酒代の行方
滅茶苦茶大雑把な計算ではあるけど、休肝日を除いて1年間350日酒を飲んだとして、1日の酒と肴代を1,000円とすれば、年間35万円使う計算になる。
これを4年間で掛けると、140万円。あれ???これって最近購入したモノとほぼ同金額なのであります。それは、
新品の『ハング・グライダー』。
創業50年の歴史があるWiills Wing の機体で、現在は生産拠点をアメリカからメキシコに移しています。円安、材料費の高騰もあって、フルオプションで込々145万円!
納期は、今年の2月下旬から3月上旬になります。今からワクワクです。
そもそも、35年前にハング・グライダーを始めたのがスカイスポーツの原点でした。パラ・グライダーもその頃登場したので経験。どちらも、その後15年ほどブランクがあります。
その間は、国家資格である自家用操縦士のライセンスを取得して、上級滑空機で飛んでました。すべてのエアタイム(飛行時間)は、エンジンを使わないピュアグライダーだけで、2,050時間になります。
まあそれなりにヘビーな趣味であります。お金もそれなりに必要ですから、酒なんて飲んでる場合ではなかったのです。
で、今更ハングを再開しようと決意させたのは、当然『断酒』。体調が抜群に良くなり、元気な今しか再びハングで飛ぶことは出来ないのではないか、と。
パラグライダーはすでに再開していましたが、悩みましたね。その時です、天の声?が聴こえたのです。
【今しかできないことにお金を使いなさい。
お金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンスだ。
大切なのは、経験とそれがもたらす永続的な思い出によって、人生を充実させることだ。】
酒代が浮いて懐に少し余裕が出来れば、すぐに散財。結果的に赤字です。まあ、人生そんなもんです。
ハングはやっぱり楽しい。私の原点です。いつまで飛べるかわかりませんが、断酒が大いに味方してくれたのは、紛れもない事実です。それは現在も継続中。今日はこれから飛びに行きます。
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