お風呂のガス給湯器のお湯が出ない原因とその対処法を解説

お湯も水も出ない？

蛇口をひねっても、お湯も水もでない場合は、栓もしくは、水道に原因がある可能性があります。
自宅内の他の蛇口やご近所で水が出せるどうか確認する必要があります。
マンションやアパートなどの集合住宅ですと設備点検のため、一時的に断水している場合がある。

凍結していない？

外気温が急激に下がった翌朝は特に注意が必要です。
もし、凍結していた場合は、自然に解凍するまで待つ必要があります。
給湯器や配管部分にお湯をかけたりしてはいけません。
熱湯を配管にかけた場合、破裂するおそれががあるからです。

止水栓、元栓止が閉まっている？

元栓は水道メーターの近くに、止水栓はそれぞれの器具についています。
これらが閉まっていると水ができません。

給水バルブ(給水元栓)が閉まっていない？

給湯器本体の給水バルブ(給水元栓)が閉まっていると水が出ないです。
閉まっている場合は全開にしましょう。

一部の蛇口だけお湯が出ない？

お風呂だけ、台所だけ、洗面所だけ一箇所からしかお湯が出ない場合はどうでしょうか？

水栓の温度設定が水になっていない？
水栓の設定を水にしたままお湯が出ないと思いこんでいる場合も多々ありますので一度確認してみましょう。

蛇口が故障していない？
他のところはお湯が出るのに蛇口(水栓)が故障している
一部だけお湯が出ない場合は、蛇口(水栓)が故障している可能性があります。
古い蛇口を使っている場合は、新しい蛇口(水栓)へ取り返しましょう。

どの蛇口からもお湯が出ない

どの蛇口からもお湯が出ない場合は、ガス給湯器に原因があると考えられる

水抜き栓が詰まっていない？

給湯器と給水管の接続部分に水抜き栓があります。
水抜き栓のストレーナーというフィルターにゴミが詰まっているとお湯が出なくなります。
もし、詰まっていたら取り除く必要があります。

給湯器の設定が間違っていない？

よくある見落としがちなことが下記の給湯器側の設定です。
・給湯器のスイッチが切れている
・給湯器の温度設定が低くなっている

ガスが遮断されていない？

震度5以上の地震やガス漏れ
長時間お湯が出っぱなしになっていた時には、ガス給湯器の安全装置が働き
ガスストップしていることがあります。
ガスメーターにおいてランプが赤く点滅している時は、ガスが止まっているので、復帰ボタンを押してガスの復帰作業をおこないましょう。

給湯器以外のガス機器も使えない。

コンロやファンヒーターなどのガス給湯器以外の機器も使えなくなっている場合は、ガスの供給がストップしている可能性がある

対処方法は下記の項目の文章をみましょう
→ガスメーターが遮断されていない？
→ガスの元栓が閉まっていない？
→プロパンガスの残りが少なくない？
プロパンガスの残りが少なくなって、ガスが供給できなくなっていることがある

給湯器の電気系統もチェック

給湯器は電気を使用しているので電気系統のトラブルが原因でお湯が出ないことがある

1　リモコンの電源が切れていない？

２　ブレーカーが落ちていない？
一度に電気を使いすぎたか、漏電など異常な電流が一定時間以上流れたらブレーカーが落ちる場合がある。
ブレーカーを確認し、給湯器以外が原因であれば、そのまま給湯器を使えますが、給湯器に供給するブレーカー部分の電源が落ちている場合は給湯器のメーカーに問い合わせしてみましょう。

３給湯器のコンセントが抜けてない？
給湯器本体の電源プラグを確認し、コンセントが抜けていないかみましょう。

４リモコンにエラー表示が出ていない？

給湯器のリモコンにエラーコードが表示されている場合は、給湯器の説明書を見てその指示に従いましょう。

まとめ

お湯が出なくなった原因とその対処法をケース別にご案内しました。