【剣盾シングル】S7使用構築 (6/30 最高291位 最終355位)

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初めまして、わぎ―です。

剣盾シングルS7で個人的にかないいい結果を残せたので、記事にすることで当時の考えや勝負勘を忘れないようにと思い書かせていただきました(あと個人的に構築記事を書くのが夢だったので、、、)。

初めてこういったものを書くので至らない点も多々あると思いますがご了承ください。

パーティ紹介


※TNはサブ垢です

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パーティのコンセプトですが、火力でゴリ押して相手パーティを漸減しつつ最低限の受け回しもできる構築を目指しました。なのでパッとみ分かりにくいかもですが若干受けに近いパーティになってます。

この構築には二つの軸があります。

バルジーナアシレーヌを絡ませたのやや受け気味の軸
ドラパルトエースバーンの高い圧力で攻める軸

最初は上の軸を基準に相性のいいポケモンで固めたところ実際にパーティを回したら下の軸で回すことが多かったので当初のコンセプトはやや崩壊してます。というか、やっぱりエースバーンが最強だった。さすが剣盾最注目株って感じでした。

個別紹介


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ドラパルト@命の玉
性格:おくびょう
特性:すりぬけ
努力値:C252 D4 S252
技:流星群/シャドーボール/10万ボルト/大文字

初手出し性能の高い汎用ポケモン。かっこいいし可愛いし、好きです!
ごく普通のCSドラパルトです。基本的にはこいつかエースバーンを初手に出して荒らすor不利対面ならバルジーナかアシレーヌに引くのが初手の動きなので汎用性重視で命の玉が一番使いやすかったです。

シーズン終盤でタスキドラパが爆流行りしたおかげでこいつを初手で出すとかなりの確率でタスキ警戒をされてかえって動きやすかったです。ただ、反対にタスキではないせいでエースバーンに初手対面をした場合ダイマックスを切らなければならなかったのがネックでした。
また、環境で若干流行っていたガオガエン入りのサイクルに対処するために大文字の枠を途中までハイドロポンプにしていましたが、エースバーンが鉢巻の関係上、ナットレイがどうしても重くなってしまう事、雨や霰に対する天候の奪取を考えて最終的に大文字になりました。
ダイマックス率は堂々の1位。ほとんどのパーティで最低限は仕事をしてくれるので「ラス1困ったらドラパ」の精神で出すことが多かったです。

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バルジーナ@アッキの実
性格:わんぱく
特性:はとむね
努力値:H156 A4 B252 D28 S68
技:イカサマ/岩石封じ/どくどく/羽休め

このパーティの主軸、物理受けバルジーナ。
型はコチラの記事のバルジーナを参考にさせていただきました。
元々は記事の通りにロゼルの実を持っていましたが、
パーティ単位でギャラドスがきつい
〇終盤に残った相手の玉エースバーンに確実に処理する
〇ミミッキュが減っている、またじゃれつくか剣舞を切っている可能性が十分あり得る
この三つの理由からアッキの実を持たせる結論になりました。

上記の記事にも書いてある通りドラパミミッキュカビゴン3体の相手を一手に担える超偉い子です(特殊ドラパルトは除く)。なのでドラパルトがいるパーティには必ず選出していました。カビゴンは型によってはどくどくが通らないのでゴリランダーかエースバーンで見ることが多かったです。
弱点を突かれない物理ポケモンに対するダイマックス枯らしとして後出しするケースが多く、にまたA上昇してないエースバーンに対しても強く出れるので試合終盤の詰め要因としても大活躍してくれました。
(※アッキなしで玉膝が 94 ~ 110(45.8 ~ 53.6%)乱数2発(40.6%))
選出率はほぼ1位。コンセプトの主軸にして影のエース。やっぱり使いたいポケモンが活躍してくれるのは嬉しいですね!

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アシレーヌ@食べ残し
性格:ひかえめ
特性:げきりゅう
努力値:H172  B252 C52 D4 S28
技:うたかたのアリア/ムーンフォース/身代わり/瞑想

受けル対策兼ダイマックス切り返し要員その1。あとKawaii要員。
型はコチラの記事を使わせていただきました。割とメジャーな食べ残しアシレーヌです。

低速ポケモンを積みの機転できるだけでなく、高めの耐久で相手のダイマックスに対して後出しダイマックスで切り返すことができるので命中不安でやらかしがちなエースバーンの裏に置くことが多かったです。
ゴリランダー、パッチラゴン、ロトム、この3体と鉢合わせるとこのポケモンは簡単に突破されてしまうので扱いは難しかったですが、このパーティで重いギャラドスやトゲキッスにダイマックスを切ってきそうな相手にはほぼ確定で選出していました。

特性の激流がダイマックスでの切り返しや身代わりと相性が良く、忘れたころに超火力の水技をぶっ放してダイマポケモンを倒してくれて頼もしかったです。

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ゴリランダー@きせきのタネ
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
努力値:H4 A252 B76 D4 S172
技:はたき落とす/ドラムアタック/剣の舞/グラススライダー

グラスラで赤ゲージ飛ばすウーマン。
ポケ徹のグラスシードゴリランダーをそのままきせきのタネに持ち替えただけの型です。

はじめはバルジーナやアシレーヌの耐久を確保する要員+最後の詰めとしてようき鉢巻きで使っていたのですが、打ち分けできないせいで負ける試合が多かったので別の持ち物を検討したところ、最初に思いついたのがグラスシードだったのでこの型を採用しました。
しかし、
〇サイクルを回す際に居座り前提のグラスシードは不向き
〇この型のS調整が現環境に刺さっている
〇鉢巻の相当の火力はほしい
これらの点から努力値はそのままに草技上昇のアイテムを持たせる結論になりました。

