骨折から子宮がんが発覚するまで①~骨折判明から大学病院への紹介~

2024年2月20日、子宮がんであることがわかりました。現時点では検査待ちの状態で、病状の詳細や今後の治療方法は不明ですが、これまでの経緯や自分の経験を書き留めておこうと思います。
ん~既に細かいことは忘れているので思い出したら追記するかも。人間ってすぐに忘れちゃうなぁ…。

2023年12月中旬(振り返るとこのころから股関節に違和感あり)

週3くらいの頻度でテニススクールに通う。12月17日から24日まで沖縄に行くことが決まっていたので、テニススクールの12月分の消化を急ぐためにペースを上げて通っていた。この頃、テニス中に左足の違和感を感じており、全力では走らず、取れる範囲も狭めながら練習していた。コーチの球出しボールを2列に並んで打つ時に、左足の膝や太ももの裏にしびれるような痛みが時々あり、私が左足を気にしているのを、一緒にレッスンを受けてくださっている方が気にかけてくれた覚えあり。

日常生活では、自転車に乗っている最中に左足の付け根がサドルに当たると痛いので、座る位置をずらしたり、そのことを旦那さんにぼやいたりしていた。左股関節の違和感についは、何年も前に走っていた時も、左ひざや左股関節が傷めた経験があったので、その時と同じか、左を痛めやすいのかな、くらいにしか感じていなかった。この時期は年末ということもあり、とにかく仕事が忙しかった。

2023年12月17日~24日:時々痛む+違和感

沖縄でリモートワーク体験へ(←旦那さんが知らないうちに応募して当選していた)。Peachの飛行機に乗り遅れるという失態もありつつも無事に沖縄→石垣島→19日からは西表島へ。西表島にいる最中も左股関節に違和感や痛みは感じていた。トレッキング中の帰りに雨で少し滑った際に足に痛みが走るが、我慢できる痛みだったので何事もないように歩く。痛みは一瞬と少しの間だけだった。それよりも、その後の車内でヒルが自分にもついているのではないかという恐怖の方が勝り、足の痛みは忘れる。毎晩、夜になると股関節が少し痛むので何かおかしいかな、テニスのやりすぎかな?などと考える。

2023年12月29日:テニス中に痛みが走る

テニスの大会で女子ダブルスに参加。テニスをすると足や股関節が痛んでくるので、守備範囲はいつもより狭く、前衛にいるときのポーチもほとんど出れなかったと思う。最後の試合中、相手のスマッシュをとろうとしてスタンスをそれまでよりも広げた際に、立っていられないくらいの痛みが走る。痛みは一瞬だったので、ポイントを取られて「うわ~ごめーん」とか言っている間に立ち上がって残りのプレーを続行。その後、決勝などの試合を観戦。観戦中にも股関節は違和感はあり、冷えたなぁ。でもこの時は普通に歩けていたし、骨折しているとは思っていなかった。

2023年12月30日:左足が痛い

朝、左足が痛くて普通に起き上がれなかった。歩く時も左足を引きづって歩く。旦那さんもびっくりしていた。前日のテニスの痛みを思い出し、年始に病院に行こうと思う。もしかしたら病院もやっていたのかもしれないが、正直、12月中納期の仕事と帰省したかったので優先順位は低かった。

12月31日~1月4日:年末年始でゆっくり

旦那さんの実家と自分の実家に帰省する。家族との会話でも「今、足が痛いんですよね~年始に病院に行きます」という話をする。痛いけど普通に歩けてはいた。ただ、車で座っていると左股関節が痛んでくるので、痛くならないような姿勢を探して座っていた覚えがある。足は痛むけど引きずってはおらず、あまり周りの人にはわからないように歩けていたと思う。

2024年1月5日

仕事始め。

1月6日

テニススクールに行く。何をしたか覚えてないけど多分ボールだしで自分のやりたい練習した気がする。足が痛い旨をコーチにお伝えし、無理のない範囲で動く。コーチも足が痛くい経験があり、車の乗り降りの際に足先に何かが少し触れただけでも激痛が走って痛かったという話で盛り上がる。私の痛みとは少し違うなと感じたが、痛くても動かないといけないコーチの仕事は大変だなと思った。

1月8日:整形外科へ行きたい

足の病院に行きたいがどこに行けばよいか迷っていたので、取引先の女将さんにメールで事情を説明して聞いてみる。その時のメールに以下のメッセージあり。

12月に入ってから、股関節がくなり、すぐに治るかなと思っていたら、年末のテニスの試合に出て悪化しまして
日常生活に支障が出てしまうのでさすがに病院に行こうかなと思いまして。。

