「文化」とは酸素のように当たり前で、血のように濃くなくてはいけない話
to 2020GLT デンマークツアー運営のあなた
羽田です
こんにちは、先ずは俺たちと一緒に今年ツアーの運営をしてくれる意思決定をしてくれてありがとう!本当に感謝。マジで、、、
これから、俺も忙しいし大事なこととかなるべく、直接伝えたいけど、伝えきれないことが出てくるような気もするので、文章にして週1ぐらいで伝えていこうと思います。(三日坊主なので、書いてなかったら言ってください(´-ω-`))
今回は、初回ということで、俺がこのツアーの運営代表をするにあたって大事にしたいこと、みんなと一緒に大事にしたいことを書こうと思います。
現状(2020/1/13現在)、大阪7人東京3人の運営が集まっています。
2019年は、運営・参加者合わせて14人だったので、運営だけで去年の参加者数を抜きそうな勢いです。
さあ、これからこのチームで、1つの目標を追うにあたって、超大事になってくることがあります。
それが、「チームの文化」です。(画像に特に意味はない)
「文化」ってなんだろう?
「文化」という言葉は、色々な意味で用いられてると思います。
個人的には、1つの集団が有する、統一された価値観や思想ではないかと考えています。
チームとして、目標に向かうにあたって、こういうことを大事にする。こういった考え方をする。
そういう、共通認識を持って目標に向かうことって超大事だと思ってます。
例えば、甲子園を目指す2校の野球部でも、チームが違えば、打撃に特化したチーム、守備に特化したチームみたいな感じで、チームごとの色みたいなものが生まれると思います。
そんな感じ。(この例え分かるかな?)
これから来る人って、そういうチームの雰囲気に惹かれて参加を決める人もいるよね。類は友を呼ぶって、そういうことだと思う。このチームの雰囲気が好きだから、GLT運営の人柄に惹かれて参加することにしました。そんなことを言ってもらいたいね~!
じゃあ、羽田はどんな「文化」を作っていきたいのか?
3つあります
①価値を生み出す文化
②対話の文化
③余白の文化
①価値を生み出す文化
また、抽象的な言葉を使いました。ごめんなさい。
「価値」って何だと思いますか?
「これ、価値あるわ~」
「めっちゃ、価値感じる!」
そんな言葉を一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
けど、意外と「価値」ってなに?って聞かれると難しくないですか??
個人的には、「価値」とは、プラスの変化だと思っています。
何か、悩みや欲求を解消してくれるものとも言い換えられるかもしれません。
多分、みんなもGLT運営に、これまで経験できなかったこと、得られなかったものがこの運営で得られると感じたから。つまり、「価値」を感じてくれたから、参加を決意してくれたのではないでしょうか?
だからこそ、みんなにも多くの価値を生み出してほしいです。
すごいことをするだけが、「価値」じゃない。
些細なことでもいい。絶対に笑顔で挨拶するとか、相手の話に共感するとか、そんな小さなことでもいい。目の前の人たちに、価値を生み出してほしいです。
俺も日頃から、意識しています。人と話すときは、初めて話す人とは、「今日何話せたら嬉しい?」って大体聞きます。
そんな感じで
この人は、どうしたら喜んでくれるだろうか?
この人は、何に困っているのだろうか?
そんなことを、考える習慣を持ってほしいです。そうやって、「価値」がチームの内外問わず、循環するチームにしたいです。そして、1人で作れない価値をこのチームで作っていきたいです。
②対話の文化
これは、デンマークツアーの運営だからこそ大事にしたい文化です。
デンマークが幸福な国である一つの要因として、対話の文化があると、俺は考えています。
対話とは、お互いが胸の内に秘めている、想いや考えを素直に相手に見せること。
イメージこんな感じ
ただ、話したいことや思ったこと、共有したいことをシェアすること。
別に、結論を出すために話すんじゃなくて、対話の相手のことをより深く知るためのコミュニケーション。
そんな、自分の軸を持ちつつも、相手の考えに触れることって、日本人は特に苦手なんだと思う。(一般化はあまりよくないが、、、)
すぐに、「正解」を求めようとするし、自分と違う思想に触れると排除しようとする。
けど、デンマークに行って俺自身気付かされたけど、1つの考えが理解できなからといって、その人のすべてを否定するのはおかしい。
色んな人がいて、色んな考えがある。それは、当たり前で、色んな考えが共存するためにも、相手がなぜそう考えるのか?何を背景として、そんな発言をしているのか?そういった、背景を深く知る姿勢がとても大切だと思う。
あ、君はそう思うから、そんな考えになるんだね!
たとえ自分は、違う考えだったとしても、対話を重ねて、妥協点を探せばいい。白か黒かの二元論で、全てを見るなんて疲れてしまう。
けど、妥協点を探すためには、いっぱい対話して、相手のことを深く知らないと難しい。だからこそ、対話を続けよう。
デンマークで何かを学ぶなら、まずはデンマークの文化を知って、体現しよう。
③余白の文化
これも、デンマークの文化。
時間的な余白や、人間関係内での余白、人生における余白。
デンマークに行くと感じるのだが、デンマークの人は、この「余白」を大事にする。デンマークでは、1日7時間ぐらいの労働が普通だし、対話においても、余白がなければ成立しない。フォルケホイスコーレも、一度働いていた人が、自分の人生を見つめ直すために入ったりもする。そういった、自分を見つめる時間や、なにもしないを大事にしているように感じる。
そういった、時間があるからこそ、家族や周りにいる大切な人の存在に気付けるし、幸福度も上がっている。
今、日本で必要なのは「余白」だと確信している。
漠然とした、人生に対する焦燥、不安。いい大学に入ればいい仕事に就けるとか、大学4年間終われば就職するとか、まるで人生に幸せになるためのフローでもあるかのような固定観念。何かをしていないと、自分の存在意義を感じられない。
存在意義って、誰かに与えてもらうものだっけ??
存在意義なんて、自分で定義しないと一生見つからない。だからこそ、「余白」を一つのキーワードにしたい。この2020デンマークツアーが終わった時に運営のみんなが、「自分」を見つけられていたら、俺はゴールだと思っています。だからこそ、表面的な会話なんてしたくないし、もっともっと対話して、本音全部ぶちまけて、自分の未来を切り拓くリーダーにお互い成長していきたい。俺もまだまだだし、みんなと一緒に成長していきたい。
これから、大変だけど、楽しい旅が始まります。みんなよろしくね。
はだ