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ドラマ「コントが始まる」

どうしても中浜姉が好きになれずでしたが、ドラマ自体はかなり好きでした。
最終話、冷蔵庫を賭けてジャンケンをするシーンが本当に良かった。
終わりを実感するタイミングって、本当にああいう時なんだよね。泣き方がすごくリアルで、一緒に泣いてしまった。夢が終っても人生は続いてくんだよなあ。

まさかあの冒頭のコントが最後の単独だったとは。もうずっと終わりから始まっていたとは。


#5 
つむぎ「人に手を差し伸べるのは優しさからではない。誰かに頼りにされたり、感謝されると、自分の存在意義が簡単に保証されるし、生きてる罪悪感が少しだけ和らぐから。」
「高校を出てからなにもやりたいことはなかったけど、「何者」かにはなりたいと思ってる自分がいた。でも何をしていいのかわからなかった。何かを始めようと思っても、努力して何も結果がでなかった時の事ばっか想像して、一歩も動けなくなった。」
瞬太「夢が叶わなくても幸せだった。夢を語り合える時間があれば、それだけで幸せだった。」 
里穂子「すぐに結果に結び付かなくても、あとから遅れて結果が出る努力もあると思います」
#6
なつみ「心のどこかでこの人を支えてあげられるのは私しかいないと思ってきたし、10年間、鳴かず飛ばずの潤平を支えてきた自分に少し酔っていることも否定できない。だとしたら、マクベスを解散して、芸人を辞めたあとの潤平を、私はどう受け止めればいいんだろうか」
春斗「潤平よりも魅力的な人は周りに沢山いると思う。でも潤平みたいなヤツにはもう出会えないと思った方がいいよ。」
#7
瞬太「(辞書で)分かるのあとに来る言葉は別れだ。物事を理解したり、誰かを深く分かったあとには別れがきてしまうんですな。」
#8
楠木「人から与えられたきっかけを、いかに大切にするかで、人生って劇的に変わるんだよなぁ」
#10
春斗「後で振り返ったとき、正解だったと思えるよう生きて行くしかないだろう」
「このまま、あいこが永遠に続いてくれたらこの時間が終わらずに済むような気がした。それはきっとこのジャンケンが終わってしまったら、二度とこんなアホみたいな時間が訪れないんじゃないかという恐怖でもあった。」
「人生はコントだなんて、安っぽいことを言うつもりはない。でも、後から振り返った人生が、くだらないコントのように見えたとしたら、それはそんなに悪くない人生だったと思えるんじゃないか。コントがはじまる。」

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