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集合住宅やアパート、マンションの給湯器を交換したい!?種類と相場について解説

給湯器とは

ガス給湯器とは、水をお湯にかえるためにガスを用いる機器です。
給湯器内部に通水した水は、ガスを利用した熱交換器という機械で温められてお湯になり、給湯管や追い焚き管を通って蛇口や浴槽に給湯されます。
水の通水がスイッチになっている給湯器ですが、機器自体はガスではなく、電気で動いているため、停電などのトラブルがあって、電気が入ってこないと、給湯器からお風呂にお湯を出すことができません。

マンションやアパートに設置可能な給湯器の種類


・屋外壁掛タイプ
スペースに限りがあるので設置できる給湯器機種が制限されます。
現在の給湯器よりも小さい給湯器を設置する場合には、
隙間を埋めるアダプターが必要です。

・玄関横のPS(パイプシャフト)に設置タイプ。
ベランダ等や玄関付近の外壁に掛けて設置するタイプです。給湯器本体の下から配管が出ています。配管カバーが取り付けられている場合もあります。

フルオートタイプとオートタイプ
お湯はり機能が異なるオートタイプとフルオートタイプがあります。
スタンダードなタイプは、追焚き・保温がオートタイプです。

オートタイプ
お湯張り、追焚、保温が自動のタイプです。
足し湯は手動、足し湯ボタンを押すことで追加でお湯を足すことが可能です。
フルオートタイプ
お湯張り、追焚、保温、足し湯までが全て自動で行われるタイプ、全自動タイプです。
例えば、お湯が少なくなり、温度も低くなった場合、使用者は何もしなくてもフルオートタイプは自動で足し湯がされ、自動で追い焚きがされます。

集合住宅やアパート、マンションのお風呂のガス給湯器交換費用について

お風呂のお湯が出なくなったからと行って、給湯器の交換を検討したとしても、費用が分からないと気持ちが踏み切れないものです。
そこで、実際にマンションの給湯器交換にかかる費用について、交換費用の相場や交換工事の内訳とあわせて見ていきましょう。

集合住宅やアパート、マンションの給湯器の交換費用の相場

お風呂のガス給湯器の交換費用は、7万~28万円程度です。
かなり価格差がありますが、これは本体の機能や設置タイプによって変わります。
※ここでの交換費用とは、本体費用・工事費・10年間の工事&商品保証を含めた金額をさします。

機能面で価格の傾向をみますと安さでは以下の通りではないでしょうか。

給湯専用器>追焚機能付きふろ給湯器or高温差し湯ふろ給湯器>追焚・暖房機能付きふろ給湯器

また、自動湯張りや追いだき機能がついているフルオートタイプやオートタイプの場合には価格が高めの傾向になります。

マンションや集合住宅の場合、PS設置型、玄関側の扉内設置のパイプシャフト前方排気という設置タイプが主流です。
その他の排気方法、PS後方、上方などはお値段が高めです。

必要な機能や環境によって給湯器の交換・買い替え費用がいくらぐらいになるか把握すると選びやすいでしょう。



マンションの給湯器の寿命と交換するタイミングは?

マンションの給湯器の寿命は給湯器によりますが、交換目安は、10年と言われています。
なぜ交換の目安が10年なのか?といいますと、メーカーの修理部品の保管期間が製造発売後10年間だからだそうです。


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