ということで、既にこのころそれなりに足を気にしながら生活していた模様。う~ん、覚えていない。。

女将さんからはすぐに返信をいただき、私が少し調べていたクリニックとも同じだったこともあり、安心してそのクリニックに行くことに決める。

夜は以前から決まっていた予定で取引先の方と飲みに行く。これまでずっとやり取りさせていただいていた方が正社員ではなくなるとのことで、デザイナーさんに飲み会をセッティングしていただき、久しぶりに日本酒をいただく。(年末年始はあまり飲まなかったけど、料理もおいしそうだったので飲みたくなっちゃいました)
左股関節は違和感があり、時々痛む。飲み会の帰りにタクシーをひろうために歩いていると足が痛くなってきた。よく酔い覚ましもかねて四条通から歩いて次のバス停でバスに乗るということをしていたが、この日はそれができないくらい足が痛んできたのでタクシーですぐに家に帰る。

1月9日:整形外科を受診

朝一でクリニックに電話し、午後なら予約が取れるとのことで仕事を半休にして午後にクリニックへ行く。まだ普通に歩けた吐いたのでバイク(スクーター)で行く。診察とレントゲンを受け、骨にヒビが入っている可能性があるといわれ、一週間後の16日にMRIの予約を入れる。骨折はしたことがないので、「ヒビくらいなら大したことなくてすぐに治るんじゃないか」と甘く見ていた。

1月12日

足が痛むけれども旦那さんに誘われてテニススクールに行く。この週は年明けで仕事が本格稼働し、打合せも多かったので、気分転換にテニスをしたくなる。「足が痛いのであまり動けないです」とコーチに説明した上でレッスンを受ける。痛くて練習の初めのアップのランニングは不参加。レッスン中は前や右前には走れるけど、左後ろや左前への一歩目の足が出ない。左足で蹴れないことに気が付く。「あれ?前より動けないぞ…?」確かレッスンの後半で半面シングルスをしたけれども、取れなくて諦める球がかなりあった。ロブを上げられると全く追うことができなかった。

1月13日

テニススクールに行く。股関節のことを考えるとあまり行く気はしなかったが、毎週土曜日の夜はテニススクールに行くようにしているのでその流れもあり、前日のテニスであまり動けなくて悲しかったけど、土曜日は人数が少なくてボール出しの練習が多いので、ボレーやドロップの練習ならできるかもしれないと思い、また、年末のテニスで負けたのも悔しくて練習したいのもあり、行く方に心が動いた。

ボール出しの練習だったが、明らかに前日よりも動けない。痛い。右足を1歩出すだけでも左足が痛い。左側には一歩も足を出せないので、ひたすらフォアハンドのボレーとドロップの練習をする。コーチの動き見ているとドロップ打つ時も足で調整しないとボールの繊細なコントロールができないのではないかということに気が付き、その動きが今はできない自分という事実にへこむ。また、やればやるほど足が痛くなっていくのでだんだん余裕がなくなっていった。この日、私は一回も笑っていなかったらしい。

1月16日

昼からクリニックへ。この日もバイクで行き、MRI検査を受ける。診察室からMRIのある場所までなかなかの距離があり、しんどいな~と思いながら移動する。MRIの時におそらく姿勢が動かないようにするために乗せる重しが骨盤の痛みに響いて辛かった記憶あり。MRI室の天井に緑の木々が描かれているのは和んだ。

MRIの結果を踏まえた診察を受けると、左の恥骨にヒビが入っているが、その骨の中に影がありそう。この後時間があるならCTも受けてほしい、といった旨の説明を受ける。「はい、大丈夫です」と伝え、CTを受けに行く。先ほどのMRIと同じような場所にあるので、同じようにしんどいなと思いながらそれなりに待ちながらCTを取りに行って戻ってくる。この日は痛みが結構あり、椅子に座るのも立ち上がるのも一苦労した記憶あり。

しかし、とにかく待ち時間が長かった。。CT撮った後に解析しないといけないとか色々あるんだろうけど、17:30に歯医者を予約していたが間に合わないのでキャンセルすることになった。スマホの電源がいつ落ちるかわからない中、なんとか歯医者さんに電話はできてそのあとすぐにスマホの電源が切れてしまった。その後は待ち時間できることがなくなってしまったのでひたすら壁に貼ってある案内やポスターを見ていた。

MRIとCTの結果の診察、先生から次のような旨を伺った。「やはり骨の中に影がある。でも現時点では重く受け止めないで。もしかしたら単に水ぶくれみたいなものがあるだけかもしれないし、これはさらに別の検査をしないとわからない。検査は例えば血液検査だったり、PETってわかるかな。そういったものを受けることになると思う。ただ、ここではこれ以上の検査ができないから大学病院の骨の内部の専門の先生を紹介します。足は痛むよね…?松葉杖を貸せるから松葉杖の手続きもしようか。」
私 「あ、今日バイクで来ていて、持って帰れません。」
先生「…。え、でも痛いんだよね?」
私 「え、あ、はい、まぁ…」
先生「松葉杖があったほうが良い。特に、次の病院の予約までに時間が空く場合は、後日いつ来てくれても松葉杖を貸せるようにしておくから、左脚にあまり負担をかけないように。」

といった感じのやり取りを終え、その日は紹介状をもらうために、さらに待つことに。。終わったのは19時頃。先生が帰宅する時間と一緒だった。

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