海賊王じゃなくて縄文人にオレはなる!!

まずは近況報告。

ここだけではなくてツイッターも11月から更新してなかったんだけど、リアルライフでいろいろとバタバタしてまして…
まず糖尿病持ちの義父が倒れて入院し(今も入院中)、それから10日も経たない11月中旬に今度は私が体調不良で病院に行ったらありゃまなぜか私まで糖尿病と診断され、投薬が始まりました。ちなみに今飲んでいるお薬は糖の再吸収を防いで尿に出させるというSGLT2阻害薬です(2014年国内製造承認の新薬)。

もともと還暦過ぎたあたりから年一回の健診でじわじわと空腹時血糖値が基準値を超えはじめ、1年半ほど前には糖負荷試験を受けて「食後高血糖」いわゆる「隠れ糖尿病」とわかってからはそれなりに糖質制限を心掛けていたんですが、ここ1年ほどのコロナ禍で病院通いもやめ、そうこうしているうちになし崩し的に糖質制限のルールは次々と崩れ去り…
で、とうとう11月半ばに動悸や胸痛で心疾患を疑い受診したら「ばりばりホンマモンの糖尿病」という検査結果が出てしまった次第です。つまり私は一度「ゆるい糖質制限」に失敗している。

その衝撃の検査結果にけっこう恐れおののきまして、受診日から2日間は「断食」をし、そこから「かなーり厳格な糖質制限」を開始。
約1か月後の昨年末の検査結果では数値が劇的に改善して、医師からも「このままいけばお薬は飲まなくてよくなりますよ」と言われるまでに。体重は体調不良で病院に行った日が52kgで、現在は47kgだからおよそ1か月半で5kg痩せました。
元々子供の頃から小食で痩せていたのが中年以降徐々に太ってきたので、47kgというのは「25歳頃の体重」に戻った感じです。
こんなふうに子供の頃から痩せていて体力も免疫抵抗力もない虚弱体質だったため、以前から「痩せると弱る」と信じて疑わないところがあって、自分なりの適正体重は52kgで体調不良で病院に行った日も体重そのものは「適正」であると思ってました。
でも、こういう「そんなに太っていないのに糖尿病」というケースが日本人女性にはけっこう多いんだそうです。
まあ私がこうなったのは遺伝的な体質および偏った食事、つまり糖質過多が原因なので、遺伝的体質である以上「糖質を摂らない」「特に食後高血糖を急激に上昇させる高GI値の食品はもはやこの世に存在しないものとする」以外に改善策などないわけで、粛々とそれを日々実行していくしかありません。

さいわい糖質制限で劇的に糖尿病が改善した人の例も最近では多くなり、また糖尿病やその予備軍じゃない人々の間にもロカボやらパレオやら筋トレやらで食品に含まれる糖質量を気にされる方が増えたおかげで多くの食品に糖質量が記載されるようにもなりました。
だから「厳格な糖質制限」というのが以前と比べればずいぶん実行しやすい環境になってきたのは事実ですが、それでも行く手には様々な障害が立ちはだかります。

…というようなわけで、糖質制限に関して読んだ本や見たサイト、実行したこと、行く手に立ちふさがる障害についてなどをこれからぼちぼち書いていくつもりでいます。そしてなぜ「縄文人」なのかも。

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