Ｃトンネル［霊子さんの心霊体験］
昔から霊が見えるという霊子さん（仮名）の心霊体験のお話です。
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17歳のころ、高校の先輩といろんな心霊スポットによく出かけてました。
そのうちの地元のＣトンネルの話です。
夏場の夜、８時頃に現場到着しました。まっくらで「ザ廃トンネル」と言う感じ、見るからに恐ろしい。
7人で入り口に着き懐中電灯やバイクのライトで閉鎖されたトンネル内を照らしました。
誰もいないが先輩と2人で入り口のフェンスまで寄っていったとき
トンネルの中間付近に髪の毛をだらりと垂らした女性が右から左に歩いていました。
その先輩には姿が見えていなく、「何もないね」と隣で言ってました。
私は恐ろしくなったので先輩に戻ろうといったその時、トンネルの向こう側からすごい風が吹いてきました。
私も先輩も髪の毛はすごく長かったのですが、その髪の毛が激しくなびきました。
みんなで叫んで急いで帰りました。
ちょうど峠を下ったところで巡回中のパトカーと出くわしました。
案の定止められて、なぜここにいるのか などと質問を受けました。
私たちは正直にＣトンネルに肝試しに来たと言いました。
すると警察がここのトンネルは本当に危ないから絶対に来ないようにと強く叱られました。
私たちはトンネルで起きた強風の事を警察に言うと警察は「そんなことは絶対にありえない。」
と笑ってました。なので撮っていたデジカメを再生しました。
そこにはやはり私と先輩の髪の毛が強くなびいている姿が映っていました。
また、撮影者からの風が強いという音声も入っていました。
警察はそれを見て「このトンネルはだいぶ前に土砂崩れにより出口が完全にふさがれている状態で、周りは山に囲まれているため、直接的にそのポイントだけに風が吹くこともあり得ない。」と首をかしげていました。
今でもその動画は残っています。
そのトンネルは私が数多く行ってきた肝試しの中で一番怖かった場所です。
この投稿は、200話以上アップしてあるブログ「霊子の日記」からの抜粋です。
YouTubeにも「霊子さんの心霊体験」として投稿しています。
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