明るみに出てきたこと・前編

去年の11月からここに記事を書いていない。
ここだけではない。他のSNSにもめっきり投稿しなくなった。ツイッターだけはたまに思い出したように大量投稿していたが。
理由は予想以上に長引く疾病禍にあった。
いや、疾病の世界的流行そのものではなく、そこに付随してくる変な人たちや集団こそが私の書く気を失わせていたのだった。

それはたとえばここでもパンデミック関連のことを書くと上に張り付く黄色い三角の注意事項であり、動画サイトで囁かれるある特定のワードに対する検閲の強化などだが、私はその背後にいる者たちの正体に気づいていたし、ずっと警告を発し続けてきた。
具体的に言うと「311以降から」になる。
だがいくら警告を発してもそれらはしょせん陰謀論やオカルトや都市伝説扱いでしかなく、圧倒的多数派は誰もまともに耳を貸そうとはしなかった。

それがあの出来事でひっくり返った。
二発の銃声が「背後にいる者たち」の正体をようやく明るみに引きずり出し始めたのだ。

もう一度いうが、私はその者たちの正体を知っていた。
知るきっかけは311後の選挙で自民党が圧勝し、あの男が政権に返り咲いたことにあった。(具体的に言うと2012年12月16日に日本で行われた衆議院議員選挙)。
その選挙応援には「大量の宗教団体の信者」が動員されたのだが、それは公明党の支持母体である創価学会ではなく、また旧来の右翼でもなく「トーイツキョーカイ(以下T1と略、検索対策です)の信者たちだ」というのをツイッターで見かけて、ちょっと意外だったことに端を発する。
その時ネットでちょっと調べれば、あの男のジイサマがT1とどんな関係にあったのかとか、そもそもあの大陸商人でA級戦犯のジイサマがなぜ戦後高い政治的地位につくことができたのかまで大手メディアの記事や報道特集なんかも含めて知ることができた。

だから「10年前から私は知っていた」ことになる。
しかるにこのようなれっきとした資料付きの史実が「陰謀論、都市伝説扱い」されてきたのだ、あの二発の銃声が轟くまでは。
そのようなわけで、これまでも陰謀論やオカルトや都市伝説論者の中に「あの男が大好き」な人々が少なからずいたが、内心苦々しく思いながら眺めてきた。

とはいうものの、当時はあの男やそのジイサマとT1との繋がりが、今明らかになっているほど明確にわかっていたわけではない。
特にT1の教義と日本会議や他の宗教団体、右翼思想のそれとの整合性については曖昧なままだったが、ここにきて「強固な反共産主義」で結びついていることがはっきりしてきた。ついでに「だから(T1もジイサマも自民党も)CIAが育てたのだ」ということまで。

じつは久々の投稿はここまでが前口上で、これを前編としてもう一つ記事を書く。
これまで陰謀論や都市伝説の類だと思われてきた話が「事実」であったことに気づく人がここにきて一気に増えたが、もう一枚めくった先にある「世界的規模の悪だくみ」に関してはまだまだ陰謀論扱いで、それが事実だとは気づけていない人が多い。
だが結局その部分が見える化できていないと「原発・パンデミック・戦争」は包括的に理解することができないし、理解できなければそれと抗うこともできない。

後編はそれを理解していた「ある男の物語」になる。


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