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うたわれるもの 二人の白皇 感想

うたわれるもの二人の白皇クリアしました。

最高の終わりをとか煽り文句で謳ってましたが、その煽りに負けない十二分の物語でした。とても良かったです。

前作の偽りの仮面が前編みたいなものでここで終わるのかあ~気になるところで終わりやがって早く続きやりたいなーと1年ぐらい待ってついに続編のこちらが出たのですが、まずボリュームが前作の倍ぐらいあった気がします。でも別に蛇足とかではなくて気になる伏線貼りながら飽きさせない展開と魅力あるキャラクターづくりで終わりまで飽きずにプレイできました。途中の3人ショタ組あたりが出てきたあたりがちょっと急展開気味だったかな。

うたわれるものってシュミレーションRPG部分はもちろんだし、魅力的で美麗なキャラクターがゲームの肝なんですがそれと同様に架空大河ドラマなストーリー構成が好きなんですね。小国が他の隣国に助力を求めたり侵攻されたり。主人公たちには主人公たりの正義があるし、大国側には大国側の正義のもとに指揮が取られている。今回の大陸のもとが中国?っぽいのもあり(名前はヤマトだけど)さながら三国志みたいなような面白さがありました。

後続きものだと前作組が出てくるとどうしても前のキャラクターに目が行きがちなんですが今作はオシュトル側のメンバー主軸に描かれつつも初代からやってるユーザーにはニヤリとか嬉しい展開もあってそこも3部作としてしっかりまとめようとしてて好感がもてました。特に終盤は1のラスト知ってると感涙もので構図も対比になってたりして良く出来てるなあと。

そして何より主人公「オシュトル」が魅力的で良かった。うたわれるものの世界ってのは普通の人間が知らない世界で目覚めて戦っていく異世界ものではあるのですが主人公が20代の青年でしかも今作だと自分を偽って他人になりすまして生きていく、それで本音を言えない、嘘偽りを話さなければいけないときもあって苦悩と罪を背負いながらも自分を信じてくれた者達のために進んでいく。そんな姿に共感したり頑張って欲しいと願いながらプレイしてました。演じるのは20代どころかいいおっさん(笑)の藤原啓治氏なのも最初は流石に年くいすぎではないかと思ってましたが演技が難しい場面も素晴らしい演技してくれましたし藤原氏選んでくれたスタッフに感謝です。氏もクリア後のキャストコメントで自分に新しい発見が出来ました、より成長できましたと言ってましたし嬉しかったです。人間的にはハクオロさんよりオシュトルの方が好きかもしれません…w

期待も大きい作品でしたがTwitterのつぶやきとかも見る限りクリアした方は概ね満足なようです。勿論自分も満足です。現在主人公の藤原氏とヒロインの一人演じた種田氏が病気療養で休業中ですがもし体調回復されたらアニメとかでみれたらいいなあと思いつつ、もしかしたら収録時には体調悪かったのかもしれない中最高の作品に仕上げてくれたキャスト、スタッフの方々にただただ感謝です。ありがとうございました。


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