声のこと⑦

いーとです。お久しぶりです。
みなさんは夏休みいかがお過ごしでしたか?
カラオケもずっと閉まっており中々声出しできない環境が続いています。
明日の為に自主練に励もうと思います。
さて、このところ女性の方より声を高くしたいという質問をいただくことが増えました。マスクの影響もあると思いますが、普段使いの声とだんだんと難しくなっている女性ボーカルの曲を歌うための声作り。
どちらも需要があるのかな??

プラ板やマスクによる声のこもりは
・口の開ける大きさ
・息の速度
・響かせ方
で多少改善されます。
板越しやマスクをするとどうしても聞き取りづらくなり声量を上げないと相手に届かない、もしくは届きづらい。
口角をあげ明るい声にしようとするとマスクがズレたりして煩わしくどんどん小さな動きになってしまいます。
その為、ゆっくり元気よく遠くの人に語りかけるように声を出すと伝わりやすいとされています。
①腹式呼吸を意識する。
芯のあるしっかりした声には土台が必要です。遠くに声をとどけるにはお腹から声を出そう。
②口の開き具合を大きめにする。
マスクをしてるとどうしても口の動きが悪くなります。心持ち大きめに動かすことで声の出どころを広げます。
③滑舌を良くする。
リップロールや舌の動きを意識することで聞き取りやすい声を出します。

歌声を高くするには
①地声から裏声、裏声から地声への変換をスムーズにしよう。
低い音から高い音へ、高い音から低い音へを繰り返すことで換声点あたりでの声のカスレを減らしつなぎを綺麗にしていきます。
②裏声の"あ"の発声と地声の"あ"の発声の高さを合わせて交互に出す。キーがバラバラにならないように息を使い分けましょう。
地声よりの裏声を出せるようになると歌える曲の幅が増えてきます。
そうなってくると同じ曲を歌う時に余力ができるので表現がしやすくなり高い部分で力を抜くことができるので声の伸びが変わり歌いやすくもなります。
ミックスボイスと呼ばれる手法もこのあたりができるようになっていると感覚が分かりやすいかも。
自分の感覚なので人によって分かりづらいと思いますが、鼻腔共鳴で作った音のタネを息の強さや速さで口の中で低い声や高い声に変えるというイメージです。これが出来るようになってからは女性ボーカル曲の抑揚をつけれるようになりました。またボカロの高音連発の曲もある程度の高さまでは苦しくなることなく歌えるようになりました。
なお、難しい話はできませんが鼻腔共鳴は今の主流ではないそうです。
ベルティング歌唱というのがあるそうなのですが専門ではないので説明は省略します。
ともあれ、高い声を出す場合には鼻先に振動を感じるような息の流れを作ることである程度高い声が出てくるかなと。低い声の場合は下唇あたりまたは舌先あたりに息があたってるイメージです。
では今回はこのあたりで。

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