2022阪神ドラフトを振り返る


1位森下翔太 外野手 中央大学 右投右打 182cm/88kg


浅野翔吾を巨人と競合をするも外してしまう中でしっかりと森下を指名。高校時代から欲しかった選手で獲得にガッツポーズ。大学屈指のスラッガーとして成長。近本以外センター候補がいない。右投右打の強打者が少なく井上が一軍に中々上がれない中でこの選手を取れたのは非常にいい指名と思います。将来は大山佐藤輝明と中軸を組み、1年次から思えば苦戦の時期を乗り越えた力をプロの世界で牧秀悟のように発揮してほしい

2位 門別啓人 投手 東海大札幌 左投左打 182cm/85kg


56年ぶりの北海道から指名。左の枚数自体はいるが先発に入る左腕が少なく高卒左腕となると及川以降はいなかったためここでの左のエースポテンシャルがある投手の指名となったのかなと。またここで左腕来年は前田は取らないのかなとも。先発の数は足りているので2年後に中10日でまずは回ることを目標にじっくり育ってほしい

3位 井坪陽生 外野手 関東一高 右投右打 177cm/86kg


森下に続き右打の外野手を指名。ここに右打がいないことを何とかしたいという意思を感じる。浅野翔吾を外したことは痛い。ただこの選手をここで取れたならそれはマイナスにならなかったいいリカバリーと思う。なにより素晴らしいのは59打席で1三振という卓越した打撃術だ。中川前川のように来年は二軍で好成績を残し、3年後に参考にしている牧秀悟のような成績を期待したい。

4位 茨木秀俊 投手 帝京長岡高 右投右打 182cm/85kg 


門別に続いての北海道出身者を指名。元ハムの芝草宇宙のもとで育てられた右腕。西森木でハードルは上がっているが阪神の高卒右腕はよく伸びるのでまずは来年は最速150を超えるとこを目指してじっくりと育ってほしい

5位 戸井零士 内野手 天理高校 右投右打 180cm/85kg


スケールの大きさを感じる内野手。高卒の右投右打の二遊間となると植田以降取ってなかったのでここでこういった選手を取れたのは個人的はうれしいところ。阪神の二遊間は左が多く右打ちは希少なのでチャンスは多いはず。北條が取れなかったSSのレギュラーを取ってほしい素材

 

6位 富田蓮 投手 三菱自動車岡崎 左投左打 175cm/79kg


阪神の下位指名社会人枠での獲得。岩崎岩貞の去就が未定の中での左腕獲得なので期待値はもちろん高いがただ高卒社会人なのでこちらも開幕からフル回転というよりはまずは鳴尾浜で輝くことになるのだろうか。数年後に振り返ったときに先輩の中野も6位、左腕の岩崎も6位なので素晴らしい結果を出しているかもしれない

育成1位 野口恭佑 外野手 九州産業大 右投右打 180kg/88kg


ここでもまさかの外野手。しかも右投右打を指名。それだけ右不足を実感させられた。リーグでは3割を超える打率も全国では1割と苦しんだ。高校時代は甲子園で.583を残している。小野寺のように早期支配下を目指して選球眼にコンタクト能力に身体能力をアピールしたいところだ

まとめ

とにかく右打が少ない、足りないところを補いたいという意思を感じました。ただすぐ使えるだろう大卒捕手、二遊間を取らなかった。育成1人というところだけが少し引っかかってしまいますがそれでも将来性、育成の阪神にしたいという思いを感じます。これから交渉が始まるわけですが阪神を担う逸材ばかりと思うので共に黄金時代を作っていきましょう。

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