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金銅弥勒「ミニチュア 光の仏像展」 展示作品紹介

京都・祇園で11月20日~4日間限定の「ミニチュア 光の仏像展」で展示する作品を紹介します😊

「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」こだわりの造形

白鳳時代の幕開けを告げる小金銅仏

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1918(大正七)年、大阪にある寺院の蔵の中で発見されたという、小さな金銅仏。

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モデルは丙寅(666)年銘の重要文化財「金銅弥勒菩薩半跏像」。

日本の美術史に突如として現れたこの像は、白鳳時代(飛鳥時代後期)の弥勒仏として国の重要文化財に指定されました。現在は月に一度(毎月18日)だけ開帳される秘仏となっています。

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台座に記された銘の謎

モデル像の台座框には62文字の銘文が記されています。
解読不能な文字もあるため解釈は様ざまですが、「僧や知識人、寄進者など118名が中宮天皇の病気平癒を願って弥勒像を造像した」という内容が記されています。しかし今日に至るまで、実際何年に制作されたのか、どの寺院に伝わってきたのか、など多くの謎が未解明のままで、明記された丙寅年に天皇が即位していないことから、「中宮天皇」が誰を指しているのかも分かっていません。

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そんな「金銅弥勒」が展示されるのは、京都・祇園で紅葉シーズン真っ只中11月20日(金)〜23日(月)に開催される「ミニチュア 光の仏像展」。

☆紅葉の京都で最高のインスタ映えイベント☆

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普段は触れることも、写真を撮ることもできない日本を代表する国宝や重要文化財の仏像を忠実に複製した30体を超えるミニチュアの複製像を、風情ある京都・祇園の町屋の中で、京和傘を使った照明の柔らかい光のもとに展示。

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これまでになかった展示方法。
「飾る仏像(至高の仏像フィギュア イSム)」と
「和傘照明(京都5代の伝統と革新 日吉屋」の融合を
お愉しみいただきます。

観て・触れて・写真が撮りたくなる「入場無料」の展覧会です。

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「奇跡の写真が撮れる」この4日間限定のイベントに是非ご支援をお願い致します。

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