遺伝子レベルの「縄文生活」

ニューズウィーク日本版にこんな記事が出ていました。

遺伝子解析の結果として、

縄文人には渡来人と比べて、①遺伝的に身長が低い、②血糖値が高くなりやすく中性脂肪が増えやすい、③白血球の一種である好酸球やCRP(炎症反応で血中に増加するタンパク質)は増えにくい、という特徴が見られました。


とのことで、②の「血糖値が高くなりやすく中性脂肪が増えやすい」というのはまさしく南方系である母と私に共通した遺伝的体質だったのです。

記事ではその理由として、

縄文人は、稲作文化を持つ渡来人と比べて炭水化物食への依存度が低いため、血糖値や中性脂肪を高く維持して狩猟採集へ適応していた可能性が示唆されます。一方、農耕社会を作った渡来人は、集団サイズが増し集落間の交流も多かったため、好酸球やCRPを高めることで感染症への抵抗性を獲得した可能性があります。

現在は、血糖値や中性脂肪が増えやすいと肥満の要因となり、好酸球が増えやすいと喘息の要因となることが知られています。研究チームは、本土日本では縄文人度合いの高い都道府県ほど5歳児における肥満率が高く、縄文人度合いの低い都道府県ほど喘息増悪率が高いことも突き止めました。

と書かれており、私の「縄文生活」は遺伝子レベルで運命づけられたものだったことがこれによって判明しました。

なんちゃって。

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