高い系」の方が多いです。
故に健康に良い食べ物や方法を尋ねられる事があります。
最近はより多くの方から尋ねられます。

そしていつも

「そんなものは無いです」

とハッキリ言います。

誤解を招かないようにちゃんと補足しますが、特定の食品1、2種類を食べ続けたり、運動をやり続けるだけでより健康的になる事は無理なのです。

むしろそれは逆効果です。

より多くの種類の食品を適度に食べて、適度にいろんな運動をしましょう。

あ、ちなみに僕は「意識高い系」の方は好きです。
「意識高い系もどき」は嫌いです。
もどきは意識高そうにしてるけど本当はやっていない人の事ですww

免疫力を上げるには??

では実際に僕がクライアントに教えている事、そして僕自身(プロ格闘家)が行なっている免疫力の上げ方についてお話します。

全員が共通してやるべき事
(僕もクライアントもやっている事)

体温を上げる
食事、栄養の管理
7〜8時間の睡眠

プロ格闘家(僕)がやっている事

グルタミンの摂取
CBDの摂取
水分補給

体温の上昇は様々な良い影響をもたらします。
免疫細胞の活性化や思考力の向上、運動機能の向上など。

体温を上げる為にはトレーニングで筋肉量を増やす事と入浴が効果的です。

次に食事や栄養を管理しましょう。
タンパク質を「自体重×1g以上」の摂取を心掛けましょう。
体重70kgの人の場合は70g。

(のちほどタンパク質が免疫力向上に何故必要なのかお話します)

それから摂取カロリーにも気を付けましょう。
食べ過ぎ、食べなさ過ぎに注意です。

最後は7〜8時間の睡眠時間を確保しましょう。
体を作る、治すのは眠っている時間のみです。
短時間睡眠は寿命を削っています。
免疫力を上げたいのならまずはたくさん寝てください。

ここからは僕がやっている応用編です。
上記の【全員が共通してやるべき事】が習慣化したら是非実践してみてください。

グルタミンの摂取
グルタミンとはアミノ酸の一種です。
グルタミンの効果は筋肉分解の抑制、消化管機能のサポート、免疫力向上、傷の修復などがあります。

回復系サプリとしてハードなトレーニングをするアスリートは摂取しています。

グルタミンは免疫細胞(リンパ球、マクロファージ、好中球)のエネルギー源となります。
タンパク質の摂取量が低いと体の筋肉を分解してグルタミンにしてから免疫細胞のエネルギーにしてしまいます。

タンパク質の摂取は非常大切なのです。

CBDの摂取
CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略称です。
大麻植物に含まれる有効成分のうちのひとつで、海外では今最も薬理効果を期待されている成分です。

恒常性(ホメオスタシス)を基準値に戻したり、リラックス効果が期待できるのでこちらも回復系サプリとして主にコンタクトスポーツの選手やボディビルダー、フィジーカーが利用しています。

アメリカではCBDのブランドがあり、様々な競技のアスリートをスポンサードしていたりします。

主にオイルを飲むタイプとガスにして吸引するタイプに分かれますが僕はガスタイプを使用しています。
何故なら吸収が早いから。

水分補給
意外と軽視されがちな水分補給。
人は1日に「自体重×35ml」の水分の補給を推奨されています。
体重70kgの人の場合は2Lと450ml。

これは体内から排出される水分の量がそれくらいだと言われているからです。

それ以下の水分補給だと体の機能は次第に衰えていきます。
内臓に負担が掛かるので内臓の病気にも罹りやすくなります。

また口腔環境を常に清潔な水で潤してあげる事で細菌の繁殖やウィルスの付着を防ぎます。

こまめな水分補給を心掛けましょう。

最後に

今回はプロ格闘家流、というよりは一般の方向けの免疫力向上コラムになりました。
ひとつだけ言える事は感染症が流行ってしまっていても、流行っていなくても常日頃から続ける事が免疫力向上にはとても重要です。

流行ってから始める"もどき"ではなく、確実な「意識高い系」を目指しましょう。

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