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絡まっていたあやとりがほどけた

こんにちは、アンテナライターのたんです。先日、少し思うところがあったので筆をとりました。noteは自由自治区である。0から10まで自己責任をスローガンに一筆。就職活動で行った自己分析でも見えなかった、私の苦手なことについて。

さて、突然ですが私は怒られるのが苦手です。自分のダメなところを指摘されると「私ってやっぱり不出来な人間……」とすぐに凹む。凹んでも誰かに相談する(外部に発散する)ことをほとんどしないので中に溜め込む。で、ストレスになって夜眠れなかったりする。このネガティブ思考の原因は昔やっていたアルバイト。毎日できないところを叱責されて、10割やって8割失敗する自分が情けなくて辞めた(今思い返すと、私はあの分野において要領が悪すぎた。不器用とも言う)。

……ちょっと待って。果たしてそれは「怒られて」いた? そう思い始めたのはこの数ヶ月。社員さんに言われた言葉、あれは怒っていたのか? そりゃ、「早くしろ」だの「使い方ぐらい覚えとけ」だの散々言われたけれど、それってただの指摘じゃない? 怒りの感情なくない?

以上から導き出された結論。あれは別に怒っていたわけではなく、ただの指摘。私の至らぬところを教えてくれていたに過ぎなかった。まぁ、多少、いやかなり語尾は荒かったけども。そんなわけで、別に私はビクビクする必要はなかったわけである。それでも怯んだ原因はただ一つ、指摘の仕方が荒すぎた。業界人怖い。それを差し引けば、何ら怯えることのない「仕事へのアドバイス」だったわけだ。冒頭で述べた自論がコロンとひっくり返った。「怒られるのが苦手」論自体が間違っていたわけだ。黒マッキーで塗りつぶしてもいい。

しかし勘違いだとわかったところで、「自分はダメなやつ」認定してしまう→夜眠れない、この流れは解消されなかった。つまり「怒られるのが苦手」というネガティブ思考の根本がそもそも違っていたことになる。周囲からストレスを受けると、心がしんどくなる原因はまた別にあった。これも最近、というか今日気付いた。

件のアルバイト、やったことがない仕事ばかりなのに練習という練習ができなかったので、実地経験を踏むしかない。その癖、現場で足を引っ張りまくって自分の無能さがトラウマになっとるんですわこれが。「したことのないことをぶっつけ本番でする」行為がものすごく苦手なんですね。やったところでまた他人に迷惑かけちゃうのでは、と想像するだけで怖くて身体がすくむ……。夜眠れない原因これだった。結局バイトやんけ。なんて、笑い飛ばせるレベルではない、あまりに根深い。

目下の悩みはこの苦手な行為をどう乗り切るか。皆目見当がつかない。どうしようかと考えれば考えるほどストレスになってしまうので、本当に困った悩みのタネだ。これ以上深い話はここでゴネても内省的なものになりそうなので、ここら辺で。絡まったあやとりがきちんと解けたらnoteに書きます。それではまた。

ライター:丹 七海

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