カフェでアムウェイの勧誘を大声でするおばさんと洗脳時代の自分を重ね合わせる

カフェでアムウェイの勧誘をしているおばさんがいる。

熱くなっているからだろう。声が大きい。

　　
カフェでアムウェイの勧誘をするなんて恥ずかしいことだと思うけど、そういった人は自分は違うと勘違いしているので周りの目は気にならない。

僕にもそういったことがあるので、よく分かる。
アムウェイではないけど、10人以上で集まって教祖様の話を聞いて、すごい勢いで笑ったり、すごいうなずいて納得したりしてました。

ものすごくうるさかっただろし、変な集団に見えていたことでしょう。

しかも、みんなお金がないので、一番安いコーヒーしか頼んでなかった。
着ている服も汚いし、髪の毛も伸び切っている。
そんな人がほとんどの集団。

教様が来るまではみんなノートパソコンを開いて無言でカタカタしている。
変人の集まりでしたね。

教様に洗脳されている時って、現実の世界にいない感じになります。
自分は特別で別世界に生きている。

だから、店員さんや他のお客さんは見ていません。

うるさくて注意されたこともあったけど、注意する方がおかしい。
普段、楽しいことがないから、楽しんでいる自分たちに嫉妬しているんだって思ってました。

いやいや、おかしいのはお前らだ！って今なら分かります。
洗脳の力というのは一般的な感覚を麻痺させます。

今はカフェでアムウェイの勧誘をしている人がいても、その人がおかしいって思えます。

洗脳が解けなかったら、僕もずっとあんな感じでした。

今はそんなの絶対に嫌だって思えます。
現実の世界に戻ってこれてよかったです。


洗脳される道へと踏み出した頃は誰に何を言われても戻ることはなかった。息子さんも同じ気持ち。【アムウェイ】