結果的にはあまり選出してませんが、草弱点や低耐久のポケモンはほぼ出されなかったので、見せポケとして選出誘導に大きく関与していたのかなと思います。構築の相性でバルジーナの負担が大きい時にミミッキュやドリュウズ、アシレーヌの対策として出すことが多かったです。

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ドリュウズ@気合のタスキ
性格:ようき
特性:かたやぶり
努力値:H4 A252 S252
技:アイアンヘッド/地震/岩石封じ/ステルスロック

起点要員兼ダイマックス切り返し要員その2。30%で勝ち筋を作る男。
ごく普通のASドリュウズです。

トゲキッスやパッチラゴン、エースバーンのダイマックスに対してタスキを絡めて切り返すダイマックス要員。そして、このパーティ一貫している電気を切りつつステロ+ダイマエースの流れを作る超優秀なポケモンです。
アシレーヌと同じように後出しすることが多く、同じような動かし方をすることが多かったのですが、持ち前のSとタスキでパッチラゴンやトゲキッスに後出しからダイマックスで切り返せるので、地面と鋼の通りがいいパーティに多く出した印象です。
エースバーンはタスキ+ダイアースのお祈りで突破します。ダイジェットやめてね。

起点要因として初手出しすることも可能なので、出し負けてもステロ+岩封で後続に控えているアシレーヌやゴリランダーにつなぐ動きが強かったです。なので、こいつが動けた試合は基本優位に進むことが多かったです。

そしてアイアンヘッドの怯み。どんなに厳しい状況でも30%で勝ち筋が作れるのでこれに救われた試合も少なくありません。ありがとう怯み!

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エースバーン@こだわりハチマキ
性格:ようき
特性:リベロ
努力値:A252 D4 S252
技:ダストシュート/飛び膝蹴り/火炎ボール/不意打ち

鎧解禁以降のニュースタンダードとなるS7最強ポケモン。

こだわりハチマキの火力と技範囲で非ダイマックスポケモンをほぼ確定1発に持っていくビックリドッキリメカ枠。
最初は玉で運用していましたが、
〇どうしてもドラパルトに玉を持たせたかった
〇ドリュウズが役割上タスキで運用したい
〇ラムやスカーフでは火力不足
これらのことと、このパーティで地味にきつい特殊フェアリーをダストシュートで確実に倒したかったこともあって鉢巻の採用になりました。

環境のエースバーンは玉、ラム、タスキのどれかがほとんどで、またタスキドラパルトが流行っていたこともあって、選出の段階で鉢巻が読まれていた様子はありませんでした。
鉢巻ダストシュートでH4振りのダイマトゲキッスを乱数1発(50%)にできるので初手対面で突っ張ったり、鉢巻を考慮していないH振り低速アタッカーに対して一撃離脱をかましたりと、とにかく初手出しで相手の想定を崩してそのまま後続のドラパルトにダイマックスを切ってゴリ押すのが非常に強かったです。

ただその分命中安定技が不意打ちしかないので、削り切れなかった場合や技を外した場合、裏のポケモンで相手の初手ダイマックスに対してどう切り替えすかが鉢巻エースバーンの難しい所でした。

このポケモンの技範囲の広さ、そして鉢巻での火力のおかげで「これエースバーン刺さってるな」と常に思っていた印象です。ホントに強いよこいつ

立ち回り

まず基本的に相手のパーティでエースバーンが抜群をつけるポケモンが4体以上いたら初手にエースバーンを投げます。

ドラパルトがいる場合は
エースバーン+バルジ―ナ@1
で初手ドラパルトだった場合バルジーナに引きます。
受け系に入っているドラパルトはほぼ特殊ドラパルト+初手ダイマだったので要注意。

エースバーンがいる場合は
エースバーンorドラパルト+ドリュウズorアシレーヌ@1
初手エースバーンミラーが起きた場合は同速勝利を祈るしかありません
ドラパルトVSエースバーンになった場合はダイマックスを切って不意打ちを受けに行きます。
このようにエースバーンが相手の場合は全く安定しません。それぐらい強いんですこいつは。

トゲキッスがいる場合は
エースバーン+アシレーヌ@1
で初手トゲキッスだった場合のケアをします。割とイージーウィンを狙えますがダストシュートを外すと一気に負けが近づくので後ろでちゃんとケアできるようにしておきます。

ただし、相手のパーティにギャラドスやパッチラゴンがいた場合は初手にドラパルトを出して初手ダイマックスでの壊滅を防ぎます。
そして後続にミミッキュがいる場合はドリュウズかゴリランダーでケアをするといった感じです。

このように基本的に一体で役割を遂行しようとするのではなく2体のポケモンを絡ませて相手のパーティに圧力をかけたり、切り返しを図る立ち回りを主にしています。
このパーティはドラパルト、エースバーン、トゲキッスは誘いやすいです。また、勝ちやすい三体でもあるので、これらの初手出しはなるべく受けられるように選出を組むようようにしていました。

最後に

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普段雰囲気でポケモンをやっている自分ですが、今回は鎧解禁前の最後のシーズンという事で、ちゃんと勝てる構築を考えてランキングに乗ることを目標に頑張っていたのでこの結果は非常にうれしいです。

正直なところ、パーティはかなり強かったので、もっとぎりぎりまで粘っていればもう少しいい成績になったと思います。二連続で格差マッチングに負けて完全に萎えてやめてしまったことが今となっては悔しいです。それと、根本的にポケモン対戦の経験値が足りないことが今後の課題だと思います。

パーティ自体は毒持ちのバルジーナがいる以上S8に入ってもある程度は戦えると思います。ただ、流行ると予想される雨パや強力な格闘ポケモンには立ち回りをうまく考える必要がありそうです。

レンタルパーティはこのまま公開しておくのでよければ使ってみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。




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