興味津々の大学生［霊子さんの心霊体験］

昔から霊が見えるという霊子さん（仮名）の心霊体験のお話です。
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仕事で知り合った大学生が、心霊現象を一度も体験したことが無いが、ぜひ体験してみたいと言っていた。
用事で使うホテルも、調べて出るといわれるホテルを使っていたそうだ。
私もそのホテルを使ったことがあったが、エレベーターで上がるときも、声がするし、感じた。
私が霊を感じることを大学生に伝えると、「君といると僕も霊を感じることができるかな。」と言うので、
それは分からないと答えた。
そのホテルは２階から６階が改装中で使用されていなかった。
仕事でそのホテルを使った後、その大学生と一緒に部屋を出た。私としては一人でエレベーターに乗るのも怖いので、むしろ良かった。
だが、エレベーターが５階に差し掛かるとガタガタと音がし、４階で止まった。扉が開くと真っ暗で物音もしない。
大学生がやばいやばいと「閉まる」のボタンを押すが、扉が少し閉まりかけるとまた開いて、何度も繰り返した。
まるでそこに見えないものがいるようだった。
私は怖くて「誰か来て～」と叫んでしまった。
しかし閉まらず、扉から見える２つの部屋のドアの片方が、カチャカチャと音がした。
「いいかげんにしてー」と叫ぶとやっと閉まって、エレベータも１階に着いて帰ることができた。
それ以降、体験したいと言っていた大学生からは連絡が来なくなった。

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この投稿は、200話以上アップしてあるブログ「霊子の日記」からの抜粋です。

reikonoburogu霊子の日記

YouTubeにも「霊子さんの心霊体験」として投稿しています。

恐怖太郎