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赤白天門【デッキ紹介】

デッキ概要

今回紹介するのは【赤白天門】というデッキです。ラッカカラー(赤白青)ではなく、赤白の2色です。

既存の天門の初動と言えば《T・T・T》や《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》などのドローソースが主流で、必ずと言って良いほど青を採用しなければなりませんでした。ですが、ここ近年で青を採用しなくても十分な質と枚数の初動を採用できるようになりました。主に《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》や《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》などですね。

新弾で登場した《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》もその一枚です。

このカードの登場により、天門はキーカードである《闘門の精霊ウェルキウス》や《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》をまとめて回収できるようになり、より安定性が高まりました。

勿論既存の《∞龍 ゲンムエンペラー》を採用した【ドロマー天門】に入れても十分強いのですが、折角使うなら呪文面を生かした構築、要はデッキ内のエンジェル・コマンド率を高めた構築で使ってみたいと思いました。その結果生まれたのが今回の【赤白天門】となります。

今回注目したのは赤を持つ強力なエンジェル・コマンドです。

《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》は《ヘブンズ・ゲート》ではお馴染みのカードですね。そして、ブロッカーを持たないものの《聖魔連結王 ドルファディロム》はフィニッシャーとして非常に強力なカードです。

そして、デッキの鍵を握るのが《光の兄妹 るる&ルシファー》です。

自身がエンジェル・コマンド・ドラゴンであり《ギャラクシー・チャージャー》に対応しているのは勿論のこと、《ロマイオン》や《ドルファディロム》、《ペルフェクト》を踏み倒すことができます。

今までは《ウェルキウス》に活躍の場を奪われていたこのカードですが、《ギャラクシー・チャージャー》の登場によりこのカードにも注目が集まるのではないでしょうか。


デッキリスト

デッキの草案は知り合いから戴いたもので、それを自分好みにしたのがこのリストです。採用されているエンジェル・コマンド28枚。体感ですが1枚回収はほぼ確実、2枚回収もそこそこできると思います。

デッキの主な動きとしては既存の天門系のデッキと同じです。各種大型ブロッカーを早期に踏み倒し、そのまま盤面を制圧しましょう。


採用カード解説

《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》×4

冒頭でも話しましたが、初動に青を採用しなくても良い理由にこのカードの存在があります。赤単色で使いやすい初動です。天門系のデッキはデッキ内の平均コストが高い為、概ね1ドローできます。クリーチャー面も中盤以降で打点として使える為、終始腐りにくいカードです。


《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》×4

天門系デッキの最強格の初動です。中盤以降もドローソースとして活躍しますし、クリーチャー面も雑に強いので言うことありません。余程のことがない限りこの枠は確定でしょう。


《ケンザン・チャージャー》×2

9、10枚目の初動として2枚採用しています。先に挙げた2種類よりも優先度が落ちる理由としては、後述の《革命の絆》のハズレになってしまうからですね。それを抜きにして考えれば、デッキ内のほとんどのカードを持ってこられる強力な初動です。


《「必然」の頂 リュウセイ/「俺の勝利だオフコース!」》×2

ここは所謂メタカードの枠です。小型のメタクリーチャーを一掃してくれて、最低限受け札にもなるこのカードは赤単色のカードの中でも使い勝手が良いです。枠の都合上2枚の採用となっていますが、より刺さる環境であれば増量しても良いと思います。


《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》×3

このカードも《ギャラクシー・チャージャー》と相性の良い一枚です。《スターゲイズ・ゲート》が撃てなくてもサブプランとしてこのカードを出して時間を稼ぐ、なんてことも。《革命の絆》との相性も良く、破壊効果で相手の打点を更に減らすことができます。多色の枚数の関係で3枚の採用です。


《時の法皇 ミラダンテⅫ》×1

今更語る必要のない強力なフィニッシャーですね。このカードも《ギャラクシー・チャージャー》で回収できます。


《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》×4

今の天門系のデッキには必ずと言って良いほど入っていますね。4枚確定です。


《ヘブンズ・ゲート》×4

コンセプトカードの為4枚確定です。余談ですが、天門系のデッキを作る時に一番悩むのが、どのバージョンの天門を使うかなんですよね。


《革命の絆》×4

防御札として採用しています。このカードもエンジェル・コマンド・ドラゴンである為、《ギャラクシー・チャージャー》で回収できます。革命0トリガーで捲った際にハズレとなるカードも6枚しかない為、成功率はかなり高めです。思い切って4枚採用していますが、環境に殴るデッキが少ない場合は減らしても良いと思います。


《聖魔連結王 ドルファディロム》×4

単純なカードパワーが高いです。このカードが出るとほぼ詰んでしまうデッキも少なくないですしね。基本的に《るる&ルシファー》からしか出ませんが、一応自身もマナに埋めておくことで普通に召喚することもできます。その点も踏まえて、今のところは4枚から減らすつもりはありません。


《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》×4

最強格のブロッカーです。今回の構築では撃てる呪文は少なめですが、普通に《ヘブンズ・ゲート》や《スターゲイズ・ゲート》を連打するだけでも強力です。この枠も4枚確定で良いでしょう。


《光の兄妹 るる&ルシファー》×4

先述の通り、今回はこのカードがデッキの鍵を握っています。クリーチャー踏み倒し効果に目が行きがちですが、タップ時に相手クリーチャーをタップする能力も地味ながら強力な効果です。このカードが複数立つだけで、かなり打点も減らすことができます。4枚確定です。


終わりに

以上、【赤白天門】でした。

《ギャラクシー・チャージャー》は天門デッキの世界を変えてくれた非常に強力なカードです。残念ながらSRで収録となり集めるのに苦労するカードではありますが、是非4枚揃えてその強さを体験してほしいと思っています。再録もいつになるかわかりませんからね……似たようなカードである《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》も再録までにはそこそこかかりましたし。

皆さんも《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》を使って思い思いの天門を組んで遊んでみてください。


それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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