サプライチェーンに関する思索 その7

サプライチェーンに関する思索を前準備、QCD、在庫に分けてやってきたが、結論として言えば、自動化やデジタル化でサプライチェーンを再構築する、網の目を繋ぎ直す必要があるということだ。

ここで我々アルムの野望を聞いてもらうことにする。

既にリリースしているARUMCODEをあらゆる加工現場に合わせたフィッティングをすること、あらゆる加工機に合わせてバージョンアップすること、さらにはARUMCODEを搭載した完全自動化マシニングセンタTTMCを完成させること、そしてTTMCをクラウドで制御すること。

これが現在我々がやっている開発だ。
実はこの先もある。

これらの完全自動化ツールに加えて、工場自体を建設したいと考えている。
しかも、無人で動く工場だ。
そして、その無人化工場を世界に売り出したいと考えている。
つまりは、我々の目標は自動化ツールだけでなく、無人化の工場を売り出すことだ。

そのために、日本にモデル工場を作りたいと考えている。
海外のVIPたちが集まれるモデル工場だ。
そこで無人化工場の売買を取り決める。

実はこの構想も水面下でジワジワと進んでいる。
これが実現すれば製造業の形態は変わると思う。
設備をあれこれ自分たちでアレンジすることに苦労することは無くなり、リソースをマーケティングに集中できるわけだ。

この構想を実現するための要素を着々と開発している。
今の製品のみ注目されているが、大企業の聡い方々は我々の狙いに気付き始めている。

サプライチェーンを変革する我々の戦いは始まったばかりなのだ。

最後に

わたしの拙い文章力で書いた「サプライチェーンに関する思索」を読んでくださり、ありがとうございます。

累計350人の方々がこのコラムを読んでいます。
つまりは、サプライチェーンに対して皆さんが深い関心を持っておられる証拠だと思います。

多くの企業がサプライチェーンをより安定化、より効率化するために努力をしています。
我々もその一社であります。

我々の技術で皆さまの企業経営が一つでも改善されたとあれば嬉しいです。
我々も一生懸命頑張りたいと思います。

引き続きコラムは書いていきます。
次回あたりは我々の構想と、それを実現する技術に関する思索にしようかと考えています。
お楽しみに。

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