声のこと③

おはようございます。いーとです。
すっかり暑くなりました。
水分補給と同時に汗にも気をつけて体の冷えすぎに注意ですね。

さて、マイクにのりにくい声ってあるんですよね。
聞き取りづらい場合、声を張って!とか元気よく、とか。

歌声の練習をしていると
・一部の高さの音の時に聞き取りづらい。
・そもそもの音量が小さい
・歌詞やメロディをうろ覚えのところ(自信のないところ)は小さい
・何を言っているのか聞こえにくい

ということがあります。

ヒトカラならともかくメリハリ以外で声が聞こえないと中々盛り上がらない。(人それぞれなので悪いわけではないです)
ので、そのあたりを意識してみようかと思います。

声は息ということ。

小さい声やもごもごした声はマイクを使わなくても聞き取りづらいものです。コロナ禍においてはカラオケもマスクをしたまま歌う機会も増えました。気にされている方もいると思いますので、自分が行った改善方法をお伝えします。

通る声や音のこもらない発声を練習する時にどんなことをイメージしますか?
・ハキハキと
・口を開けて
・大きな声で
・元気よく
・ゆっくりと

大きな声を出そうとする時って大きく息を吸って勢いよく発声しますよね。
逆に小さい声でヒソヒソ話をする時は息を少なめにした感じ。

声を出す時の息の量やスピードなどが
関係してそうですよね。

低い声と高い声だと、高い方が聞き取りやすいってこともあります。

一般的な高めの声だと明るい感じに聞こえ、低い声だと落ち着いた感じの声に聞こえるですが、大事なのは芯のしっかりした音です。

弱い高い声と元気な低い声では元気な方が聞きやすいですね。

ここからは自分が行った練習の紹介を。

リップロールなどで口周りの筋肉をほぐします。鼻が痒くなるので自分は苦手です。

よく、喉を開いてとか言いますがイメージしにくいかなと。

口の中の空間が上下左右前後に広がるのを意識します。
「お」の音を発音する時をイメージしてみてください。
ピンポン球やペットボトルのキャップなどを咥えた状態で発音しようとすると喉が開いた感じがわかりやすいかも。
キャップを使う場合は誤飲に注意。

余談ですが、声を出す時に胸に手を当ててみてください。
低めの声で、いわゆる「イケボ」を出そうとすると胸のあたりが響いてると思います。チェストボイスというそうで、「いい声」のようです。

ということで、
・口周りの体操
・息の強弱の練習
・喉の開きの意識
・音の高さの意識
・声にした時の身体の響き

以上を試してみてください。

マイクを使う環境ということは、自分以外の人に何かを伝えるシーンということになります。
そのため「ある程度大きな声で喋る」必要があります。
また、マイクと口元の距離によってマイクが拾える音量が変わります。
ご自身の声量に合わせて距離を調整してみてください。

そしてマイクも使用用途で形状が違います。
小さい音から大きな音まで一緒のマイクを固定の音量で使うというのはまず難しい。
その為オペレーターによるマイク操作が必要になります。
また、歌のジャンルやその歌い手さんの好みによってマイクの特性も違う。
いいマイクがその声にあうわけでもないため奥の深い話ですが、脱線してるので話を戻します。

歌も話言葉も基本は声です。息です。
声の高さ・強さ・テンポを意識すると
マイクを使ったときの聞こえ方はずいぶんと変わります。

話言葉の場合、センテンスで区切ること、言葉のアクセントを置く位置などを意識するとより聞き取りやすくなります。

しかし、もともと声量の小さい方や声質がこもってしまう方は別の方法があります。
発声の方法があるようですが詳しくないので説明は割愛します。
また、マイクを使うのであればオペレーターに音大きめにしてとか、ロー(低音)を下げてとか伝えていただくと対応してくれると思います。
そしてお願いします。
あと一歩マイクに近づいてお話ください。

それでは今回はこの辺りで。
良い歌を

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