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アマテラス(姉)とスサノオ(弟)に投影された“わたし”の神話


「京都タロット1day講座」の帰りに買った現代語古事記を読みだして、神生みのまだ序盤で、天照大御神と須佐之男命のところを読んでいる時でした。

父の伊耶那岐から命じられたことを守らなかった須佐之男命は、追放されてしまい、母の伊耶那美のいる黄泉国に行こうとします。
その前に姉の天照大御神に会いに行くのですが…
心が荒ぶっていた須佐之男命は途中、山川土をことごとく揺れ動かして向かっていました。
それを感じた天照大御神は、我が弟がやってくるのは何か企みがあるからに違いない、国を奪うつもりではないかと懸念し、完全武装で男装し備え迎えました。

そして、姉は弟に、なぜやってきたのか?を問うと
わたし邪心はない、亡き母のもとへ行く前に姉に報告しようと思い来た。やましい心はない。と言いました。
簡単に納得できない姉は、その清明さを証明せよと仰せ、それに弟は予め決めた通りの神を二人で生みましょうと提案します。
そこでそれぞれにたくさんの神が生まれますが、須佐之男命の体から生まれた神の中に、宗像三女神があり、弟は自分の心が明るく清いから、たおやかな女の子が生まれた、だから自分の勝ちだ。と言い、姉の田を壊し、神聖な御殿に糞を撒き散らすなど大暴れをします。
弟の悪態を咎めず、姉はかばいます。
どんどんエスカレートする悪態に、天照大御神はとうとう天の岩屋戸の中に引き篭もってしまいました。


という場面を読んでいるときに、わたしの弟からLINEが来ました。

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