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Eat, Play, Sleep inc.設立のお知らせ

ANTENNA編集長の堤大樹と副編集長の岡安いつ美を共同代表取締役とし、文化をテーマとした企画・制作・編集の事業を行うEat, Play, Sleep inc.を設立します。

小さな頃から「将来の夢」とは無縁で、学校で記入を求められるたびに内容が変わっていた。小学生の時にはやったこともないのにサッカー選手と書いていたし、中学生ではブラックジャックに憧れて医師と書いた。高校生になるころにはなんとなく自分の天井も見えてきた気がして、実態も知らずに公務員。公務員にもいろいろあるのにね。その後、遊んだだけの大学生活を終え、意志なき就職をし、流れ流れて自分の会社を立ち上げるのだから人生はわからない。

でも「役職」や「肩書」にはなにも意味はなくて、それは自分を語る言葉にはならない。それは幼い頃にはわからなかったことで、気がつくきっかけを与えてくれたのはDIYで突き進むインディペンデントな先人たちだった。自分たちも当たり前にそうありたくて、理念らしきものは「文化を創り、育む実践者であること」にしたいと思ってる。

結局のところ、やりたいことややれること、自分のことなんてたくさんのDoを重ねないと見えてこない。そしてそれは既存の仕組みや制度にやらせてもらうんじゃなくて、自分たちでつくりあげないといけない。大きな主語に飲み込まれ、「私」を失いがちな今だからこそ、そんな実践者であり続けることが大切なんじゃないかと感じている。

「Eat, Play, Sleep」は日本語にすれば「クウネルアソブ」。生きるためのどシンプルな3点セット。どれもなんとなく生活してたらこなせちゃうわけだけど、自分自身今一度そのハンドルを握り直したくてこんな会社名にした。食うも寝るも遊ぶも日常のとても小さなアクションかもしれない。だけど、能動性を持って「どのように行うのか」が文化を生み出すし、育むための肝なんじゃないか。「誰かのために仕事をする」のは素晴らしい。でもそれ以上に自分(あなた)がどんな社会や文化の中で生きていたいかをまずは考えたい。そういった機会をこの会社を通じてつくりたいと思う。

最後になるけど、まずはここに来るまでANTENNAの活動を一緒に楽しんでくれているメンバー全員に感謝を伝えたい。彼らや彼女たちの活動なくして会社の設立はあり得なかった。本当にありがとう。彼らとは死ぬまで遊びたいし、遊べる場所をつくるつもり。

またロゴをつくってくれた小林誠太くん、写真の撮影を引き受けてくれた桑原雷太さんには特別なタイミングで関わっていただいただけでなく、最高のクリエイティブで応えていただき賛辞を送らなければならない。

そしていつも快く取材を引き受けていただいている方々、期待してお仕事を依頼してくれている方々、制作のパートナーになってくれている方々、あとは今は離れてしまったかつてのANTENNAメンバーにもとても感謝をしています。一人ひとりとの関わりなくして、この選択にはたどり着けなかったと思うので。

どうか今後この新しい旅路を、時には眺め、時には一緒に楽しんでいただければ幸いです。では今日も良い一日を。

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ANTENNA 編集長:堤 大樹

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