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引き際。
12月24日。土曜日。
今日はクリスマスイブ。
初めてピザを注文した。
注文が完了したことを知らせるスマホの画面には、『クリスマスによる混雑が見込まれるため、通常よりも、お時間をいただく可能性がございます。ご了承ください。』というバナーが出ていた。
受け取り時間に合わせて、家を出る。
駅前の小さな店舗には、長い行列ができていた。
その行列の横を宅配用のバイクや自転車が出たり、入ったりを繰り返していた。
覚悟はしていたけど、ここまで多くの人がピザを求めていることは想像もしなかった。
“クリスマスはチキン”という私の固定概念がうち壊された瞬間だった。
この、突如訪れた待ち時間を、どうにかできないか。
そうだ、noteを書こう。
書きたいこともたまっていたし。
そんなこんなで、今noteを書いている。
前書きが長くなったが、ここ2.3日考えていたことを、ここに記しておこうと思う。
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昔から、控えめな自分の性格を指摘されることが多かった。
いつからだろう。
そんな自分を変えたいと思うようになった。
大学時代は一人旅もしたし、インターンもしたし、興味のあるボランティアには全て参加した。
新しいことに挑戦している時間は、自分の全てを肯定してくれた。
その安心感から、少しずつ自分を出せるようになった。
「自分を諦めたくない」
案外、負けず嫌いなのかもしれない。
見えていなかった自分を感じるたびに、わくわくした。
社会人になった今。
毎日挑戦する日々は変わらない。
ただ、何でもいいから我武者羅に頑張って結果を出せるのは学生時代までっぽい。
『若いから』『新人だから』
社会人としては、もちろんまだまだ青い。
人生の先輩たちから掛けてもらう言葉に、錯覚しちゃいそうになる。
だけど、もう学生じゃない。
いつまでも若くない。
押すばかりでなく、引くことも必要かも。
それは控えめな自分に戻ることではなく、大きくて広い自分になること。
小さくて狭いわたし。
これまで見えていたキラキラは幻想だった。
どっかで気づいていたけど、認めたら終わりそうな気がした。こわかった。
もう、負けない。
負けるはずがない。
わたしはやればできる。
そうだよね。
問いかける声は、いつも冬の空に吸い込まれる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!