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アンテナ初の「編集 / トランスレーター」橋本嘉子です

はじめまして。9月から 「編集 / トランスレーター」 として加入しました、新メンバーの橋本嘉子です。普段は外資系出版社に勤務しています。実はひと月前まで「アンテナ」の存在を知りませんでしたし、本当は今もまだよくわかっていません。そんな状況ですが、存在を知ったタイミングでメンバー募集をしていたことや、こうして加入できたことに縁を感じ、留学経験と現職で鍛えた英語力を強みとして飛び込んでみようと思っています!

突然ですが、皆さんは部屋の模様替えをしたい衝動に駆られた事はありませんか?自称ミニマリストの私は模様替えをしても代わり映えがする程の私物を持っていないため、引っ越したい衝動に駆られる事があります。

3年前にそのピークがやってきました。職場のある大阪一択で物件を探し始めましたが、よくよく考えてみたら京都や神戸も通勤圏内である事に気がつきました。海に近い神奈川県で育ったため、港町神戸はとても魅力的だったのですが、仕事で行く機会が多くプライベートと距離を置きたかったこと、そして何よりどこへ行くのも自転車派なので坂が多いと困るな〜、と思い京都へ引っ越しました。

引っ越してみて、まず驚いたのは周りの反応でした。「遊びに行きたい!」「羨ましい!」「私も住んでみたい!」などなど一様に好反応。大阪に住んでいた時はそんなこと言われなかったのに……住み慣れた大阪への想いから、複雑な心境で心から喜べない自分がいました。

あれから3年。京都で暮らし始めて3度目の秋を迎えました。

通勤時間は延びたし、夜遊びの数も減ったし、仕事が終わったら速攻で家に帰りたい。だけど以前より外出頻度が確実に増えているのです。自転車で行ける範囲内だけでも、行きたい場所、見たい物、したいこと、会いたい人達が未だに次々見つかり、時間が足りないのが悩ましい程。決して広くない京都の町ですごいことだと思いませんか?

例えば、居酒屋で読書会、美容室でカレー、ゲストハウスで写真現像のように、〇〇が目的で出かけた先で△△に出会う確率がとにかく高い! この法則が成り立つ故に、興味が尽きない町なんですよね。

その一方で、道に迷った外国人旅行者に度々聞かれる行き先の定番は、有名ラーメン店、外資系コーヒーショップ、アイリッシュパブ、イタリアンレストランなど「京都に来てそこ?」と言いたくなるようなお店ばかり。海外旅行先で私たちが「日本食レストランどこですか?」と聞いているの同じですよね。飲食店を例に挙げましたが、彼らや前述の私の友人達にも、神社仏閣だけではない一歩踏み込んだこの町の魅力を伝えたいのです。

とはいえ、それを伝えるのは容易ではないはず。前置きが長くなってしまいましたが、情報を伝えるツールである英語と、海外に暮らし外から日本を見た経験を自分の武器として、アンテナを通じて世界中から京都へ人々が集まるような実例を生むことが私の初心目標であります!関西から全国へ、海を渡り海外までへと繋がるようにこれから活動していきたいと思っています。

編集 / トランスレーター:橋本嘉子

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