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オリジナルグッズ玉出さんの誕生話し

こんにちは、京都市役所近くの
お風呂屋玉の湯の女将です。

去年の年末頃から販売を始めた
玉の湯オリジナルグッズ
陶製マグネット
吐水口ひつじ・ライオン・猫の玉出さん
お陰様で沢山お嫁に行ってくれてます。
ひつじ・ライオンは水風呂の吐水口をキャラクターにしてるのですが
猫の玉出さんて何?
と思われて無いのかなとずっと
気になりながら、Tシャツやタオル、
張り紙等玉の湯で定着してしまった
キャラの紹介をしたいと思います。

私の人生初保活中(保育園探し)、
さかのぼる事
10数年前に当時数ヶ月の娘と保育園を見学に回っていた時、自己紹介で
「○出」ですと伝えると
園長先生や年配の先生に
「北陸出身の方かな?お家はお風呂屋さん?」と言われて
びっくりした事が何度かありました。
私は違いますが、嫁ぎ先が北陸出身のお風呂屋さんですと話しすると
「北陸出身のお風呂屋さんは辛抱強く働き者の人が多いんやで」
「東西南北に出がつく名前の人は北陸出身のお風呂屋さんが多いんや」
と教えて頂きました。
他にも娘とバス停で待っている時に
隣にいたおばあちゃんが娘に
「お名前は?」と聞かれたので
「○出○○」ですと私が答えると
「あら〜北陸出身の方?
お風呂屋さんかしら?」と言われて
びっくり、
これで何回目?と思う程、
初めて会う方にこの話しを聞く機会がありました。
 私が何でこんなに「○出」の苗字で
お風呂屋と解るんだ〜!!と
熱弁しても店主は全く関心が無く(笑)
たまたま通り過がりのお風呂屋さんの表札が
「○出」!ここも「○出」さんや!とたびたび店主に熱弁していました。
店主には全く興味の無いエピソードのようでしたが、
私には強烈に心に残るエピソードでした。

それから長女が3歳くらいの頃から
何度も玉の湯の周りにはブチ模様の
猫が沢山住みついて娘が
「銭湯が好きな猫なんかなー?
お風呂好きの猫?」
と猫達が気になって
毎晩見に行くようになり、
娘になんて名前かなぁと聞かれて
お風呂屋、玉の湯が好きな猫やし
「玉出さんかな〜」と適当に名前を言ったところ
「玉出さーん」と娘が言うように
なってしました。
ずっと陶芸の職人仕事をしていたので
猫のイラストを描いた湯呑を作ったりブローチを作ったりして玉出さん
グッズを何となく作り始め、有り難い事にどれも売り切れ
名前、、、玉ちゃんの方が可愛かったかなぁと変更しようと何度も
「玉ちゃん」
と言い換えて貰うように子供に言ってみても、
お母さん今回の
「玉出さん」可愛いく描かけてるなぁ、
お母さん私も「玉出さん」
描いてみたーと真似して描いてみてくれたり、全く変更がきかなくなり、
謎の銭湯猫が誕生、玉出さんが
そのまま玉の湯のグッズキャラになってます。

先日関東から来られたお客様が、玄関に飾ってあった子供の書き初めに
書いてあった名前を見て、
初めて同じ苗字の人を見た!と驚かれてたので、
「北陸出身の方ですか?」とたずねたところ、正解でした◎

書き初め 初湯

マグネットを販売して
「玉出さんマグネット下さい」と
色々な方が買いに来てくださる度に
数年前の自分のネーミングセンスに
絶望しながらも、すっかり愛着が湧いてしまっているのも事実
そんな北陸出身設定の猫の玉出さん、
忍耐強く銭湯玉の湯キャラでこれからもがんばって働いて貰いたいと思います。

お陰様でマグネット猫の玉出さん
早々と売り切れてしまいました。
本当にありがとうございます。
年内を目処にまたコツコツと制作出来ればと思っています。

ここまでつたない私の文章にお付き合い頂きありがとうございました。

女将









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