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「教員養成セミナー」&『教職教養の過去問』による合格学習法で得点力がアップ!

筆記試験の鉄則は「過去問分析」と「類似問題演習」

教員採用試験は、都道府県・政令市がそれぞれ独自に実施していますで、教職教養・一般教養・専門教養の筆記試験内容もそれぞれ異なります。

ですので、志望自治体で出題される問題の出題範囲や問題形式など「出題傾向」を知らずに、やみくもに学習をしても得点に結びつなかないですし、「出題傾向」を知っていても、傾向に即した問題演習をしなければ必要な知識は身に付かず、やはり得点力は向上しません。

そこで、得点力を一気に上げる合格学習法として、「教員養成セミナー」2月号掲載の「全国出題頻度表」と2023年実施の問題を収録した2025年度『教職教養の過去問』を活用した時事通信独自のメソッドをご紹介します。

■STEP1 「全国出題頻度表」で志望自治体の傾向をつかむ

まずは、2023年実施の教職教養の「全国出題頻度表」が特集されている月刊「教員養成セミナー」2024年2月号(12/21発売)を購入しましょう。

「頻度表」の縦軸は出題事項、横軸は自治体が設定され、枠の中には出題年度を表す数字が入っていますので、数字を見れば、何年度に出題されたのかが一目瞭然です。
数字の「6」は令和6年度採用試験(2023年実施)で出題されたことを表しています。※枠をグレーで色づけしています。
以下、「5」は令和5年度採用試験(2022年実施)で出題、
「4」は令和4年度採用試験(2021年実施)で出題、
「3」は令和3年度採用試験(2020年実施)で出題、
「2」は令和2年度採用試験(2019年実施)で出題、
「●」は令和6~2年度の5年連続で出題 となっています。

「教員養成セミナー」2024年2月号掲載の「全国出題頻度表」

次に、志望自治体が東京都であれば、東京都の枠を縦にマーカーをつけていきましょう。入っている数字が多い事項は出題頻度が高い事項、逆に、少ない・記入のない事項は出題頻度が低い事項であることがすぐに分かります。
例えば、「学年・学期、休業日」に関する事項は、過去5年間のうち3回出題されており、来年度も出題される可能性が高い頻出事項と考えられます。

■STEP2  「全国出題頻度表」で演習可能な類似問題を探そう

2025年度版『教職教養の過去問』には、「令和6年度」の全国の教職教養の試験問題が掲載されていますので、マスに「6」があれば問題が掲載されており、問題演習をすることができます。
例えば、東京都で頻出の「学年・学期、休業日」に関する事項については、茨城県で「3・6」なので、『教職教養の過去問』で問題演習が可能です。

■STEP3 2025年度版『教職教養の過去問』で類題演習!

2025年度版の『教職教養の過去問』(12/22発売)を購入しましょう。

令和6年度の東京都で出題された「学年・学期、休業日」に関する問題2は以下のような内容です。

令和6年度試験 東京都【問題2】

『教職教養の過去問』の解答・解説は、正誤ポイントや該当条文などが詳しく示されていますので、覚えるべきポイント分かりやすく編集されています。

令和6年度試験 東京都【問題2】の解答・解説

類題は、令和6年度の茨城県にあり、該当するのは大問1の(4)です。

令和6年度試験 茨城県【大問1の(4)】

また、山口県にも「6」がついており、東京都の類題として役に立ちます。
問題は以下のようになっています。

令和6年度試験 山口県【大問2の(1)】

このように、「教員養成セミナー」2月号の「全国出題頻度表」と2025年度『教職教養の過去問』を組み合わせることで、志望自治体の出題傾向に即した問題演習をすることができます。
効率的かつ効果的なオリジナル学習法で、得点力を増強させましょう!

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